- 1. 香港若きリーダー逮捕・保釈。民主の女神が語る衝撃の1日。
- 2. 元シャープ社員の逆襲。除菌脱臭の新商品で勝負。
- 3. 追跡。トウモロコシ合意。日米の約束の舞台裏。
- 4. THE行列:サクふわ人情とんかつ
- 5. 日韓観光分野で直接協議
- 6. 中国外相が来週訪朝
- 7. かんぽ生命10月に営業再開
- 8. ローソン社員 4億円横領か
- 9. エスティマ10月に生産終了
- 10. トラックの路上駐車解禁。配送業者の負担軽減へ。
- 11. マーケット情報
- 12. メルペイ 友人招待で1000円付与
- 13. 横浜宣言を採択
- 14. 概算要求105兆円 過去最大
- 15. ミドリムシ入りパンの缶詰
- 16. 消費増税対策の効果は進む?キャッシュレス決済。
- 17. トレたま:タッチパッドにもなるキーボード
- 18. 国際貿易の視点。数量より価格変化
香港若きリーダー逮捕・保釈。
民主の女神が語る衝撃の1日。
日本時間も夜7時頃、香港の裁判所から出てきたのは、
雨傘運動の元リーダーで民主活動家のジョシュア・ウォンさんとアグネス・チョウさん。
今日朝逮捕されて夜に保釈という急転直下の一日となった。
アグネス・チョウさん
「香港人はあきらめない。政治的な抑圧や不当な仕打ちに屈しない。民主主義を求め戦い続ける」
22才のアグネスさんは学生時代に雨傘運動の幹部として活動。
民主の女神と呼ばれ、現在は民主派団体香港デモシストに所属している。
香港では中国本土への容疑者引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案に反対する人々が香港政府と対立。
警察が催涙弾など武力行使に踏み込むなど事態は悪化している。
今月にはデモ隊が空港を占拠し旅行客が足止めを食らう事態も起きた。
今日1日で何があったのか。本人が保釈直後WBSの単独取材に応じた。
Q:お体は大丈夫ですか
「警察で長い時間拘束されたのでちょっと疲れた。
電話も没収された。」
Q:逮捕までのいきさつ
「今朝9時半くらいに警察が来て、まだ起きてなくて、起きて部屋のドアを開けた瞬間に警察に会ってびっくりした。」
逮捕容疑は6月に警察本部を包囲したデモが、許可されていない違法なものだったため、そのデモに参加したことと他の人に参加を呼びかけたこと。
逮捕・起訴されたが夜間の外出や海外渡航をしないことなどを条件に保釈された。
今回逮捕された理由について香港政府が市民に圧力をかける狙いがあるとアグネスさんは言う。
「明日8月31日は大規模なデモがある。
北京政府側が重要なタイミングを狙って、恐怖感を作り出すために沢山の人、私を含めて逮捕したと思う。」
香港では明日もデモが行われる予定だったが警察の許可が下りず、デモは中止に。
「明日は参加するかどうかまた決めて決まってないんですけれど、明日デモがキャンセルされても沢山の人が街に出ると思う」
12月か1月に日本に行く予定がありましたけど、行けるかどうかもまだわかんないんです。行けない可能性が高いと思います」
こうした長引く香港の混乱でマーケットにも影響が。
アジアの株式市場は軒並み上昇するなか、香港ハンセン指数は前の日より0.1%下落。
中国の上海総合指数も0.2%と下落している。
中国に迷いと揺らぎ
香港の緊張が本当に高まっていますけれども、鍵を握る中国は今どんなスタンスなんでしょうか。
滝田さん
はっきり言って、かなり迷いがあるんじゃないかと思う、揺らぎも見られる。
中国のタカ派のメディア環球時報です。
前にもご紹介しましたが編集長のTwITterなんですね。
タカ派なんだけどこういうこと言ってるんです。
「香港の高度の自治は香港の繁栄を保つための最善の選択」だとちょっとソフトな事言ってるわけです。
なんでこんなこと言ってるのかと言うと、おそらく民主派に対する一種のガス抜狙ってるんだと思うんですね。
その最中に拘束劇じゃないですか、これは相当民主派の方にマイナスインパクト、信用できないぞってインパクトを与えたのは間違いないと思います。
正面衝突してしまうリスクっていうのは残念ながら高いんじゃないかと思います。
元シャープ社員の逆襲。
除菌脱臭の新商品で勝負。
ベンチャー企業カルテックが発表したのは除菌脱臭機。
除菌・脱臭機「ターンド・ケイ」 6万円前後
これまでの空気清浄機や脱臭機は床に置くものが多いですが壁掛けタイプです。
脱臭効果はどの程度はあるのでしょうか。
新商品で使われているフィルターを通して匂いを嗅ぐと全然匂いしないです。
最大の特徴はこの光触媒だけで臭いを分解する。
光触媒の仕組みは、触媒と言われる化学反応を促進させる物質に光が当たるとニオイを分解する分子が発生します。
その分子がニオイを水や二酸化炭素に変えることで臭いが消えるのです。
アルテックはこの技術を搭載した新商品を10月に発売する予定です。
大阪市に本社を構えるカルテック。
社内では量産化に向けた最終調整が行われていました。
細かな部分まで目を光らす染井社長。
「元はシャープの技術者でシャープに入ってからも光触媒の検討は行ってました。なかなか商品化できなかった。独立してやっとできることになった」
染井社長だけでなく改良を進める社員もみんなシャープの出身者。
カルテックは13人の社員のうち11人がシャープの出身です。
去年2月に会社を設立。
11月には早くも製品を世に送り出しています。
電子マスクは関西電力が企画。
カルテックが開発製造を請け負いました。
今回発表した除菌脱臭機は自社ブランドの第一号として開発に挑んだもの。
ところが今年5月、シャープが先んじて独自の光触媒を搭載した除菌脱臭機を発表。
「驚きましたしま少し先越されたなという悔しい思いもございました。開発するためには資金が必要ですので、資金調達というのは大手の頃はやったことがなく、初めての経験でしてスタートの時は苦労しました。」
資金面で製品化が遅れ今日の発表となったカルテック。シャープの先行をチャンスに変えていくといいます。
シャープvsOBベンチャー。
光触媒家電で競う。
安田さん
イノベンチャーのジレンマ。
イノベーションのジレンマとかイノベーターのジレンマって聞かれたことがある方がいらっしゃると思います。
ハーバードビジネススクールのクリステンセン教授が提唱してる考え方で、なかなか既存の大手企業からイノベーション出てこない。
まさに今回そのカルテックに移られた方もシャープの中ではなかなかその新製品を研究開発できなかったと。
それで出ていくところまでがまさにイノベーションのジレンマなんですけど、そこからベンチャー企業を自分たちで起こすと。
そうなってくるとこれ実際にシャープで起きたことがそうなのかわからないんですが、既存大手企業もライバルが現れると彼らに先を越されてしまっては自分たちの利益が脅かされることで、ライバルが現れる前は積極的に新規投資をしなかった既存企業にまた火がつく。
結局ライバル関係が新たなイノベーションを生み出す。
当事者から見ると利益を少し食い合う形になるかもしれないけども、光触媒という新しい技術が生まれて、知名度が高まり日本全体の産業力・競争力が強まっていく。
イノベンチャーのジレンマを克服して、新しい事業が出てくることを期待したいですね。
追跡。トウモロコシ合意。
日米の約束の舞台裏。
日本がアメリカ産トウモロコシを275万トン追加購入するという約束です。
なぜ日本はアメリカから大量のトウモロコシを購入することになったのでしょうか。
夏の味覚とうもろこし。なんとも香ばしい焼けた醤油の香り。
日本が購入するのはおよそ275万トン
日本がアメリカから輸入するトウモロコシの年間輸入量の1/4にあたる。
背景にあるのは米中貿易摩擦と来年の大統領選挙。
トランプ大統領はトウモロコシの輸出が落ち込むことでトウモロコシ農家の支持率が下がることを懸念しているのだ。
そこへ安倍総理が助け船を出した形。
なぜ今トウモロコシを輸入する必要があるのか。
国内最大の産地である北海道を訪ねた。
北海道上富良野町にあるとうもろこし畑。およそ4万本のトウモロコシが収穫の時期を迎えています。
朝5時、収穫の最盛期で忙しい寺坂さんに輸入とうもろこしについて聞くと。
「あれは飼料用でしょ?うちは生食用」
寺坂さんが作っているのは人が食べるための食用とうもろこし。
対して安倍総理が追加購入を決めたのは家畜の餌になる飼料用トウモロコシで、寺坂さんや食卓に直接影響が出るわけではないと言う。
では飼料用トウモロコシの現状はどうなのか。
向かったのは飼料用トウモロコシを作っている酪農家。
自分で作ったとうもろこしと粒の輸入とうもろこしを混ぜて牛に与えている。
飼料用トウモロコシは固くて噛み切れないぐらいの粒の堅さで甘みはない。
その飼料用トウモロコシにある異変が起こっているという。
政府がアメリカ産トウモロコシを追加購入する理由としているのが、先月鹿児島県で見つかった外来種の蛾による被害。
その被害が報告された岡山県。
飼料用のトウモロコシを栽培する丸山さんは害虫の被害にはあっていないと言うが。
今日までに害虫が発見されたのは13の県。
一方、国内の飼料用トウモロコシの作付面積の6割を占める北海道。
ここでは被害は見つかっていないと言う。
この害虫は寒さに弱いことが分かっている。
農林水産省は被害額や被害面積の全体像は現段階では把握していないと言う。
にもかかわらず害虫の被害に備え追加で購入される飼料用トウモロコシ。
ただ輸入のトウモロコシが増えても酪農家は家畜にたくさんあげられない事情があると言う。
「エネルギー過多になるので牛がすごく太りやすくなります」
農家が持て余すかもしれないアメリカ産のトウモロコシ。
吉川農林水産大臣は「あくまでツマジロクサヨトウの被害対策の一環として緊急的に行うもの。わが国の飼料需給に影響を与えるものではない。」
そもそも先日開かれた日本とアメリカの貿易交渉で、一つのポイントとなったのはアメリカに輸出する自動車の関税についてです。
今後も継続して協議することになりましたが、この自動車の関税の継続協議というのは日本にとっては収穫と言えますかね?
滝田さん
継続協議しているうちはアメリカが自動車に対する関税の税率上げることありませんから、その点では日本側の収穫と言っていいと思います。
米・関税引き上げ抑止へ。
カギは2つのプレゼント。
今回日本はアメリカに対して二つのプレゼントを贈ったと言われています。
一つは日本が購入しているアメリカ産牛肉や豚肉の関税引き下げです。
もう一つがアメリカの飼料用トウモロコシの追加購入です。
滝田さん
とうもろこしって一トンあたりいくらぐらいか。2万円。
今回275万トン購入したから掛け算してみて、550億円じゃないですか。
日本のアメリカ向けの自動車の輸出って年間約4兆5000億円ですから、桁が違うんですよね。
その意味では自動車を守るためのディールという風に僕は割り切ったほうがいいと思います。
激戦区の中西部でトランプさんに花を持たせるという効果もあると思います。
だからトランプさんニコニコしてるわけですね。
THE行列:サクふわ人情とんかつ
奈良にあるとんかつ店まるかつ。
広い店内に響く音が、サクッというこの音。
サクサクでふわふわ。このとんかつはどうやって作られるのか。
使っているのは甘みが強いアメリカ産の三元豚。
ふわふわを生み出す秘訣が。
肉を柔らかくするためのすじ切り。
この特殊な機械に縦横2回通すと目に見えない筋まで一瞬で切れる。
そしてさくさくを可能にするのがこだわりの上げ方。
一般的な店より10度以上も低い160度ほどの油でじっくりと揚げる。
こうして衣がサクサク、肉がふわふわな魚とんかつが出来上がる。
人気のロースカツ定食1280円
今や1日250人がおとずれる行列店だが、道のりは険しいものだった。
店長の金子さんが店を開いたのが5年前。
大手チェーンに対抗しようと500円カツ丼を提供するなど低価格路線を展開。
しかしいくら客が入っても赤字続き。
そんな時、金子さんが決死の覚悟で作ったものが。
このチラシ。とんかつの写真は一切なし。
店の状況や思いなど本音を綴った。
どれだけ一生懸命働いても赤字。
とんかつの味なら大抵のお店には負けない
「全てを込めて書いて、近所の皆さんに配らせていただいて、その日からお客さんがそれを握りしめて、店長食べに来たよ、応援しにきたよ。頑張ってっていうのがずっと広がった」
店を応援したいと訪れた人たちがサクふわなとんかつに魅了され再び店にやってくる。
低価格路線の時より値段を上げたにもかかわらず、連日行列ができるようになった。
そんな中金子さんが、今度は自分が誰かを応援したいと去年始めたのが無料食堂。
お金に困っている人に好きなものを無料で食べてもらうという取り組み。
この一年で260人ほどが利用したという。
この取り組みを知った全国各地の人から応援の手紙が届いた。
日韓観光分野で直接協議
関係悪化が進むなか日韓の観光担当閣僚が直接対応を話し合いました。
会合は韓国で行われている日中韓3カ国の観光分野の担当閣僚の会合に合わせて開かれました。
出席した石井国土交通大臣は、
韓国との2国間の会談で、課題がある中でも観光交流が重要であることは一致したと述べましたが、具体的な対策などについては触れませんでした。
こうした中、LCC格安航空会社のピーチアビエーションが日韓を結ぶ3路線を今年10月から順次運休することがわかりました。
関係の悪化を受けて日本の航空会社が韓国との路線を運休するのは初めてです。
中国外相が来週訪朝
今日の中国外務省は王毅外相が来月2日から4日にかけて北朝鮮を訪問すると発表しました。
北朝鮮のリヨンホ外相の招きに応じるもので、アメリカとの間で進展がない朝鮮半島の非核化の交渉をめぐり意見交換すると見られます。
中国外務省は今回の訪朝に関して、「朝鮮半島の平和を実現する道を探すために、中国は建設的な役割を果たしたい」と話しました。
かんぽ生命10月に営業再開
かんぽ生命保険と日本郵便は自粛しているかんぽ生命保険の保険商品の営業を10月1日から段階的に再開させると発表しました。
不適切な販売を一切しなかった店舗と再発防止の仕組みが出来上がった店舗から順次営業を再開します。
またこれまで八十歳以上の顧客に対する積極的な勧誘を禁止していましたが、これを七十歳以上に引き下げ、家族の同意がある場合のみ販売することを決めました。
ローソン社員 4億円横領か
ローソンは9年間にわたり、およそ4億3000万円を横領していたとして、IT部門を担当する50代の社員を懲戒解雇したと発表しました。
元社員は取引先と共謀して業務委託料を水増ししていたと見られていて、社内調査に対し不正行為を認めているということです。
ローソンは元社員と取引先の企業を近く刑事告訴します。
エスティマ10月に生産終了
トヨタのミニバンエスティマの生産を10月に終了することがわかりました。
エスティマは1990年に「天才たまご」のキャッチフレーズとともに発売され、ミニバンの定番車種として親しまれてきましたが、アルファードなどトヨタの他のミニバンに人気を奪われる形で販売台数が落ち込んでいました。
トラックの路上駐車解禁。
配送業者の負担軽減へ。
ネット通販の普及などに伴い、宅配便の取り扱い量が増える一方で、物流業界を悩ませているのが荷物の積み下ろしをする時の駐車スペースの確保です。
都内では配送業者に限り、路上駐車が出来る新しいスペースの設置が始まりました。
生鮮食品などの運送を手がける配送業者の澤畑さん。
主な配送先は都心のスーパーやコンビニなどですが、都心にはトラックが停められる駐車場が少なく場所の確保に頭を悩ませています。
その為配送業者の間では路上駐車が常態化しているといいます。
さらに別の配送業者からはこんな声も。
「罰金もコストのうちと考えて取引先と折半することもある。」
こうした中、警視庁が今月から解禁したのが有楽町駅前にできたのがトラックなどに限り、路上駐車スペースなんです。
警視庁は都内52箇所に配送業者の専用スペースを順次設置。
原則として午前9時から午後9時まで20分以内であれば路上駐車が可能です。
こうした規制緩和の動きは広がりを見せていて、大阪や名古屋でも路上駐車解禁の取り組みが始まっています。
一方で課題も。
貨物専用の駐車スペースなんですが、一般の車が停めてしまっています。
まだ周知が行き届いていないため一般の乗用車が知らずに止まっているケースも。
配送業者の妨げとなるだけでなく駐車違反にあたる可能性もあります。
警視庁は今後効果を検証した上で、増設を検討するということです。
安田さん
重要な施策だと思いますね。
二つのリスクを減らせると思うんですね。
一つには運搬上のきちんと止めたい場所に停めて運べる。
もうひとつは、今までそのリスクがありながらも違反で罰金を取られるかもしれないけれども仕方なくってところが取られる心配がなくなる。
これからも物流の効率化に期待したいですね。
マーケット情報
東京株式市場はアメリカと中国の双方の発言で、米中通商協議の進展期待が高まり、通商摩擦に対する懸念が幾分和らいだことでほぼ全面高の展開となりました。
日経平均株価の終値は前の日より243円高い20704円でした。
メルペイ 友人招待で1000円付与
メルカリのスマホ決済メルペイは若者の利用を促すキャンペーンを始めました。
紹介すると招待した人とされた人それぞれに1000円分のポイントが与えられます。
人気ユーチューバーをCMに起用し、若者がスマホ決済を始めるきっかけを作りたい考えです。
横浜宣言を採択
日本が主導してアフリカへの開発支援などを議論するTICADアフリカ開発会議は、民間によるアフリカへの投資を重視するなどとした横浜宣言を採択し閉幕しました。
共同会見で安倍総理大臣は中国が一部の国に過剰融資を行っていることに懸念を示しました。
概算要求105兆円 過去最大
国の来年度の予算編成で各省庁からの概算要求が今日締め切られ、一般会計の要求総額は105兆円規模と過去最大を更新する見通しとなりました。
厚生労働省は少子高齢化で社会保障費がさらに膨らみ、過去最大の32兆6234億円を要求しました。
防衛省も宇宙やサイバー分野の防衛能力を強化するため、過去最大となる5兆3223億円を求めました。
ミドリムシ入りパンの缶詰
バイオベンチャーのユーグレナと災害備蓄向けのパンの缶詰を生産するパン・アキモトはユーグレナのミドリムシを配合した新商品を来月売り出すと発表しました。
多くの栄養素を含むミドリムシを配合することで備蓄食品としての価値を高めました。
賞味期限は5年で、期限が切れる半年ほど前に顧客から回収し、世界の被災地や飢餓地域に寄付する仕組みとなっていて、食品ロスになる心配がないということです。
消費増税対策の効果は進む?
キャッシュレス決済。
安田さん
キャッシュレスのキャンペーンと言うと、paypayやLINEPay、QRコード決済が出てきた時に大規模なキャンペーンやったのは記憶に新しいですけれども、個人的に注目しているのは10月1日から始まる消費増税に合わせたポイント還元です。
さらに最近ではポイント還元だけではなくて即時値引きを行うと。
具体的にはコンビニ大手3社のチェーン店であれば、買った金額2%その場で値引き行う。
ポイント還元の場合は後からそのポイントを使えるとこでしたけど、その場で安くなるとなると相当やっぱりメリット感じやすい。
大手クレジットカード会社も請求時にポイント還元ではなくて、値引きにするとでこういった値引きへの動きが先ほどのメルペイのようなそのキャンペーンと相乗効果を生み出すと思うんですね。
特に今までとキャッシュレス決済って若者中心、特にガジェットとかに詳しい人が主に使っている印象でしたけれども、増税を嫌っている消費者がキャッシュレスに進んで今までとは違った属性の人がキャッシュレスに動いていくかもしれない。
大きいムーメントになる可能性があるんじゃないかと個人的にはちょっと期待してますよね。
トレたま:タッチパッドにもなるキーボード
T.T.File-5087
キーボードを指で軽くタッチするだけでマウスやタッチパッドになるんです。
文字キーの裏側にセンサーがついていて指の動きを感知します。
これによりキーボードの上を触ることでタッチパッドのような操作ができるのです。
mokibo 1万4400円~
現在はクラウドファンディングで支援者募集中です。
国際貿易の視点。
数量より価格変化
安田さん
貿易がらみのニュースだと数量に注目しがちなんですけれども、それと同じくらい重要なのが価格の動きですね。
今回日本側に大きい需要があるわけでもなく、アメリカから大量にとうもろこしがやってくる。
供給が増えるんですね。通常需要は変わらずに供給が増えれば価格は下がるので、ある意味割安で日本は買うことができる。
なので緊急性がない、とうもろこしが多いかもしれないんですけれども、それによって被る損害は少ないかもしれない。
日韓の間で半導体の素材がありましたが、あれも結局日本から輸出数量は減りましたけれども、価格が上がることによって金額がそこまで落ち込んでいない。
ということで国際貿易を見る際に、数量だけではなくて価格変化も気をつけましょうということです。