- 1. セブンイレブン社長交代へ新体制で24時間問題に対応
- 2. 店舗オーナー43人と意見交換会ローソン社長すべてを見直す覚悟
- 3. ふるさと納税をめぐり総務省と対立
- 4. トヨタ ハイブリッド技術2万4000件の特許を無償提供
- 5. 白熱ランキング:知られざる庭園の魅力
- 6. 地銀・バス会社の再編後押し
- 7. 中国相次ぎ知日派起用
- 8. ファーストリテイリング初任給2割上げ
- 9. 展示会に特設コーナー企業がVチューバーを続々活用
- 10. ビットコインが急騰いったい何があった
- 11. マーケット情報
- 12. 野党とも直接協議
- 13. トルコ与党 異議申し立て
- 14. 新エアコン「無風感冷房」
- 15. サラダバーに伝統野菜
- 16. トレたま:お尻浮かせて腰痛撃退
- 17. 郷土愛の制度化は不可能ふるさと納税廃止も検討
セブンイレブン社長交代へ
新体制で24時間問題に対応
セブン-イレブン・ジャパンは古屋社長が代表権のない会長に。
永松副社長が社長に昇格する人事を固め、4日の取締役会で決定する見込み。
人手不足でFC加盟店から24時間営業の見直しを求める声
2月には大阪でFC加盟店オーナーが営業時間を短縮し、本部と加盟店が対立
人事畑の長い永松氏をトップに据え、24時間問題などに取り組む
店舗オーナー43人と意見交換会
ローソン社長すべてを見直す覚悟
那覇市で行われたローソン意見交換会には、全国のFC加盟店オーナーなど43人が参加
オーナーからは夜勤スタッフが集まらないと営業が続けられなくなると危機感や改善の求める声があり、
竹増社長は前向きに対応する考えを示し、セルフレジを全店に導入するなど人手不足への対応を進めると強調。
「客・街・社会が24時間でなくていい」となれば、すべてを見直す覚悟と竹増社長。
ふるさと納税をめぐり総務省と対立
泉佐野市は返礼品でギフト券復活
泉佐野市は2~3月にかけて100億円還元キャンペーンを実施。
返礼品に加えてアマゾンのギフト券がもらえるということで申し込みが殺到
3月末に終了したが、2日突如復活。
総務省幹部は論外でありコメントする気にもなれないと最後に稼ぎまくるつもりなのではないかと。
ふるさと納税は6月以降、返礼割合は3割以下の地場産品に限定。
総務省は18年11月以降の寄付の集め方が適正だったかも考慮するとしている。
これまで
17年:返礼割合は3割以下に
18年:返礼品は地場産品に限る
と自治体に通知してきたが、法的拘束力はなかったため、通知に従わない自治体も。
ふるさと納税担当者は
「5月31日までは前のルールのまま。
後出しじゃんけんで、いろいろな通知で規制をしてきた。
総務省がブレーキをかけることに疑問を持っている。
総務省の圧力脅しに聞かなくてはいけなくなった自治体のためにも、自分たちが総務省に訴えていくことが必要」
泉佐野市の17年度のふるさと納税寄付額は約135億円
厳格に基準を守った場合は寄付額は1~3割程度まで減少すると予測。
泉佐野市は財政破綻寸前までいった過去があるから。
12年にふるさと納税に力をいれることを宣言
17年に受け入れ額が全国トップに。
公共サービスを充実させてきた。
正直者が損をする。
ふるさと納税への不満感
三重県志摩市では15年6月~返礼品として真珠を扱っていた。
人気を集め真珠製品が返礼品の8割に。
商品を提供していた組合はふるさと納税に助けてもらって、組合運営もスムーズにできたという。
17年に総務省から真珠は資産性の高い宝飾品で返礼品から外すよう通知。
法的拘束力はなかったが、11月末に返礼品から真珠を除外。
その結果寄付額は
16年度7億7672万円
17年度3億6185万円
と半分以下になった。
他の件が良くて伊勢志摩だけなぜだめなのかと不満感を募らせる。
ふるさと納税を研究する神戸大学 保田准教授
総務省は良識のある対応を期待していて、
性善説で行ったが性善説ではいけなかった。なぜなら競争だから
通知の中身を具体的にしていくとか、もう少し早く手を打てたかもしれない。
トヨタ ハイブリッド技術
2万4000件の特許を無償提供
トヨタはハイブリッド車の開発で培った独自技術の無償提供を発表。
1997年世界初の量産型ハイブリッド車「プリウス」を発表
世界での累計販売台数は1300万台を超える。
国内だけでなく世界で環境規制が厳しくなっている。
特許開放でハイブリッド車の普及を図る狙い。
15年に燃料電池の特許を無償提供したが、十数件の契約にとどまっている。
中国ではハイブリッド車を飛び越え電気自動車が存在感を高める。
急速に進むEVへの転換
ハイブリッド車を緩衝材に
入山さん
もっと早くやってもよかったのでは。
ガソリン車からEVへは流れが来るのは間違いない。
トヨタとしてはいきなり来ると困ることが2つ。
①EVの技術が遅れている。
②部品点数が減るEVではサプライヤーへの打撃が大きい。
なのでハイブリッド車を普及させて、そのあとにEVに行きたい。
できるだけハイブリッド時代を長くしたいのが本音では。
白熱ランキング:知られざる庭園の魅力
最近ではプラスアルファの楽しみ方ができるのがトレンド。
全国の庭園人気ランキング ぐるたび調べ 3月29日時点
10位 | 相楽円 | 兵庫・神戸市 |
9位 | 恵林寺庭園 | 山梨・甲州市 |
8位 | 臥龍山荘庭園 | 愛媛・大洲市 |
7位 | 北川村「モネの庭」マルモッタン | 高知・北川村 |
6位 | 水前寺成趣園 | 熊本市 |
5位 | 岡山後楽園 | 岡山市 |
4位 | 栗林公園 | 香川・高松市 |
3位 | 仙厳園 | 鹿児島市 |
2位 | 兼六園 | 石川・金沢市 |
1位 | ロックハート城ウィリアムズガーデン | 群馬・高山村 |
注目
7位:31種3万本のチューリップ。モネが描いたサッセンハイムのチューリップ畑を再現。フランスのモネの庭と提携している。
モネの庭の作り方を本家から学んで管理しているのが川上さん。その川上さんが年に3~4回ガーデニング教室を開催。
5位:東京ドーム3個分。4月26日~5月6日は春の幻想庭園が開催。来園者の約2割が外国人。
1位:1829年に英国で建てられた城を移築。GWの時期は緑の園に。
大量のドレスがあり、550着の中から選び、写真を撮る。来園者の2割がドレスを着るという。
インスタ映え効果で来園者が約5年で5割増。
地銀・バス会社の再編後押し
政府は今日開いた未来投資会議で、地方銀行や乗り合いバスの運営会社の再編を後押しするため独占禁止法の特例ルールの骨格をまとめた。
シェアが高くなっても特例的に統合を認めるように検討すると安倍総理
独禁法の特例ルールでは地域シェアが高くなっても地銀の統合を認める方向。
複数の事業者によるバスの共同運行をしやすくする一方、都市部での利益を郊外路線の維持に充てる必要性を指摘。
特例措置は一定期間後に見直し。
中国相次ぎ知日派起用
中国は駐日大使を9年余り務めた程氏を交代し、孔外務次官の方針が明らかに
孔氏は中国外務省で日本の専門家と知られている。
日本での勤務経験も10年以上あり駐日公使も務めていた。
相次いで知日派を起用することで対日関係を重視する姿勢の狙い。
ファーストリテイリング初任給2割上げ
来年の初任給は25万5000円(4万5000円アップ)
将来経営者になる人材を確保したいとしている。
激しさ増す人材獲得競争
実力ある若者に高級を
入山さん
日米のIT人材の平均年収(単位:万円)
米国 | 1023 | 1238 | 1159 | 1041 |
日本 | 413 | 526 | 646 | 754 |
20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
出典:経産省資料
アメリカでは30代が一番もらう。
40、50代は逆に安い。
働き盛りで価値をだすひとが一番もらうのが当たり前。
展示会に特設コーナー
企業がVチューバーを続々活用
東京ビッグサイトで5日まで開催されているコンテンツ東京2019。
Youtubeで再生数を急激に伸ばしている「ゲーム部プロジェクト」
元自衛官や警備員がVチューバーの可能性を感じて起こしたベンチャー企業。
ゲーム部プロジェクトの橋本COO
サービス業やメーカーなどジャンル問わず興味をいただいている。
日本だけでなく中国のメーカーからも問い合わせある。
飽和してきているのではないかという問いに、キズナアイをサポートするActiv8の大坂社長は
売上とともに成長している事実がある。5GやVRとの親和性が高い領域なので今後ますます発展していくという。
ビットコインが急騰
いったい何があった
4月2日午後46万円前後のビットコインが1時間で56万円前後に急上昇
仮想通貨は、取引される量が限られるため、大きな資金が動いたり、少しでも取引材料があると、値動きが激しいという特徴。
ビットポイントジャパンの小田社長は「レアル建ての取引が全体の11%になった。通常は1%もない。」
レアルの通貨に不安を持った投資家がビットコインを買い進めた可能性を指摘。
嘘から出たまこと
滝田さん
米国証券取引所がビットコインETFを承認というエイプリルフールの記事が出たタイミングで、ある投資家が100億円規模で購入したことが重なり、機械的取引が反応して買いが買いを呼んだのが現状。
マイナス金利の債権が1000兆円規模あるので、今後もこういうことはよく起きると思う。
マーケット情報
米中貿易摩擦をめぐる閣僚級協議で最終合意が近づくとの一部報道が流れたことでリスクをとって株を買う動きを強めた
野党とも直接協議
英メイ首相はEU離脱をめぐり、事態を打開するためこれまで実現しなかった野党・労働党などと直接協議に踏み切る意向。
合意なき離脱を避けるために路線変更。野党に譲歩すれば政府・与党内から一層の反発の恐れがある。
トルコ与党 異議申し立て
トルコ与党の公正発展党はイスタンブール市長選で不正があったとして異議申し立て。
首都アンカラでも同様の申し立てをしている。
両都市長年にわたり、公正発展党が市長の座を維持してきたが、暫定の開票結果では野党候補が優勢となっていて、敗北が確定すれば大きな打撃になる。
新エアコン「無風感冷房」
東芝ライフスタイルは、冷房の風を感じない「無風感冷房」の機能を搭載した新製品を発表。
吹き出しにつけた小さな穴が風を分解するため体に直接当たらないのが特徴。
2016年に参加に入ったマイディアの技術を活用して生まれた商品。
サラダバーに伝統野菜
サラダバー場売りのファミリーレストラン、シズラーのアジア最大級の店舗が5日有楽町にオープン。
特徴はサラダバーで伝統野菜を提供。
トレたま:お尻浮かせて腰痛撃退
T.T.File-4984
座圧軽減装具なので、お尻の圧力が軽くなる。
パイプ部分を回して長さを調整して、パイプが座面を支えることで、腰の負担を減らす。
ジャケットを羽織れば隠せる。
座圧軽減装具 フワット
定価36000円 4月15日 クラウドファンディング開始予定
郷土愛の制度化は不可能
ふるさと納税廃止も検討
入山さん
郷土愛は制度化できない。人間は郷土愛や想いもあるが、同時に合理的なので損得でも動いてします。
損得は制度でコントロールはできるが、想いで制度を作っても損得で動く人がいるから、本来の目的が失われていく。
個人的にはふるさと納税はやめたほうが健全。