証券口座乗っ取りを防げ 多要素認証は絶対設定 日経編集長が解説 マッスルマネー学園【日経マネーのまなび】

証券口座乗っ取りを防げ 多要素認証は絶対設定 日経編集長が解説 マッスルマネー学園【日経マネーのまなび】

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家計に役立つお得な情報を学べる「マッスルマネー学園」。今回は「証券口座乗っ取りを防げ」の前半です。証券口座が犯罪者に乗っ取られ、株式を不正に売買される被害が急増しています。

金融庁によりますと、口座乗っ取りによる不正売買の金額は1月から4月に3000億円を超えました。利用者が気づかないうちに情報が盗み取られる手口のため、誰でも被害にあう可能性はあります。学園長の露口一郎(日本経済新聞社 マネーのまなび面編集長)と一緒に対策を学びましょう。

口座乗っ取りの被害は大手証券10社にとどまらず、中堅証券にも拡大しています。原因は、ログイン時に必要なIDやパスワードのほか、売買に必要な取引パスワードが盗まれてしまうことにあります。

手口は主に二つで、一つは偽のサイトでIDやパスワードを入力させて情報を盗むフィッシング詐欺、もう一つはコンピューターのウイルス感染です。

被害にあわないためには、まずは多要素認証を設定することです。多要素認証とは、口座にログインする際に、ワンタイムパスワードや指紋など複数の認証要素を使って本人確認をすることです。証券取引はスピード勝負の面もありますが、安全を優先して絶対設定しましょう。動画では他の防御方法も解説しています。

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