“ポイ活”する主婦「1年間で38万ポイントを獲得」…ポイントを使った資産運用も実施 新Vポイント開始で『ポイント戦国時代』へ(2024年4月29日)

“ポイ活”する主婦「1年間で38万ポイントを獲得」…ポイントを使った資産運用も実施 新Vポイント開始で『ポイント戦国時代』へ(2024年4月29日)

買い物をした時にたまることがある「ポイント」。このポイントをめぐって今、各社がしのぎをけずっています。

 4月22日、三井住友カードが提供するVポイントとTSUTAYAなどで使えるTポイントが1つになり、日本最大級のポイントサービスがスタートしました。新たなVポイントのユーザー数は約8600万人。国内で750万店舗、世界で1億店舗で利用できます。

 (新Vポイントの運営会社 撫養宏紀取締役)「経済圏にしばられない新しいサービスとして世の中にご提案いたします」

 今回の統合について専門家は…。

 (ポイ探 菊地崇仁代表取締役)「業種が違うところがくっついてどういう形でほかの共通ポイントと戦っていくか、これが見ものかなと。この統合をきっかけにほかの業界、ほかのポイントビジネスがいろんな動きをしてくる、というきっかけになるくらい大きいですね。ポイントビッグバンに近いと思います。かなり大きいと思います。(Qポイントビッグバンと言っていいですか?)言っていいんじゃないですかね。アマゾンとdポイントが提携したいきさつも、やはりTポイントとVポイントの統合あるから」

 ポイントをめぐって今、顧客の囲込み競争が激化しています。NTTドコモとネット通販大手のアマゾンジャパンも決済やポイント事業で連携。アマゾンで5000円以上の買い物をするとAmazonポイントに加えdポイントがたまるサービスを開始しました。

 また、楽天グループも複数ある決済アプリを統合し、金融サービスを強化すると発表しています。

 各社が“ポイ活”をめぐる新たな取り組みを始めるなど、今はまさに“ポイント戦国時代”。街の人の“ポイ活事情”を聞いてみました。

 「(Qためているポイントは?)Sポイント(阪急阪神グループのポイント)。子ども服とか子どもの帽子とかも、こないだポイントで買ったりしたので。うまいことやってます」

 「dポイントだけ。一番何か簡単で使いやすくて、コンビニで買い物するときに。それを少し溜まったらどんどん使っていく」

 「楽天カードをメインで使っているので、それでたまっています。(Q最高でどれぐらいたまった?)2~3万円ぐらいで、全然ですね。普通に使っていたら。決済で使っていくだけでたまっていくので。楽天ポイントで宿とかもとれたので、一泊分ういたって感じでよかったですね」

 さらに、すっかり“ポイ活”にハマってしまったという主婦の谷口久美子さんにもお話を伺いました。

 (谷口久美子さん)「(Q“ポイ活”にだいぶのめり込んでいる?)のめり込んでいますね。(Q毎月どれぐらい得をしている?)去年なんですけど、5大ポイントで、もらったポイント数を計算してみたら、(年間で)38万ポイント獲得していました」

 ほかにもポイントを“ためる”だけではなく、ポイントを“使い”資産運用も行っているようです。

 (谷口久美子さん)「PayPayポイント運用はほったらかしていてもプラスになっている。6万5350ポイントが9万7606ポイントに。1.5倍になりました」

 原資がポイントの分、気軽にできるのが魅力だそうです。

 (谷口久美子さん)「だんだんハマっていくにつれて、ポイントをためて、資産を形成して、“ポイントセレブ”になって、みたいな、あくなき追及が始まっています」

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