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WBS 2021/1/14(木)

NEXT STAGEコロナとの闘い
リンガーハット苦渋の決断

寒い冬にぴったりな長崎ちゃんぽんが名物のチェーン店リンガーハット。
今日発表した決算では厳しい経営状況が浮かび上がりました。
外出自粛により来店客が激減し、2021年2月期の最終損益は87億円の赤字と予想しました。
全国で700近くあった店舗も50店舗を閉める決断に。

経費の見直しはこんなところにも。
オリンピックの体操男子個人総合で2連覇した内村航平選手です。
リンガーハットは長崎県出身の内村選手と所属契約を結んでいましたが、業績の悪化から去年12月末で契約を終了しています。
リンガーハットでは調理のスピードアップや人員削減の為、厨房の機械化を進めています。
今後はさらに店舗から工場への発注のAI化を進め3月までに全店での自動発注を目指すといいます

苦境の外食「悪者扱い」

こうした中、日銀が今日発表した1月の地域経済報告さくらリポートでは意外な動向が明らかになりました。
全国9地域のうち、北陸、四国と九州・沖縄の3地域で景気判断を引き上げ。
自動車や関連部品の需要が伸びていて製造業を中心に回復の兆しが見られたとしています。

ただやはり飲食業界には厳しい記述が。
「年末年始の宴会需要もほぼ消失し非常に厳しい状況。」

今日決算を発表した居酒屋チェーン磯丸水産を運営するSFPホールディングスは2021年2月期の最終損益は38億円の赤字と予想しました。
また昨日決算会見を開いたファミレス大手のサイゼリヤの2021年8月期の最終損益を36億円の赤字と予想。
政府がランチを含めて外食を控えるよう呼びかけたことに対しては
「今日またランチがどうのこうのと言われて、ふざけんなよ。外食は特に悪者扱いみたいされてます」

7都府県緊急事態初日

緊急事態宣言初日を迎えた三都市では。
ミナミの繁華街では普段より人手が半減。
8時を回るとほとんどの店で片付け。

しかし朝の出勤風景は普段とほぼ変わらない状況。
今日大阪府での新規感染者は592人、死者は11人増え累計714人となり東京都の707人を上回りました。
新規感染者が5日ぶりに300人を上回った福岡では、午前8時過ぎのJR博多駅前ですがあまり減っていないように感じます。

愛知県名古屋市でも出勤風景に変化はあまり見られません。
愛知県の新規感染者は312人、入院者のうち重症者は57人と過去最多を記録しています。

東京池袋では東京都と警視庁などが合同で外出自粛を呼びかけました。

緊急事態宣言発令から明日で1週間が経ちますが東京の新規感染者は1502人。
宣言解除の目安とされる500人は未だ遠い状況です。
東京都は今日モニタリング会議を開催。
昨日までの一週間の新規感染者数の平均値は1699人、前の週の1029人と比べると65%増加していて専門家からは大きな危機感が示されました。

厳しい状況が続く中で政府は、現在11都府県となっている緊急事態宣言の対象地域の追加の可能性について言及。
このまま感染拡大が治らなければ飲食店事業者などへの影響が拡大することは避けられそうにありません。

弁当ノウハウで業績回復

その影響もある工夫で回避する動きも。
定食チェーンのやよい軒と持ち帰り弁当のほっともっとを運営するプレナス
今日発表した決算で通期の営業利益予想を従来の2億4000万円から8億円へ上方修正しました。
巣ごもり需要を受けてほっともっとの業績が好調だったほか、外食のやよい軒の売り上げも回復傾向にあるといます。

その理由とは、やよい軒のテイクアウト専門のコーナーにあります。
従来型の店舗の隣にあるテイクアウト専門のやよい軒です。
弁当を大量に購入する客に。
ウーバーイーツの配達員の姿も。
業績好調のほっともっとが持つテイクアウトのノウハウをやよい軒でも活かした形です。
弁当容器をほっともっとと同じものを使用してコスト削減をしている他、厨房の人員配置などで効率化を図っています。
やよい軒はテイクアウト事業に力を入れていて、去年12月には全国373の全ての店舗に広げました。
4月に前の年と比べて5割近くまで落ち込んだ売上は11月にはおよそ9割まで回復しました。

営業好調時短なし新店舗

テイクアウト同様に好調なのがデリバリー市場。
市場規模は去年コロナ禍で急成長し、前の年から44%増えたという最新のデータも。

その追い風を受けて今、急拡大しているビジネスモデルがあります。
東京港区にある建物に入ってみると、廊下にいくつもの扉が。
その一つを覗くと二坪ほどの部屋にあったのはキッチン。
使っているのは高級食材の神戸牛。
この神戸牛をつかったユッケ重は2680円。
生に近い神戸牛を特製ダレで味付けした人気メニューです。
実はここデリバリーとテイクアウトの専門店。

ここはクラウドキッチンと呼ばれ、客席がなく複数の厨房が集まった拠点。
他には鯛めしが人気の和食の店や海老料理専門店など7つの厨房全てが埋まっています。
ベンチャー企業のOurKitchenが去年オープンしたクラウドキッチンですが、すでに2号店3号店の準備を進めています。

一方神戸牛のお店の片川さん。
去年10月まで神田にあった店で店長を務めていました。
コロナの影響で客足が戻らずに店をたたみました。
片川さんがすぐに店を再開できたのはクラウドキッチンならではの強みが。
ガスコンロや冷蔵庫などは備え付け。
都内の一等地にあって入居時の初期費用は100万円で月々の家賃も20万円と安く抑えられています。
オープンから3ヶ月、年末年始は一日10万円を売り上げるなど手ごたえを感じています。

このクラウドキッチン、都内を中心に急増。
デリバリー大手の出前館も先月新たに拠点を作るなど広がりを見せています。

コロナ禍で生じた変化
日本の食文化に光明も

大阪大学准教授の安田陽介さん

コロナをきっかけにと日本の食文化がさらに進化するんじゃないかと。
そもそも外食産業のレベルが世界的に見ても日本は非常に高い。
安くて美味しい店がたくさんある。
そうするとクラウドキッチンみたいなサービスに入りたくてもなかなか参入してく余地がなかったところ、コロナ禍では外食からデリバリーに需要がシフトしてきた。
そうするとお客さんがいればお店が入ってくる。
いいお店が増えれば、お客さんがますます増えると、いよいよクラウドキッチンが盛り上がりを見せている。
この業態の特徴として初期費用があまりかからないとか、店舗の管理をしなくていいので、料理だけに集中しやすい。
副業としても始められるかもしれないということで今までとちょっと違ったタイプのお店であったりとか、料理人が新しく飲食業に参入してくる可能性があります。
そうすると、従来と違って新陳代謝が起こるので、さらに日本の食文化豊かになっていくことが期待できる。

ワクチン3月に受けられる?

先月14日からワクチンの接種が始まったアメリカ。
カリフォルニア州では13日からディズニーランドの駐車場でワクチンの接種が始まりました。
アメリカは医療機関などでの個別接種と並行して、こうしたワクチン接種のために会場を設けた大規模な集団接種を進めています。
一見スムーズに見えますが、アメリカのワクチンの接種は全国で1000万回と目標の半数に止まっています。
マイナス70度での輸送や保管、準備したワクチンを期限内に使うための医療者や事務スタッフの確保など、実際の摂取には多くの人や物が必要です。
地方自治体の財政難なども影響し計画通りに進んでいないのです。

日本での準備はどうなっているのでしょうか。
練馬区は去年12月、新型コロナワクチン専門の部署を開設。
ワクチンの接種に向けた準備を始めています。
練馬区が望ましいとしているのは個別接種。
しかし自治体に供給されたワクチンを小分けにして分配できなければ集団接種の形をとることになります。
どちらの形になっても対応できるよう練馬区は同時平行で準備を進めています。

集団接種になった場合、紙の接種券が配られます。
誰がどのワクチンを接種したのかをその紙にシールを貼り付けて管理する仕組みです。
また大勢が集まれる大きな会場が必要になりますが、候補となる施設すら未だ地図には示せていない状態です。
日本国内では2月にもアメリカ製薬大手ファイザーのワクチンが承認され、2月下旬には医療従事者に。
3月下旬には高齢者から一般向けの摂取が開始される見通しですが課題は山積しています。
練馬区はスムーズにワクチンを接種するためには、まずは個人の感染対策が重要になるとしています。

スピード接種できた理由

こうしたなかワクチンの接種で注目されているのが中東のイスラエル。
現在3回目の都市封鎖が続いていますが、人口1000万人のおよそ2割がすでに1回目の接種を終えています。
その秘密がここに。
巨大な倉庫でワクチンを一括管理しています。
イスラエルは国民皆保険制度をとっていますが、健康保険組織は医療機関の運営もしています。
そのため患者の個人情報から人や物などもまとめて管理していて無駄のない供給網を敷いているのです。

予約案内を利用者のスマホに直接送るなどデータ管理や手続きは基本的にデジタル化されています。
接種は医療機関よりも専用の会場での集団接種が中心です。

そして夜になっても人が集まっている理由が。
「ワクチンは余っても再保存できない。その分は優先予約でなくても受けられるから来た。」

民族によって進み具合に大きな差があるなど批判はありますが、集団免疫の獲得に向け世界の先頭を走っています。

「背任で逮捕に持ち込むべき」
日産ゴーン事件キーマンの深謀

先週土曜日、日産の専務執行役員ハリ・ナダ氏。
ゴーン被告の元側近で事件の鍵を握る重要人物です。

ナダ氏に見せたのはテレビ東京が独自に入手した日産の社内メール。
送り主はナダ氏、宛先は当時の社長西川氏。
そこには
「検察は報酬の過少申告でゴーンを逮捕したいようです。私はゴーンの信用を落とすためにも、メディアも巻き込んで背任での逮捕に持ち込むべきだと考えています。」
送信日は2018年11月14日。
ゴーン被告が逮捕される5日前です。

ナダ氏は事件当時ゴーン被告らの業務を支援するCEOオフィスやホーム室を統括する幹部。
グレッグケリー被告の直属の部下でした。

ナダ氏自身も不正に関与したとされますが、検察と司法取引に応じゴーン被告の逮捕などに協力した見返りに起訴されませんでした。
ナダ氏は今日、ケリー被告の裁判に証人として初出廷。
事件について何を語ったのでしょうか。

検察官「ゴーン被告の報酬についておこなったことを説明してください。」
ナダ氏「2010年だったと思います。ゴーンさんが自らの報酬を減額しました。ケリーさんは開示することなく、秘密裏に支払いたいと考えていたので、私は助言を行い、文書やプレゼンテーションに携わりました。私はいつもケリーさんの指示に基づいてできるだけ積極的に行いました。」

そのナダ氏、ゴーン被告とケリー被告の逮捕の1ヶ月前こんなメールも西川社長に送っていました。
「ゴーンの件で経済産業省と議論する必要があります。彼らの強力な支援は不可欠です。」

ナダ氏に真意を訪ねてみると、
「これは社内の機密メールだから君が持っているべきものではない。なぜ君が持っているんだ。これはミスター西川へのメールだ。」
多くを答えませんでした。

西川元社長にも直撃しました。

Q:ハリ・ナダさんと西川さんが逮捕を手配したのか?
「そんなの出来るわけないじゃない」

そして司法取引に応じたハリナダ氏が関わったとされる資料をもう一つ入手しました。
日産の社内文書を拡大したものです。
様々なシミュレーションが書かれたチャート図。

チャコールといいますのはカルロスゴーン被告のカルロスの頭文字から取った隠語です。
このNはというと日産の頭文字から取った隠語です。
つまりカルロスゴーン氏が日産の会長から解任される。
という風に書かれているということなんですね。

このチャートが作成されたのはゴーン被告が逮捕されるおよそ半年前でした。
この半年前というのがポイントなので覚えておいてください。
隠語も使い周到に練られていた解任計画を読み解いていきます。

日産ゴーン解任計画入手
逮捕の半年前から準備か

日産の法務担当者から日産幹部に送られたメールです。
日付は2018年5月30日。
ゴーン被告が逮捕されるおよそ半年前です。
送り先にはハリナダ専務。
このメールに解任計画は添付されていました。
左上にはLegallyPrivileged秘匿特権とあります。
いかなる場合も外部に公開しないとする極秘資料を意味しています。
ゴーン被告の逮捕直後に開いた会見で当時の西川社長は被告の解任を宣言。
日産はその三日後に臨時取締役会を開き、ゴーン被告の会長職の解任が決まりました。
さらに翌年の春には臨時の株主総会を経て、ゴーン被告は正式に取締役から解任されました。

解任計画と照らし合わせてみると、シナリオ通りに進んでいました。
また別のルートを見てみると気になる記述が。
「ゴーン被告が日産の代表として残る。日産にとって最悪のシナリオ。」
ゴーン被告の解任を目的としていることを強く印象づける記述です。

日産の報告では、2018年春頃に内部告発を受け、10月からの本格調査を経て、11月にゴーン被告は解任となっています。
実際にはその年の5月にはすでにゴーン被告の解任に向けたシナリオを制作し準備していたことになります。
さらに計画では解任後の動きも書かれていました。

「日産は空席となった会長をポストはルノーに返上しないと主張。
 そうすると最大株主のルノーが納得しない。
 ルノーは臨時株主総会を要求。」

などと日産の会長ポストをめぐって最大株主ルノーとの主導権争いを予測。
実際に日産とルノーはポストゴーンの激しい駆け引きを展開しましたが、ルノーのスナール会長が日産との関係を重視し、日産の会長ポストは求めないとコメント。
新たに臨時株主総会は開催されませんでした。

日産に真偽を訪ねるため質問を送りましたが回答はありません。

日産ゴーン解任計画を読む

滝田さん
足元で薄明かりが差してるんじゃないかと思うんですね。
というのは自動車業界で今半導体不足が話題になってるじゃないですか。
これは要するに中国やアメリカの自動車需要が回復してきてるんですよね。
ということで生産が持ち直してきたことも背景にあると思うんです。
日産の決算も四半期ベースで底入れに向かいつつあるんじゃないかと思うんですね。

日産、今後の針路は
業績、ルノーとの関係

筆頭株主であるルノーとの関係がこれからどうなっていくのかここも注目です。
内田社長も関係の維持強化ということを歌ってるわけですよね。
これは当然のことで、電動化とか自動車といったような自動車業界は100年に一度の大変革期ですよね。
それに対して研究開発にものすごいお金がかかるんですけれども、日産もルノーも一人ではとても生きていけないっていうことですね。
お互いには好き嫌いは別にしてアライアンス、協調同盟関係は続けざるを得ないんだと思います。

巣ごもりユニクロに追い風

ユニクロを展開するファーストリテイリングの2020年9月から11月期の決算は本業のもうけを示す営業利益が前の年と比べて23.3%増えて1130億円となりました。
新型コロナの影響から巣ごもり需要で、部屋着や保温効果のあるヒートテックの毛布などの販売が伸びました。
中国や台湾の事業も堅調でした。

機械受注2カ月連続プラス

内閣府が発表した2020年11月の機械受注統計は企業の設備投資の先行指標となる船舶電力を除いた受注額が前の月と比べて1.5%増えて8548億円でした。
5G投資が活発な通信業が好調で、2ヶ月連続のプラスとなりました。
内閣府は基調判断を持ち直しの動きがみられるに上方修正しました。

就任式前厳戒ワシントン
下院はトランプ氏弾劾訴追

来週20日に迫ったアメリカのバイデン次期大統領の就任式に向け、首都ワシントンでは暴動への懸念が再び高まり、厳戒態勢が敷かれています。
連邦議事堂前の広場ですが就任式に向けて高さ3メートルほどあるフェンスが張られた他、さらに州兵たちが多く警戒にあたっています。
就任式に向けてトランプ大統領の支持者などが暴動を計画しているとの情報もあり、今後はアフガニスタンに駐留するアメリカ軍より多いというおよそ2万人規模に州兵を増員する予定だということです。

一方トランプ大統領は13日、Twitterが永久凍結される中、ホワイトハウスのアカウントを通じて5日ぶりにTwitterで声明を発表しました。
「暴力や破壊行為はこの国には全くふさわしくない」

これに先立ち下院はトランプ大統領が支持者を煽って議会を襲撃させ、反乱を扇動したとして罷免を求める弾劾訴追決議案を賛成多数で可決しました。
こうした中、議事堂の中でも多くの州兵が警戒に当たりました。
公開された映像には議事堂の中で雑魚寝する兵士や、傍にライフルが並ぶ様子などもうつされ、異様な雰囲気が広がっています。

企業?政府?誰が決める
市場のルール

SNSのアカウントの停止ですとか、接続の禁止、こうした措置を受けてドイツのメルケル首相は、停止は法に基づくべきで経営陣が決めるべきではないと意見を表明しています。
ルールを一体誰が決めるのかという議論が起こっていますよね。

安田さん
表現の自由って問題を超えて、市場のルールを誰が決めるかについてはアメリカとまドイツをはじめとした大陸ヨーロッパの考えの違いが出ていると思いますね。
ヨーロッパは国家がルールを決めるに対して、アメリカはプレイヤーである企業自身が決めることができる。
これ例えばイノベーションを起こすって発想になった時には、企業が自由にルールを決めてチャレンジしやすいアメリカ型が有利。
実際に成功したデジタルプラットフォーマーを見るとGAFAにしてもNetflixにしてもMicrosoftにしても、全てアメリカの企業はこういった背景が関係してる。

一方でプレイヤーが自分でルールを決められることの弊害も当然あるわけですよね。
利用者の扱いを不当にしてしまうとか、将来的なライバルを買収して抑制してしまうことが可能になってくるかもしれない。
それを防ぐのが市場の競争が働いてるかどうかとかだと思うんですね。

足元でデジタル化とかを見ると、独占寡占化が進んでしまって、ライバルのサービスに乗り換えるとことが難しいといった現状を踏まえると、ヨーロッパ型の国家がある程度ルールを決めてくってことが重要なんじゃないかと個人的に思います。

新型コロナ関連ニュース

今日新たに感染した人の数は6608人でした。
亡くなった人の数は66人、重傷者の数は20人増え、過去最多の920人となっています。

新型コロナの発生源を解明できるのでしょうか。
WHO世界保健機関の調査団が中国の武漢市に到着しました。
最初に集団感染が発覚した海鮮市場などを訪れ、ウイルスの起源や感染拡大の経緯を検証します。
ただ中国政府は武漢が発生源とされることを警戒していると見られ、要望に十分に応じるかが焦点です。

航空大手は2月の運航便数を半減させます。
緊急事態宣言の再発令を受け、全日空は運航率を当初の計画に比べて55%まで減らし、羽田釧路便や新潟那覇便は運休とします。
日本航空は運航率を52%まで減らし、札幌秋田便や福岡徳島便を運休するとしています。

再び開業が延期されます。
ユニバーサルスタジオジャパンは来月4日に予定していたマリオなどが登場する新エリアSuperNintendoWORLDの開業を再び延期すると発表しました。
宣言の解除後に改めて決定します。

日経平均2万9000円迫る
経済対策2兆ドル?

日経平均株価は5日連続で上昇し、今日も30年ぶりの高値を更新しました。
今日の日経平均株価の終値は前の日より241円高い28698円で一時29000円台に迫る場面もありました。
その背景の一つがアメリカのバイデン氏が近く公表する予定の追加経済対策への期待です。
市場予想を大きく上回り、2兆ドル規模になる可能性が報じられ、景気回復への期待が高まりました。
これによりアメリカの10年債の利回り、現在の値は1.100%ということで10ヶ月ぶりの水準となっています。
またこの流れを受けまして為替市場ではドルを買う動きが強まっています。
円相場は現在一ドル104円5銭から6銭近辺と、ドル高円安で推移をしています。
NY株式市場現在の動き、3指数ともに上昇しています。
現在31187ドルということで最高値を更新しています。

日経平均が最高値
ドル建て、その意味は

滝田さん
ドル建ての日経平均株価。
なんでそうなってるのかって言うと、まさに為替相場のマジックなんですけれども、バブル期に比べると円高ドル安が進みまして、ドルの価値はざっくり3割ぐらい目減りした。
そうすると割り算の問題ですから、ドル建てで見ると最高値を更新してる。
ドルを元手にする外国人投資家がドル建ての最高値で利が乗ってきてるわけですね。
日本株を買いますのか、少し利食いの売りに出るのか、まさに正念場に差し掛かってるんじゃないでしょうか。
外国人投資家の心理を読み解く一つの重要なポイントになるかもしれません。

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