【わかりやすい】量子コンピュータ解説 実用化はいつ?どんな分野に応用できる?(キーワードで振り返る1週間)

【わかりやすい】量子コンピュータ解説 実用化はいつ?どんな分野に応用できる?(キーワードで振り返る1週間)

今週のキーワードは「量子コンピュータ」です。7月27日に東京大学と日本IBMが国内で初めてとなる商用量子コンピュータの稼働を始めました。東京大学が占有権を持ち、同大が中心となってトヨタなど大手企業12社からなる「量子イノベーションイニシアティブ協議会」が利用主体となります。量子コンピューターの機能を検証すると同時に、既存のコンピューターとは異なる専門知識や使いこなし方のノウハウを蓄積します。協議会には日立製作所、東芝、ソニーグループなども名を連ね、慶応義塾大学も参画しています。
将来は様々な応用に期待が集まっており、素材や新薬の開発、交通渋滞の解消、二酸化炭素を回収する技術、災害時の最適な避難ルート、金融市場のリスク評価、人工光合成、食糧増産などに注目が集まっています。本格的な実用化はいつごろになりそうなのか。日経の量子エディターが基礎からわかりやすく解説します。

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「朝刊1面を読もう。Morning Briefing」の週末版は、7月24日から30日の1週間のニュースを、キーワードをもとに振り返ります。解説は日本経済新聞社のAI・量子エディターの生川暁、担当は加藤貴行、渡部加奈子です。

●生川暁(おいかわ・あきら)入社以来、主に科学技術報道に従事。米国留学を経て2020年からAIや量子技術を担当する専門エディターに。趣味は読書、散歩。

●加藤貴行(かとう・たかゆき)ビジネス報道の経験が長く、名古屋、金沢、ドイツ・フランクフルトの支局でも駐在。趣味はサッカー観戦、城・城下町めぐり、地酒・クラフトビール。

●渡部加奈子(わたべ・かなこ)保育・女性活躍の取材を経て、日経電子版のコンテンツマーケティングを担当。趣味はクライミング、犬の世話、暗渠散歩。

0:00 イントロ
0:22 量子コンピュータって何?スパコンと何が違う?
2:08 量子コンピュータが速く計算できる仕組み
3:23 日本で商用機が稼働する意義
4:41 素材開発のシミュレーションに応用
5:29 量子コンピューターが得意なシミュレーションとは
6:33 脱炭素にも応用可能?
7:35 金融派生商品の価格予測も
8:40 渋滞回避に最適なルート検索
9:23 インターネットの「暗号」が解読されるリスクは?
10:40 仮想通貨の価値が下がる?
11:26 実用化へ課題となる「エラー訂正」

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