韓国GSOMIA破棄決定。
日韓の亀裂決定的に
日韓の対立がついに安全保障の分野にまで拡大しました。
韓国政府は今日、日本と結んでいるジーソミア軍事情報包括保護協定を破棄することを決めたと発表しました。
日韓の安全保障協力の象徴ともいえるこの協定が破棄される事態に日本政府は今後どう対応していくのでしょうか。
午後6時過ぎ韓国が突如発表したGSOMIA軍事情報包括保護協定の破棄。
ジーソミアとは日韓で防衛機密を共有する際、第三国への漏洩を防ぐ目的で結ぶ協定です。
ジーソミアは2016年11月に締結。
北朝鮮が核ミサイルの開発を進める中、日韓両政府による安全保障上の連携の象徴とされてきました。
1年ごとに自動で延長されてきましたが、破棄する場合は今月24日までに相手国に通告する必要がありました。
その期限の2日前に発表された協定の破棄。
日本政府が貿易管理上の優遇対象国から韓国を除外したことを受け、韓国側は敏感な軍事情報交流を目的に締結した協定を持続させることは、韓国の国益に合致しないと破棄の理由を明かしました。
日韓外相会談などが開かれた北京から帰国したカンギョンファ外相は、
「多くの苦悶の末に下した決定。外交部や省ではなく、わが政府の立場」
午後6時半頃一報を聞いた安倍総理は。
記者の質問に対して手を上げて答えるのみ。
外務省は先ほどナムグァンピョ駐日韓国大使を呼び出し、破棄について抗議しました。
河野外務大臣は
「現下の地域の安全保障環境を完全に見誤った対応と言わざるを得ません。協定の終了の決定と先般の我が国による輸出管理の運用見直しを関連付けておりますが、この2つは全く異なる次元の問題であって、韓国側の主張は全く受け入れられるものではありません」
その背景は?市民の反応は?
ソウル支局の横堀記者に聞きます。
韓国では事前の報道で協定が継続されるという見通しが伝えられていたようですよね。
しかし逆になったということですよね。
横堀さん
今回の判断は韓国メディアの予想をも覆す内容だったわけですが、それだけ政府内で日本への反発が強まっているという状況の表れだといえます。
韓国大統領府の関係者は7月までの状況では、政府内でも協定を継続する意見が多かったと述べました。
しかし状況が変わったのは今月2日です。
日本が輸出管理上の優遇対象国から韓国を除外する閣議決定をしたことで、韓国側は日韓の安保協力の根幹を揺るがす行為だと認識したと、この関係者は指摘しています。
さらにムンジェイン大統領が今月15日の演説で、対話を呼びかけたことに対して日本からの反応がなかったこと。
また昨日北京で開かれた日韓外相会談でも、日本側に態度の変化が見られなかったことなどから、日本が韓国の外交的な解決努力に応えていないと判断したということです。
韓国の国民の間では今回の判断について賛否が分かれています。
韓国としては日本に対し、貿易分野に加え安全保障分野さえも交渉のカードとして使うという強硬的な姿勢を示すことで、今後の日本との駆け引きを優位に進めていきたいという思惑があるとみられます。
想定内?衝撃?日本政府の反応は。
国会記者会館から山本記者に中継で伝えてもらいます。
山本記者
日本は、これまで繰り返し協定の継続を呼びかけてきました。
今回の一方的な韓国側の破棄については政府関係者が一様に不快感を示しています。
具体的な影響について総理周辺は
「困るのは韓国だ、自分の首を絞めていると厳しく指摘しました」
つまりそもそもこの協定では、日本から韓国に提供している情報の方が圧倒的に多く、得をしていたのは韓国側なんだというわけです。
日韓関係の悪化が安全保障の分野まで広がったことに、これまで日韓の議員交流を続けてきた日韓議連の幹部でさえも困惑の表情を浮かべました。
日韓議連 河村幹事長
「ジーソミアの継続が日韓関係を進める上できっかけになると考えていた。手がかりを失いつつある。」
新たな局面を迎えた日韓関係。
この問題は北朝鮮やアメリカなど第三国との関係にも影響しそうです。
GSOMIAの締結に深く関わった中谷元防衛大臣に取材しました。
安保にマイナス 喜んでいるのは
自民党 中谷元防衛大臣
「きわめて残念、大変非常識で常軌を逸したような決定じゃないかと思います。」
防衛大臣に在職中、ジーソミアの締結に深く関わった中谷氏。
GSOMIAの破棄は両国にとってマイナスにしかならないと指摘します。
「大事な情報が入ってこなくなるということはお互いの国の安全保障に非常にマイナスが生じてくる。例えば日本の防衛においても北朝鮮からミサイルが飛んできた場合に迎撃をする必要がありますけど、瞬時に割り出さなきゃいけませんけども、それはの日米韓それぞれの情報を集めて正確に割り出す。今、一番手を叩いて喜んでるのは北朝鮮。日本と韓国が仲違いをしてこう言った事態を招くのは、北朝鮮を利することになります。」
中谷氏は韓国が協定を破棄したのは問題をはき違えていると指摘します。
「安全保障、外交の失敗は1度間違うどんどん悪くなって取り返しがつかない。経済の問題を安全保障に転換してはいけないですね」
協定の破棄により日韓だけではなくアメリカを含んだ3カ国の関係にも影響が出るといいます。
「何が問題かというと日本はの米国と信頼関係ありますから重要な情報を渡すことができるが、韓国に行くことは好ましくない。重要な情報を守ってくれないから。アメリカに対しても不都合が生じます。一番怒ってるのはアメリカじゃないかと思いますけどね。」
アメリカ政府の反応は?
アメリカ政府ですが、今回の韓国の決定にどう反応しているんでしょうか。ワシントン支局の秋山記者に伝えてもらいます
秋山記者
今回の韓国による措置について現時点ではアメリカ政府による公式な反応はありません。
ただアメリカ政府はこれまでもジーソミアの延長を求めてきただけに、落胆が広がっていると言えます。
アメリカ国務省の高官はこれまでテレビ東京の取材に対し
「ジーソミアだけは絶対に続けないといけない。破棄などは考えられない」と強調した上で、韓国に対して協定の延長を強く求めてきたと話していました。
また国防総省のエスパー長官も今月上旬に日韓を訪問した際、日韓の軍事情報の共有は続けて欲しいと記者団に話した上で、韓国のムン大統領に対して延長を直接求めた模様です。
トランプ大統領も次のようにコメントしています。
「韓国と日本は仲良くしなくてはいけない。そうでなければ私たちはいったい何をやっているんだ」
対立がエスカレートする中でアメリカ政府としては、一義的には日韓の問題だとして、これまでは両国の関係改善を静かに流したいという立場でした。
ジーソミアが破棄されることで、日米韓の安全保障協力に悪影響を及ぼすことは必至で、今後アメリカ政府としては日韓の対立により積極的な介入を行う可能性が高いものとみられます。
日韓対立激化 喜ぶのは?
国民の生命・安全に関わることを交渉カードに使うのかということで、中谷元防衛大臣も憤りを感じていた。
山川さん
こういう国と国との関係が悪化してる時に、リーダーが一番やってはいけないのはお互いに利益がある、共同の利益を捨てることなんですよね。
それをやってると思うんですね。
それと日本がやったと輸出管理の厳格化ってのは、どちらかと言うと対北朝鮮に向けて、穴を埋めるような措置だった。
それに対して韓国が今回報復としてやろうとしてる事っていうのは、対北朝鮮に対して穴を広げるような話であって、全く真逆のことをやってるわけですねです。
中谷さんがおっしゃったように今回一番喜んでいるのは北朝鮮であり、一番怒っているのはアメリカだと思いますね。
北朝鮮に接近したいという文大統領の政治信条が一番強い。
だから今回初めてだと思いますけど、アメリカを怒らせてでも北朝鮮に近づくっていうそういう動きをとってということです。
東京の中心で過去最大規模。
新ヒルズの全容は。
2003年に開業した六本木ヒルズ、そして2014年に開業した虎ノ門ヒルズなどを作った森ビルは、東京の真ん中で過去最大規模の再開発を行います。
完成は4年後だということなんですけれども、今日その全容が明らかになりました。
六本木、虎ノ門そして東京タワーなどに囲まれた東京の一等地港区麻布台。
桜田通りから3分ほど歩くと、開けた場所に着きました。
歩いてみると分かりますけどもこの再開発エリア広大です。
広がっていたのは8.1ヘクタールの広大な土地。
サッカーコート11面分の広さです。
この広大な土地に森ビルが建設しようとしているのが
こちらの三つの棟です。
メインのビルの高さは東京タワーとほぼ同じ330m。
完成時には日本一の高さとなります。
低いビルには住宅やホテルが入り、メインビルの大部分はオフィスとなりますが、高層フロアには住宅も入ります。
ビルの足元には商業施設や飲食店、インターナショナルスクールそして広場などを整備。
その地下を東京メトロ日比谷線神谷町駅から南北線六本木一丁目駅まで続く地下道を造るなど、地域全体を一体的に開発します。
凹凸が激しいこの土地ですが、大規模に埋め立てます。
メインタワーが建つ高台の部分に案内してもらいました。
こうして見るとかなりのくぼ地で、やっぱり広いです。
高さ330mの新ヒルズ。
ターゲットは?賃料は?
令和時代に誕生する新たなヒルズ。森ビルのトップを訪ねました。
美術館なども入る六本木ヒルズは文化。
オフィス街にある虎ノ門ヒルズは働くがテーマ。
その中心に出来るこの新ヒルズ。
一番新しいまちづくりの考え方の中で重要になるのは何ですか?
森ビル 辻社長
「ウェルネス(健康)とかグリーン・環境がテーマになってくる。そこにかなり焦点を当てて、都市づくりを考えている。」
新たなヒルズは高さも六本木ヒルズより100mほど高いのですが、木や草など緑の割合も六本木ヒルズに比べ10%ほど増やし、約31%の予定です。
緑の面積を確保するため、ビルの高さを積み上げ採算を保っているのです。
この新ヒルズ、ターゲットは外資系企業やそこに勤める外国人などとなりそうです。
Q:このインターナショナルスクールを作るってのも重要なこと?
「世界の都市間競争っていうのも中で、東京がどういう風に勝負していくのかいうの考えた時にやっぱり海外からヒトモノカネが入ってこないと地盤沈下していくだけ。」
さて気になるのはメインタワー高層階の家賃。
六本木ヒルズには300万円を超える部屋もありますが。
「家賃はまだ全く決めてません。需要と供給でマーケットにもよります。
ただ六本木ヒルズの住宅であったり、虎ノ門ヒルズでも住宅やってますんで、そのマーケットの中に同じぐらいにはなると思います。それより上かもしれない」
海外の高度人材受け入れ。
日本に足りないものは?
梅澤さん
今回のテーマは特に外国の高度人材の取り込みというのを前面に掲げているのは大変注目したいところです。
政府は2012年からは高度人材ポイント制というのをスタートして、今高度人材の取り込みをやっと本格的に取り組み始めたところですけど、それでも2018年末で11600人だけと。
日本に住んでいる在留外国人の0.4%にすぎない。
ウォー・フォー・タレントっていますけど才能の奪い合い、これでまだ日本は本当に遅れてしまっている。
総務省が最近高度人材の調査をしました。
その結果、9割の高度人材、日本に住んでる人達が日本での生活環境を改善するために政府がもっと支援をしてほしいという風に言っていて、上位に上がっているのがまこの五つですね。
今回のこの麻布台の再開発でもこの外国人が住みやすい住宅の確保するということだったり、あるいは外国語で通える病院を作りましょう。
それから一番下の外国語で教育を受けられる世界水準のインターナショナルスクールを作りましょう。
この辺をかなり重要なコンセプトとして打ち出していくと。
これはあの日本が世界の才能を取り込むということでとても大事な取り組みになると期待をしている。
深夜は売り場が無人。
何ができる?できない?
ローソンは深刻化する人手不足に対応するため、深夜売り場に店員をおかず、客自身で決済を行うスマートコンビニの実験を間もなく始めます。
その現場には須黒キャスターが行っています。
横浜にありますローソンの氷取沢町点です。
まもなく深夜0時から深夜の時間帯の無人営業実証実験が始まるということで報道陣が詰めかけているんです。
通常のコンビニと何が違うのか見ていきましょう。
まず0時を過ぎますとドアが手錠されます。
入るためにはローソンのアプリかカードのQRコードをかざす。
持っていない、もしくは忘れた場合はこちらカメラというボタンがあります。
撮影画面が出てきますので、そちらで自分の顔を撮影します。
認識されると開きます。
大きなモニターが飛び込んできます。
この店舗、多くのカメラが付いているんです。
通常の店舗は7~8台ですが、こちらおよそ30台のカメラが付いているそうですね。
レジ回りは深夜0時を過ぎると閉まりまして、カウンターから店員さんが居なくなります。
人手が必要なタバコ、唐揚げなんかは深夜利用することができなくなります。
ただ、最初の内はバックヤードに一人待機しているということなんです。
他にも深夜の時間帯利用できないサービスなどがあるんです。
お酒、宅配便、チケットのサービス、切手類も利用ができなくなるということなんです。
深夜0時を過ぎるとカバーが降りてきます。
注意書きも出てくるんです。
レジでお酒は反応しないようになってる。
支払わずには実際はできるんですが、カメラがたくさんありますので抑止力になるのではないか、そのあたりも実験をしていきたいということでした。
実際に商品を買ってみます。
セルフレジがありましてバーコードスキャンします。
購入するを押すと、支払い方法が選べるようになっています。
電子マネーを選ぶと、決済ができる。
ローソン 長澤システム企画部長
「深夜の時間帯はお酒タバコをご購入されるお客様が多いですので、売上の影響は一定程度あると考えています。」
「深夜のお客様のご利用状況はここ数年大きな変化はなく継続ご利用いただいています。一方でお店の負担は人手不足や人件費の高騰など年々増加しています。お客様へのサービスをできる限り維持しつつ、お店の負担を軽減できる営業形態が今後必要になってくると考えています。」
米ロブスターに異変。
ブームに沸く北の港町。
アメリカの夏の味覚と言うと何かご存知でしょうか。
赤くて大きなロブスターなんですね。
しかしこのロブスターの漁場として知られる海では今異変が起きていたんです。
アメリカとカナダの国境をまたいで広がるメーン湾。
その港町の一つ、メーン州ポートランドには夏になると多くの観光客が訪れます。
その目的の一つがこれ。ロブスター。
ポートランドはロブスターの産地として世界的に知られる町です。
街の至る所にはロブスターの看板が。その姿はナンバープレートにも。
実はメーン州ではロブスターの水揚げ量が30年前と比べて5倍以上に急増。
今では全米の水揚げ量の9割以上を占めています。
メーン・ロブスター マーケティング協会 マリアン・ラクロワさん
「関連産業は1万人以上の雇用を生み、経済効果は1000億円以上だ」
そのロードスターの量を体験できるラッキーキャッチというツアーも人気です。
船長はロブスター漁師のラリベルテさんです。
向かった先は三日前にロードスターの罠を仕掛けたところ。
ラリベルテさんは罠を引き上げます。
その中にはロブスターの姿が。
海の恵みの豊かさを実感できることがこのツアーの魅力です。
その一方でラリベルテさんは不安を抱えていました。
温暖化で何が起きている?
メーン湾ではこの30年、水温が毎年0.06度上昇し、世界平均の3倍の速さで海の温暖化が進んでいるのです。
不安の根拠はメーン州から500km以上南西に下ったロングアイランド湾にありました。
その港町、コネチカット州のニューロンドンです。
この街で30年以上ロブスター漁を続けているタイラーさん。
その船着場には漁の最盛期にもかかわらず、ロブスターを取るための罠が放置されていました。
実はロングアイランド湾では1999年を境にロブスターの急減が始まり、コネチカット州の水揚げ量はピークだった98年のわずか3%にまで落ち込んでしまったのです。
一体何が起きたのでしょうか。
ロブスターが育つ環境について研究している専門家は、水温上昇の影響を指摘します。
ロブスターの生息に適した水温は12度から18度の間ですが、ロングアイランド湾では水温20度以上の日数が1999年から急速に増えているのです。
タイラーさんがこの日目指したのは港から15kmほどの沖合、最も北のエリアです。
5日前に仕掛けた罠を引き上げると、その中には若いロブスターを食べてしまうブラックシーバス。
水温の上昇に伴い、ロングアイランド湾で急増しているのです。
取れたロブスターの中には、甲羅の病気を発症しているものも。
健康なロブスターと比べると違いは一目瞭然です。
この人れたロブスターを市場に持ち込みます。
アメリカのロブスターに起きた異変。
それは気候変動への対策が進まないことへの警鐘なのかもしれません。
米国防総省「日韓は違憲の相違解決を」
韓国がジーソミア軍事情報包括保護協定を破棄する方針を決定したことを受けて、アメリカの国防総省は先ほど声明を発表しました。
それによりますと日韓に意見の相違を早く解決するよう促すと表明して、協定維持の必要性を強調しました。
マツキヨ×ココカラ 統合協議
経営統合に向けた協議を進めているドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングスとココカラファインが会見を開き、統合によってアジアで一番のドラッグストアを目指す方針を明らかにしました。
両者でおよそ3000万人を超える顧客データを共有することで、国内店舗の運営コストを削減し、改善した収益を海外への投資に回します。
FRB追加利下げに含み
アメリカのFRB連邦準備制度理事会は先月のFOMC連邦公開市場委員会の議事録を公表しました。
その中で複数の参加者が0.5%の大幅利下げを主張していたことがわかりました。
また政策当局者は柔軟さを保つことが求められると指摘し、来月中旬に行う会合での追加利下げに含みを持たせました。
家事代行10分500円から
家事代行サービスのベアーズは今日、マンションの住民に向けた新たなサービスを発表しました。
提携先のタワーマンションにスタッフが常駐することで、1回あたり10分程度の短い時間の家事代行も新たに請け負うのが特徴です。
リビングの掃除や洗濯物をたたむといっ簡単な作業であれば料金は500円から。
また顧客に対し専用のアプリを通じて、家電のレンタルや買い物の代行など提携している企業のサービスを提供するということです。
今後3年で1000棟のマンションと提携し、利用者数を60万世帯まで増やすことを目指します。
マーケット情報
現在のニューヨーク株式市場です。
ダウは現在26ドルほどの下落、スダックは62ポイントの下落となっています。
ドル円相場現在は106円40銭台から50銭台で推移しています。
代行よりシェア?
コミュニティーづくりにも期待
ベアーズですけれども常駐をすることでビジネスチャンスを逃さないということ。
面白いビジネスモデルだと思います。
さらに一歩踏み込むと、その集合住宅に住んでいる人を労働力化すると。
そう思ってたら実はもうそういうプロジェクトが2021年にスタートする予定。
分譲マンションでも売り出されるということですね。
大阪の吹田市のマンションなんですけれども、日本初で家事をシェアするマンションというコンセプトで、シェアエコの事業者2社と提携をしていて、1つが家事代行タスカジと、もう一つは子供の送迎タクシーをシェアするアズママと。
地縁とか血縁が本当に薄くなってしまってる現代社会なので、その課題を解決するという意味でも面白いモデルかなと思います。
横浜市がカジノ誘致を表明。
地元からは反発も。
横浜市はカジノを含むIR統合型リゾート施設の誘致を正式に表明しました。
地元からは反発の声が上がっています。
建設予定地は横浜港の山下埠頭を想定していて、2020年代後半の開業を目指します。
会見で林市長は厳しい財政状況が見込まれる中、飛躍するにはIRが必要と判断したと述べました。
発表を受け、一部の市民団体は市役所を訪れ、カジノ誘致反対の署名を市長に渡そうとし現場は一時騒然となりました。
またカジノ誘致に反対している山下埠頭の港湾事業者団体も林市長の方針を批判しました。
「青天の霹靂。市長は白紙だとずっと言って信じていた」
IR誘致に反対の声も大きい中で、誘致を決めたその背景は何でしょう。
横浜はインバウンドの負け組
山川さん
横浜というのはインバウンドの取り込みでは負け組と言っていい状況なんです。
外国人の宿泊者数なんですけども、過去3年で全国では35%伸ばしているが、横浜市はわずか3%しか伸ばせてない。
立ち寄る場所になっちゃってて、泊まらないんですよね。
ですからお金も落としてくれない、これを一つはIRで打開したいんですよ。
IRがあれば横浜に泊まって東京に立ち寄るとか。
クルーズ船の寄港回数なんですけども、実は横浜は2014年まではずっとトップだったんですけども、こうやってどんどん落ちて行って、九州とか那覇に抜かれてしまった。
コンテナ船の取扱量も減ってますから、港という機能でも負け組になりつつあって、これも打開したいということで、反対が多いのは分かってるんですが、このチャンスを逃すわけにはいかないってのが、林市長の考えだと思いますね。
トレたま:万能硬化粘土
T.T.File-5081
今日のトレたまは人ではなく物に使える絆創膏です。
お湯につけ、しばらくするとこれがビヨーンと伸びました。
これが今日のトレたま、万能硬化粘土なんです。
60度以上のお湯につけますと柔らかくなりまして、常温で3分ほど経つとプラスチックのようにカチカチに固くなるため接触の悪いケーブルに巻くと接触を安定させることができる。
残った粘土はお湯につければ再び柔らかくなりますので、繰り返し使える。
さらにこんな特徴もあります。
なんと暗いところで光ります。
カギなどにつければ、夜でもここにあると見つけやすくなりますよね。
この不思議なトレたま、一体何でできているんでしょうか。
アーバンフレックス 小林代表取締役
「デンプンとレアアースで出来ている」
万能硬化粘土「PHONDY」
1680円(1箱5枚入り)来年4月発売予定
楽しい思い出から生まれたこのトレたま、生活の中で幅広く活躍してくれそうですよね。
深刻化する人手不足。
無人化は解決の切り札?
梅澤さん
コンビニの営業時間短縮っていうのがしばらく話題になってましたよね。
各社が実験店舗で実際短縮をしてみたと。
深夜帯0時から6時の売上って、1日の売り上げの大体6%前後と言われていたので、そこの売り上げが落ちても採算はそんな悪化しないだろうという前提で議論されてたと思う。
いざ実験してみると、実は昼間も売上が減ってしまって採算が悪化したケースが多かった。
だからなかなか広がってないんですね。
代わりに注目されてるのが深夜徹底的に省人化しましょうというのが今日の話。
スマホで入店をする、セルフレジで買い物をするってのにお客さんが慣れてくると結果的に昼間のオペレーションの効率化も進めやすくなるメリットもあるかもしれない。