[かぶ] Chromebookの一番の魅力は安さでも速さでもありません。6年使い続けて感じてきた魅力について語ります。

[かぶ] Chromebookの一番の魅力は安さでも速さでもありません。6年使い続けて感じてきた魅力について語ります。

2020年から2021年にかけて、日本国内でもChromebookが少しずつ話題になってきました。と同時に、「そもそもChromebookって何?」といった話が、PCに詳しいユーザーから一般の方まで幅広く言われるようになりました。

「Chromebookは低スペックでもサクサク動くのが魅力の低価格PC」
「Androidアプリが動くから、あれはPCじゃなくてスマホにキーボードが付いただけのもの」
「ネットに繋がらないと何も出来ないし、アプリもあまり入れられないから、仕事では使えない」

反応を眺めてみると、確かに尤もらしい説明がされてはいますが、それがChromebookの本質なのでしょうか?ただの廉価な機能が限られたおもちゃみたいなものなのでしょうか?

私は6年近く、他OSのPCと併用しながら、今までChromebookを20台以上使ってきました。その中でずっと感じている一つのイメージ(概念)があります。

それが

「端末本体は仮の箱のようなもの。あくまでネット上にある、自分のアカウントに紐付けされたデータやアプリ、環境にアクセスするためのコントローラーのようなもの。」

ということです。

だから「ノートPCの形をしているけど、従来のPCやスマホとは全く別物として使ったほうが、戸惑いもないし、楽しめると思うよ」

と言い続けてきました。

今回の話は具体的でも明確でもありません。ただ、長年使い続けてきて感じている、そんなイメージ、概念的なものを、20分以上、語りたいと思います。

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今回の動画の内容について、ブログでも文章にしています。

[かぶ] Chromebookは「別の場所にある何か」を動かすことに特化させたツールです。

[かぶ] Chromebookは「別の場所にある何か」を動かすことに特化させたツールです。

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動画中で触れた、GoogleがスポンサードしたChromebookの動画(雑誌Pen magazineの動画)

【Supported by Google】新しい自分、はじめよう。VOL.2「石山アンジュが語る。“シェア”を通して、世界を心地よくつなげていく。」

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今回の話に興味を持たれた方は、2018年に出した電子書籍も合わせてお読み頂けると嬉しいです。

「アカウントを持って街へ出よう Chromebookとの365日」(Kindle版)
https://amzn.to/3weJvEE

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今回の内容

00:00 はじめに。
00:13 Chromebookって何?何が出来るの?
00:55 「ChromebookはPCではない」という評価。
01:44 従来のPCのイメージで使うと戸惑うかも。
03:20 一般的なChromebookとPCのイメージ。アプリへの依存度の違い。
05:14 あなたのPCの「本体」はどこにありますか?
06:01 Chromebookの「本体」はネット上にあります。
08:08 Chromebookは「別の場所にある何か」を動かすことに特化させたツール。
08:41 Chromebookの魅力は他人と「気軽にシェアが出来る」こと。
12:37 「特定の一台の端末に依存しない」端末内に本体がないことの強み。
14:53 自分のアカウントがあれば、いつでもどこでもどの端末でも続きが出来る。
16:45 まとめ。
17:40 Androidアプリが使えるのが魅力、って今回の話と矛盾してない?
19:13 いきなりChromebookへ完全移行するのはオススメしません。
19:58 Chromebookに魅力を感じる人、感じられない(オススメできない)人。