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WBS 2019/6/28(金)

G20サミットで急接近
米中首脳、席順の舞台裏

大阪の咲洲にありますG20サミットの会場からお伝えしていきます。
今日はこちらのプレスセンターで報道陣からどよめきが起こる場面というのがあったんです。

その時の映像なんですけれども記者たちが集まってる先にあるのはモニターです。
そのモニタには中国の習近平国家主席が映っていました。

その時の写真をご覧いただきましょう

習主席の隣には安倍総理、そしてその左にはアメリカのトランプ大統領ということで安倍総理を挟んでアメリカと中国の両首脳が並ぶという構図になった。

WBSではこうした外交の舞台に同席している人物に話を聞きました。

今日始まったG20サミット。
安倍総理大臣が出迎えたのはロシアのプーチン大統領や、ドイツのメルケル首相、世界各国のリーダーが大阪に集まった。
やはり最も注目が集まったのは貿易戦争で火花を散らすアメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席。
その二人が今回初めて会う集合写真の撮影では、習主席がトランプ大統領の元へ行き握手。
わずかな時間だったが声をかけあう様子が見られた。

「今回のG20サミットでは対立を際立たせるのではなく、互いの共通点を見出し、Win-Winで持続可能な世界を実現するサミットにしたい」
と安倍総理。

今日開かれた会合で安倍総理の両脇に座ったのは、トランプ大統領と習主席だ。
この席順を決めたのは議長国である日本。
二大大国の首脳を脇に据えたのは米中摩擦の仲介役を買って出るという意思表示なのだろうか。

その舞台裏を知る人物をWBSがサミットの会場で独占取材した。
安倍内閣の西村康稔官房副長官。
今回のサミットでは安倍総理の側近として常に傍らに控え、サミットの議論や日中・日米の首脳会談などに同席したキーパーソン。

Q:席順は意図があったんですか?
A:アメリカと中国が世界の第1第2の国で、日本が第3の国ですから、当然こういう経済の議論の時には3大大国が議論していくということで、安倍総理が各国を団結させていく、束ねていく、G20で一致したメッセージを出すという、良いメッセージにもなってるんじゃないかと思いますね。

Q: 安倍総理が仲介役、橋渡し役というの象徴している写真だと思いますが。
A:そうですね。

ある政府高官もこう証言する。
「予測不能のトランプ大統領をコントロールできるのは安倍総理だけというのが定着してきた」

G20サミットに先駆けアメリカ中国の首脳と相次いで会談した安倍総理。
明日の米中首脳会談についてはどんな話がなされたのか。

Q:それぞれの首脳会談の時に、米中の首脳会談、通商協議について、どのように進めていきたいというような話というのは出たんでしょうか?
A:安倍総理は建設的な形で問題が解決されることを期待すると、両首脳に伝えた。
 G20全体会合の中でも多くの国からこの貿易の緊張感の高まりに対する懸念が表明されてますので、両首脳がいたのでいろいろなことを感じ取っていると思う。日本としては良い形で問題解決されることを期待したい。

アメリカと中国は大阪市内で閣僚級の協議を開催。
明日の米中首脳会談ははいどんな結果になるのだろうか。

首脳の表情から読み解く
G20サミットの成否は

首脳達の夕食会の様子

今夜大阪の迎賓館で開かれました首脳達の夕食会の様子です。
トランプ大統領、その隣は安倍総理、その隣プーチン大統領です。
ここでも安倍総理はアメリカとロシアという大国のトップの真ん中に座っている。

滝田さん
席順を決められるというのは議長国の特権をフルに活かして決めた感じがしますね。

アメリカトランプ大統領とドイツのメルケル首相

こちらの写真は様々な国の首脳たちが会談した時の写真です。
アメリカトランプ大統領とドイツのメルケル首相。

中国・ロシア・ブラジル・インドそして南アフリカ

さらにこちら新興5カ国。中国・ロシア・ブラジル・インドそして南アフリカです。

プーチン大統領とトランプ大統領

さらにはこちらはプーチン大統領とトランプ大統領。

皆さん結構にこやかなんですよね。今回のG20サミットは和やかに進んでいる印象がある。

滝田さん
みんなけんか腰を避けていい人を演じてる、そういうサミットという印象があります。
やっぱり喧嘩をして金融市場や株式市場が混乱したら元も子もないからですよね。
明日の米中首脳会談なんですけども、この調子で行きますと決定的な対立・決裂というのはないだろうと見ていいと思う。

一つ思い出して頂きたいんです、1年前のカナダのトロントで行われたG7の首脳会議。
極めて険悪で、後味良くなかった。その辺のところを反面教師にしている感じが非常に強くします。

陸上100m頂上決戦。
もう一つの戦いに密着

陸上の100Mで日本人として初めて9秒台を出した桐生祥秀選手。
そしてそれを上回る9秒97で日本記録を更新したサニブラウン選手。
この2人が日本最速の男を決める頂上決戦で直接対決しました。
WBSではその戦いの裏側でしのぎを削るシューズメーカーの開発現場に密着。
もう一つの戦いを追いました。

福岡県にある競技場。その前には入場を待つ長い列が。
ここで陸上の日本選手権が開かれています。
注目は男子100m決勝。日本人史上初、9秒台の直接対決を一目見ようと多くの人が詰めかけました。
その会場の一角にスポーツ用品を手掛けるアシックスがブースを設けていました。

田﨑公也さん。シューズ職人です。
「100点満点のシューズに仕上げたということもありますし、桐生選手も試合向けて最大限調整している。」

7年前から桐生選手のシューズを手がけ、これまで100速以上を作ってきました。
その特徴は足にフィットし軽さと丈夫さを両立させたことです。
このシューズを開発しているのがアシックスの研究開発拠点です。
選手たちの競争の裏側で常にアップデートを続けています。
特殊な装置を前に話し合う田﨑さんの姿が。隣にはデータ分析を担当する石川さん。

実は桐生選手、ここを訪れて走行フォームを撮影しています。
18台の特殊なカメラで動きを捉えデータ化しました。

カメラで動きを捉えデータ化

これが桐生選手の走る姿。ここからさらに癖などを細かく分析。シューズ作りに生かします。
今回新たに浮かび上がってきて、注目したのが左右の足から地面への力の伝わり方の差です。
青い線が蹴り出した力の方向です。

左右の足から地面への力の伝わり方の差

左足はほぼ真っ直ぐですが、右足ではやや横に流れているのが分かります。
100mを走る歩数はトップ選手でおよそ45歩。
少し力が横に流れるだけで一歩ではわずかですが、レースでは大きな差になることもあるのです。

石川さん「小さなところを把握するというのは最終的な靴の形や素材、構造につながってきます。私のほうで動きを把握をして、それを靴に落とし込むうえでどうした方がいいかっていうところを田﨑さんとディスカッションして決めていく。」
田﨑さん「彼らの期待に応えてあげたいし、その先には選手がいる。選手の一生を背負うという気持ちで物を作っている」

トップ選手のシューズ開発は市販品にも行かされるといいます。
スポーツ用品店で人気が高いのはサニブラウン選手が履くナイキのシューズと、桐生選手モデルのアシックスのシューズ。
選手の競争はメーカー間の競争でもあるのです。
トップ選手が結果を出せればブランドイメージの向上にも繋がり大きな広告効果も見込めます。

今回の分析データをシューズに落とし込もうと田﨑さんが動き出しました。
目をつけたのはソールと呼ぶシューズの裏側の部分です。
一番外側についている突起は地面に引っかかることで蹴る力をサポートするためのものです。

「削りこんで蹴り出し方向と力を調整します」

いきなりソールの先っぽを削り始めました。
作業後に見てみると、蹴る力をサポートする時が外側の部分だけ小さくなっています。
地面に引っかかりづらくすることで右方向に余計な力がかからないように工夫。右前のピンも他の部分より短くしました。

さらにこの黒いシートの改良点です。右足の方にこのカーボンシートを内蔵させている。
硬さと弾力を併せ持つカーボンシート、これを右足のある部分に入れることでより右方向に流れにくくすると同時にカーボンシートの弾力が蹴り出す力をサポートするといいます。

アシックスの技術を集めた桐生選手の新しい靴が完成。大会直前に手渡します。

「愛おしいですよねこの靴って。もの作りって一人じゃできないんですよね。いろんな人の知見や分析結果が混じって、やっと一つの物づくりができるので、選手もこれを履いて高いパフォーマンスを発揮してもらい優勝するとか結果に結びついてくれたらと思う」と田﨑さん。

そして会場中のファンが熱い視線を寄せる中、迎えた100m決勝。
日本を代表する二人が激突する頂上決戦に期待が高まります。
あの白いアシックスの靴で挑む桐生選手。
そしてナイキの鮮やかな青い靴を履いた最大のライバル、サニブラウン選手。
勝ったのはサニブラウン選手。大会新記録での優勝。

前半レースをリードした桐生選手、しかしサニブラウン選手の驚異の追い上げに屈し、2位でフィニッシュしました。

観戦を終えた田﨑さんは。「悔しいけれど、相手のほうが一枚上手だった。桐生選手自身もさらなる進化を目指して頑張りますし、僕らも最大限サポートできるようにしたい。」

五輪の記録を抜くかも。
パラリンピックに新技術。

入山さん
スポーツ用具で私がぜひ注目してもらいたいと思ってるのは実はパラリンピックの方なんですね。
専門家の方に伺うと、2020年の東京オリパラというのは、実は歴史上初めてパラリンピックの選手が同じ競技のオリンピックの選手の記録を抜く可能性がある大会だと言われている。
例えば走り幅跳びなんかがそうだと言われてまして、走り幅跳びでパラリンピックの選手で義足を使いますよね。
その義足の用具の技術というのが物凄く上がっていて、日本にもいいメーカーありますし、ドイツだとオットーボック社ってのがあるんですけど、そういったところ技術力でどんどん上がってる。
結果としてパラリンピックの走り幅跳びの選手のが、遠くに取れる時代がもう来ていると。

選手の実力よりも使う用具の良さを競う大会になる側面という懸念はないか?

意外にそういった懸念はなくて、そういった用具は反発とか反動も強いので、体を相当鍛えてないと使えないそうなんですね。
パラアスリートの方が体を鍛えてるからこそ、そういった用具が使える。
更に言えばその技術というのが他の一般の障害の方が使うような用具にも技術が影響を与えていると言われてますので、そういった好循環にもなってる。
パラリンピックの用具も注目していただきたいなということですね。

THE行列:わら焼きカツオのたたき

南国高知の商店街に行列ができています。地元の名物、鰹のたたきですがその作り方に人気の秘密がありました。
高知市、この町に地元の食材を使った名物がある。
市内の商店街にあるフードコート、その中に特別長い行列のできる一角が。

開店と同時に客が次々とスマートフォンで撮影。
その視線の先には激しい火柱が。

調理していたのは土佐名物のかつおのたたき。
脂が乗ったカツオを火で炙り、地元の天然塩を振ったシンプルな味付けが特徴。

大人気のかつおのたたき、その美味しさの秘密とは。

高知市内にある「藁焼き鰹たたき 明神丸

週末ともなると開店前から30人ほどの行列ができる。
カツオは程よく脂が乗った厳選したものを使用。
そして箱から取り出したのは、天日で干したわら。
このわらの炎でカツオを一気に焼く。

人気の秘密はこの高知伝統の焼き方。
天日干しのわらは一瞬でおよそ1000度の強力な炎が上がる。
そのため表面はパリッと中はふっくらとした食感になる。
焼きあがったら熱いまま大胆にぶつ切りにしていく。
焼いた後氷水で締めないのも高知流。

わら焼きたたき・塩

わらの煙がカツオの臭みを消すだけでなく、香ばしい風味を生み出す。
この味を求めて日本国内だけでなく海外からも多くの客が殺到している。

店で使うわらはこちらの倉庫で濡れないように大事に保管。
ただ燃やすだけでなく、香りや味わいを決める重要な材料だからだ。

しかしこのわらを確保することが年々難しくなっているという。
高齢化と後継者不足で米作りをする農家が減っているため。

明神食品 森下社長
「おじいさんおばあさんばかりでわらを取りに行っても皆さん年を取って後の世代がいない。わらがなかった商売にならない。」

さらに稲作の機械化が進み収穫の際にわらが細かく砕かれてしまうこともわら不足に拍車をかけているという。
この危機を乗り越えようと自分たちで始めたのが農業。
5年前から耕作放棄地を借り受け、米作りに挑んでいる。

田植えから収穫、さらにわらを天日で干す伝統的な方法まで地元の農家から学んだ。
今ではわら不足に耐えられる体制が整った。

さらに収穫した米は定食用のご飯として提供。
まさに一粒で二度おいしい解決策になった。

危機を乗り越え今月新たな店もオープン。
ここでは客がわら焼きを体験できるコーナーを初めて作った。
わら焼きかつおのたたき、ファンがますます増えそうだ。

森下社長
「お客さんはおいしいカツオのたたきを食べたいと来る。そこは絶対裏切らないようにおいしいものを出したい」

入山さん
かつおのたたきは、わら焼きがポイントなんですね。
木っていうのは主に炭素と水素でできてるんですね。
水素を燃やすと酸化するので水になるからちょっとパリッとしない。
わらってのはほぼ炭素でできてるので、燃やしてもパリッとしたままなんだと思うんですよね。と言う事を聞いたことがあります。

コンビニの在り方検討 初会合

経済産業省は24時間営業の問題や人手不足の深刻化など、コンビニの課題を議論する有識者検討会の初会合を開きました。
住民票の交付サービスや公共料金の支払いなど、コンビニの役割が多様化して業務負担が増える中、加盟店オーナーに対して適切な利益配分がされるべきだとの意見が出ました。
経産省は来年1月までに中間報告をまとめ、今後の制度策定などに役立てる方針です。

秋篠宮ご夫妻 大統領を表敬

ポーランド到着から一夜明け、皇嗣なった秋篠宮様の国際親善が始まりました。
秋篠宮ご夫妻は28日、大統領官邸で開かれた歓迎式典に出席されました。
その後ご夫妻は大統領夫妻と懇談し、大統領主催の昼食会にも望まれました。
その昼食会で秋篠宮様は国交樹立100周年を契機として、日本とポーランド共和国の友好親善関係が一層進展することを願います。と述べられました。

家族の訴え初めて認める判決

ハンセン病患者の隔離政策で隔離を受けた本人ではなく家族が訴えた裁判で、熊本地裁は国の責任を認め、賠償を命じました。
この裁判は隔離政策で本人だけでなく家族も深刻な差別を受けたとして、元患者の家族561人が国を相手に一人当たり550万円の損害賠償と謝罪を求めていました。
ハンセン病の裁判で家族の訴えが認められたのは初めてです。

5月求人倍率1.62倍に低下

厚生労働省が発表した5月の有効求人倍率は前の月に比べて0.01ポイント低下し1.62倍でした。
また総務省が発表した完全失業率は前の月と同じ2.4%でした。
就業者数は前の年の同じ月に比べて34万人増えて、6732万人と過去最高となり、厚労省などは雇用情勢は着実に改善しているとの認識を維持しました。

身近になるか熟成魚。
濃厚でうまみが凝縮。

食材を寝かせることで旨味が増す熟成が肉だけでなくマグロなど魚にも広がっています。
手間がかかるため高級店での取り扱いが中心でしたが身近なものとなるのでしょうか。

寿司チェーンの魚がし日本一が7月から販売を始める発酵熟成魚の試食会を開きました。
販売するのはまぐろと真鯛とサーモンの3種類です。

通常のものと比べてみると違いがある。
通常の物は水分を多く含んでいてプリッとした感じがあります。
熟成の物はしっとりとした見た目になっている。

この熟成にはベンチャー企業が開発したエイジングシートと呼ばれる特殊なシートを使って発酵させたものです。
熟成に有効な菌をシートに付着させることで、悪質な菌をブロックしながら旨味成分のアミノ酸を増やします。
マグロは21日間、真鯛は7日間、サーモンは12日間と種類によって寝かせる日数が違います。

その味は。油の量が増えて、しっとりとしていてしゃりと絡みつくようなちょっと甘く感じるし臭みも全くありません。

新たにシートの巻き方や熟成期間などをおよそ半年かけて研究。
自社で仕入れから熟成まで大量に行うことで、これまでより安くほぼ全店で提供できる体制が整いました。

他の魚にも広げていくんですか?

にっぱん 雁部執行役員
「めぼしの付いている魚や貝類なども含めて開発しています。完成次第順次販売していきたいと思ってます。魚の状態を保つ期間が長くなってきますので魚を生で扱う店は熟成が重宝してくる。今後普及していくんじゃないかなっていう風に思ってます。」

エイジングシートの熟成なんですが、イカとホタテも実験してとっても美味しかったそうです。
ただ光り物はうまくいかなかったそうで、合う合わないが魚によってあるみたいなんですね。

びゅうプラザ全店営業終了へ

JR東日本は駅の構内で旅行商品を販売するびゅうプラザについて、すべての店舗の営業を2022年3月末で終了する方針を明らかにした。
びゅうプラザは2012年時点でおよそ140店舗が営業していましたが、来店客の減少などに伴い現在は56店舗まで減っていました。
JR東日本は今後予約サイト「えきねっと」などネット販売を強化していくということです。

9月にATM共通化

三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、駅や商業施設など店舗外に設置されているATMを9月下旬から共通化することがわかりました。
これにより両行は合計で600から700程度のATMの拠点を廃止する予定です。
平日の日中に他行のATMで現金を引き出す場合108円の手数料がかかりますが、共通化で手数料が無料になります。

鉱工業生産2.3%上昇

企業の生産活動などの状況を表す5月の鉱工業生産指数の速報値は105.2となり前の月に比べて2.3%上昇しました。
2ヶ月連続のプラスで伸び率は1年3ヶ月ぶりの高い水準でしたが、基調判断は生産は一進一退とし、据え置きました。
自動車工業で5.2%のプラスとなるなど業種別で全15業種のうち13業種が前の月を上回りました。

男性社員 アシックス提訴

大手スポーツ用品メーカーアシックスに勤める男性社員が、育児休業後に不当な配置転換をされたなどとして慰謝料の支払いなどを求める訴訟を東京地裁に起こしました。
男性は販売促進や総務の仕事をしてきましたが、一年間の育児休業を取得し復職したところ子会社の倉庫への出向を命じられたということです。
アシックスは「今後裁判の中で事実を明らかにしていきたい」とコメントしています。。

マツダら5社が出資発表

マツダやスズキなど自動車大手5社は今日SoftBankやトヨタ自動車が自動運転の開発を進めるため、共同出資しているモネテクノロジーズと資本提携すると発表しました。
5社はそれぞれおよそ2%ずつ出資し、国内の大半の自動車大手が参加することになります。
一方参加していない日産自動車は、無人タクシーで実績のあるGoogle参加のウェイモとの提携を発表していて、三菱自動車もこれに参加を検討しています。

移動サービスで日本連合。
ライバル同士が組む意味。

次世代移動サービスの日本連合に?

入山さん
これはかなり大きなニュースでして、元々モネテクノロジーズはトヨタとソフトバンクが先に組んで始めては非常に話題になったわけですが、そこにホンダと日野が乗っかってきて、そして新たにマツダを中心とする5社が入ってきましたので、日産と三菱を除く全ての日本の自動車メーカーが同じ仕組みの中に入ってきたということなんですね。
ただこれはある意味当然と言えまして、これからの自動車ビジネスはMaaSといわれ、モビリティアズアサービスの略で、すべての交通インフラを一つのサービスとして一本化していこうという流れがあって、様々なITの仕組みやデータを同じプラットフォーム上でシェアしていく必要ですね。
色んなプレイヤーがいっぱいいた方がそのプラットフォームとしては良くなりますから、こういう相乗りは当然の流れなんですね。
世界中、各国で同じようなことが起きてますので、日本もまずは連合を組んで競争力をつけて、そしてやがて海外とMaaSで戦っていこうということだと思いますね。
三菱も日産ももしかしたら乗っかってくることあるかもしれないですね。

トレたま:消せる筆ペン

T.T.File-5042

消せる筆ペン

筆で書いた字がこのように消えちゃうんです。消せる筆ペンです。
本物の獣の毛を使った筆先を特殊なインクを詰めたカートリッジにつなぎます。
ホワイトボートのように表面をツルツルにさせた専用の半紙に字を書けば、何度でも書いたり消したりを繰り返すことができるんです。
この紙は半永久的に使えるそうです。

この筆ペンと専用の半紙かホワイトボードがあればいつでもどこでも手軽に習字ができるので重たくて準備に時間がかかる習字セットはもう必要ありません。

開発したのは台湾出身のオンさんです。
今の会社でどうしても許せない事があってそれが開発のきっかけとなったそうです。

エポックケミカル オンさん
「新入社員の字が汚くて読めないんでどうしたらいいかなと思って、週次の練習ができたらいいかなと思いました。」

G20が平穏なワケ

入山さん
開催時期、まず初夏にG7をやって、秋口にG20があるんです。
G7が先なんですね、そうするとやっぱりG7に絞られた主要国だけですから、事前にすり合わせ、調整をしてG20に行けるんです。
ですが今年はG20から始まってるんですね、G7は8月なので、そうすると滝田さんが大阪からみんな喧嘩する気がないって言ってたけど、それはその辺が理由なんじゃないかなと。
すり合わせが行ってないということです。

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