WBS 2021/3/16(火)
- 2021.03.17
- wbs
- 1. 変異株で初の死者、宣言解除は?
- 2. アストラ製ワクチン接種停止拡大
- 3. 抗うつ薬がコロナに有効独占取材、研究の現場
- 4. コロナ治療、既存薬に期待治験で効果得られるか
- 5. 日米2プラス2中国との対決姿勢、鮮明に
- 6. 米2閣僚、来日の狙いは日本への3つの覚悟
- 7. 外資規制は食い違いっ続く接待問題の全内容解明は?
- 8. 子ども1人に5万円給付
- 9. 柏崎刈羽原発、最も深刻
- 10. 接触アプリ、新規格に未対応
- 11. 水素社会実現へ、政府に提言
- 12. 直接面会ができないコロナで変わる弔い
- 13. 新型コロナ関連ニュース
- 14. 星野リゾート、京都で3ホテル開業
- 15. 自殺者数11年ぶりに増加
- 16. 中国政府がアリババに売却要求
- 17. ファーストリテイリング工場が放火
- 18. ミャンマーデモ収束には?日本にできるパイプ役
- 19. 日経平均一時3万円台背景にアメリカ株高
- 20. トレたま:褒める文具
- 21. 日本コロナ治療薬はいつ?特例承認、進めるべきの声
変異株で初の死者、宣言解除は?
今日午前11時過ぎ、半袖のシャツ姿で現れた菅総理。
4月上旬バイデン大統領との会談のためアメリカを訪れるのに先立ち、ワクチン接種を受けました。
3週間ほどあけて2回目の接種を行う予定です。
接種後の菅総理に飛んだ質問は緊急事態宣言の解除についてでした。
今夜、官邸には続々と大臣の姿が。
緊急事態宣言解除に向けた最終調整が続いていると見られます。
しかし緊急事態宣言の解除を巡っては自治体ごとの温度差が明らかになっています。
昨日神奈川県の黒岩知事は解除の方向がいいと主張。
それに対し埼玉県の大野知事は、解除を要請する段階ではないと慎重な姿勢です。
そして今日東京都の小池知事は、解除の是非については何故か言及を避け続けています。
都の幹部は
「よほどのことがない限り延長要請はしない。延長要請しても戦略が続かないですよ。」
前回政府が再延長を決めた時と比べて病床使用率は減少傾向にあり、最悪とされるステージ4は脱しています。

ただ感染者数を見ると増加する地域も
今日東京都が発表した新たな感染者は300人。
曜日で比較すると8日連続で増加しています。
今後の感染者数での影響が懸念されているのが変異したウイルスの拡大です。
これまで変異ウイルスへの感染者が51人出ている神奈川県。
このうち、50代と70代の男性の死亡が今日確認されました。
変異ウィルスによる死亡は全国で初めてです。
アストラ製ワクチン接種停止拡大
一方期待されるワクチンを巡ってヨーロッパでは気になる動きが。
アストラゼネカ製ワクチンの接種後に血栓ができる事例が一部で報告されていることから、デンマークなどに続きフランス・ドイツ・イタリア・スペインのヨーロッパ主要国が次々接種を一時停止すると発表したのです。
WHOのテドロス事務局長は
「接種後に血栓が報告されたことは必ずしもワクチン接種と関連付けられるわけではない」
緊急事態宣言の解除に向けた検討を進める中、期待のワクチンを巡っても懸念が生じたことについて菅総理は
「情報をしっかり集めて、それを整理した上の判断という形になる。」
抗うつ薬がコロナに有効
独占取材、研究の現場
新型コロナ感染症の治療薬で新たな動きです。
抗うつ剤の治療薬クロミプラミンにコロナウイルスが体内に侵入するのを阻害する効果があることが九州大学などの研究で明らかになりました。
明日記者会見を開き正式に発表する予定です。

今回の発見をしたのは九州大学の研究グループなどです。
実験で新型コロナウイルスへの有効性が見つかったのは、うつ病の治療薬クロミプラミン。
アナフラニールという商品名で広く使われています。
研究グループを率いるのは九州大学の西田基宏教授です。
西田教授はもともと心臓の研究が専門で、様々な病気の既存薬の中に心不全の治療にも用途を拡大できる薬はないか探していました。
新型コロナで心臓病の持病がある人が重症化しやすいことから、心不全に効果のある既存薬ならコロナ治療にも有効かもしれないと考えたのが今回の研究のきっかけでした。
「本当にウイルスの侵入を止めることができてできるかどうかということを確認するために一つの細胞を可視化する共焦点レーザー顕微鏡というものを用いて評価を行っています。」
様々な病気に使われているおよそ1200種類の既存薬を検証し、心不全の抑制に非常に強い効果を持つ13の薬を抽出。
連日この顕微鏡で観察と検証を続けた結果、はっきりとウイルスの侵入を防ぐ効果が認められたのがクロミプラミンでした。
「最初は複数の化合物の中から一つ選んでくるっていう作業も大変だったんですけれども、それがこういう風に実際に目で見て誰でもわかるように効くというのはすごくインパクトがある、感動。」

通常、ウイルスが人間の体の細胞に接触するとウイルスの表面にあるSタンパク質と呼ばれる突起の部分が、体の細胞のACE2と呼ばれる受容体と結合。
ACE2と共にコロナウイルスが細胞内に侵入します。

しかしクロミプラミンを投与すると、Sタンパク質とACE2が結合をした後、細胞内への侵入が阻害されることがわかりました。

実際に顕微鏡でその様子をとらえた映像です。
緑色に光っているのが細胞の表面にあるACE2です。

まずはクロミプラミンを投与しない場合、Sタンパク質に触れると細胞内に取り込まれ緑色の部分が崩れていくのがわかります。
つまりウイルスが細胞内に侵入しているのと同じ状態です。

一方クロミプラミンを投与したのがこちら。
Sタンパク質に触れても細胞表面の緑色の形は崩れず、細胞内への侵入が起きていないのが分かります。

共同で研究に当たる国立医薬品食品衛生研究所の検証によりますと、コロナ治療薬として承認されているレムデシビルを単独で使用した場合、細胞のウイルス感染率は一定の低下に止まりますが、クロミプラミンを併用するとゼロに近い水準にまで下がることがわかりました。
そしてさらに変異ウイルスにも効果が期待できるといいます。
実際に病院で薬の投与方針の策定などに携わる薬剤部長は、
「この薬自体は非常に古い薬なので安全性に関してはもうほぼ問題ないと思う。予防という側面と治療という側面があると思うんで目的に応じた臨床研究や治験が必要。」
西田教授達の研究グループは今後動物実験で安全性や有効性をさらに検証し、迅速な実用化を目指すということです。
コロナ治療、既存薬に期待
治験で効果得られるか
新型コロナ治療薬としての承認を目指して試験が進められている既存薬は数多くあります。

ノーベル賞を受賞した大村智さんらが開発したイベルメクチンは、アフリカなどでの寄生虫による感染症の特効薬。
細胞実験でコロナウイルスの増殖を抑える効果が報告されています。
東京都の医師会は使用を提言しています。

他にもリウマチの治療薬アクテムラや膵炎の治療薬フオイパンなど効果が期待されていますが承認に至っているものはまだありません。
ただ実験で得られた効果が治験でも同様に得られるかどうかが課題だと言います。
さらに既存薬は新薬に比べて薬価が安いため、治験に踏み切らないケースも少なくないと言います。
日経メディカル 加藤副編集長
「何百億とお金をかけて臨床試験をして、適応を取得しても1錠10円とか20円で既に売っていた薬剤が1000円とか1万円なりますかって言うと今その仕組みはないのでリターンが期待できなくなります。企業としてはどうしても二の足を踏んでしまう。」
日米2プラス2
中国との対決姿勢、鮮明に

日米豪印の4カ国がクワッドというあの首脳協議を行いました。
この時はインドへの配慮もあって、中国に対してあまり刺激を与えるような文言は入りませんでした。
今回は日米がより突っ込んだ協議を安全保障のツートップが集まって行ったわけです。
バイデン政権が発足して初めてとなる日米の外務防衛担当の閣僚協議日米2プラス2。
東京での開催はおよそ7年半ぶりです。

アメリカのブリンケン国務長官はオバマ政権下で安全保障を担当。
イスラム国の掃討作戦でも重要な役割を果たした人物です。
およそ1時間の会議で議題の中心となったのはあの国です。
中国が海上警備にあたる海警局に対し、武器の使用を認める海警法を施行したことに日米で深刻な懸念を表明。
また沖縄県尖閣諸島についてもアメリカによる防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用対象だと改めて確認しました。
一方中国側は
「日米の協力は地域間・国家間の相互理解や信頼に貢献するもので、第三者を標的にしたり、第三者の利益を損なうべきではない。」
中国との対決姿勢が鮮明になる中、日米同盟での日本の役割にも変化が起きてくるのでしょうか。
米2閣僚、来日の狙いは
日本への3つの覚悟

山川さん
アメリカの一週間の外交日程に注目して頂きたいんですよね。
日本であった後にこのツートップは韓国に飛びます。
韓国は今ちょっと中国寄りになびいてるんじゃないかって話もあって、そこはの結束を呼びかけるわけですね。
その後が本丸と言ってもいいかもしれませんが、ブリンケン国務長官は飛行機の給油のためにアラスカによるんですけども、ここで中国の外交のトップとここで会談を行います。
中国からしたらアラスカまで追っかけていくわけですから、これはこれで焦りと言うか相当大事に思ってるわけですね。
その中で最初に訪れる場所を日本にした。
これは日米同盟を大事に思ってる証と思っていいんですが、ただその反面喜んでばかりはいられない。

最初に訪れたんだよってことはそれだけ要求も強いということで、日本にいろんな覚悟を迫ってる踏み絵という側面もあるんですね。
三つ挙げました。
一つ目は対中圧力の日本の本気度が試されてるとこです。
日本側はバイデン政権は中国に弱腰じゃないかとよく言いますけども、アメリカは日本は大丈夫なのと思ってる。
そこの踏み絵を踏まされてる。
その並びとしてこの防衛予算の積み増しというのも当然この先水面下では話し合われてるはずです。
そして三つめ韓国との関係改善、しきりにアメリカは日米韓の同盟が大事なんだと強調しているんです。
それは非常に日本にとっても韓国にとっても政治的には非常に難しいんですが、この関係改善を強く求められていると思った方がいいです。
外資規制は食い違いっ続く
接待問題の全内容解明は?
武田総務大臣は谷脇前総務審議官から辞表が提出され本日付で辞職を認めたことを明らかにしました。
一方、2017年に東北新社が衛星放送事業に関する申請をする際に外資規制に違反していた問題では、報告したとする東北新社側と報告は受けていないとする総務省側の説明に食い違いが起きています。
真っ向から対立する両者の主張。
総務省は明日、元検事などで構成される情報通信行政検証委員会を立ち上げ、谷脇氏の件も含めた一連の接待が行政に与えた影響などを調査するとしています。
子ども1人に5万円給付
菅総理大臣は今日、新型コロナの影響で生活に困窮している人たちへの緊急支援策を発表しました。
ひとり親世帯や所得の低い子育て世帯に対して、子供一人当たり5万円を給付することが柱です。
また孤独孤立問題への対策では自殺防止などに取り組むNPOなどの活動支援に60億円の予算措置を講じます。
柏崎刈羽原発、最も深刻
原子力規制委員会は今日、新潟県の東京電力柏崎刈羽原発で不正な侵入を検知できない状態が30日以上続いていた恐れがあるとして、安全性について最も深刻なレベルとの評価を下しました。
これは原子力規制庁の抜き打ち検査で判明したもので、今後追加の立入検査と東京電力に原因の調査と報告を求める予定です。
接触アプリ、新規格に未対応
新型コロナ対策の接触確認アプリCOCOAがスマートフォンで動かすための最新の規格に対応していないことがわかりました。
所管する厚生労働省が陽性者との接触通知が届かないなど相次ぐ不具合の対応を優先させたためで最新規格への対応作業を怠っていました。
今後アプリが使えなくなる可能性が高く、田村大臣はしっかりと修正していかないといけないとしています。
水素社会実現へ、政府に提言
水素の利用促進を目指す195の企業などが参加する団体、水素バリューチェーン推進協議会は今日、水素社会の実現に向けた政策提言をまとめ梶山経済産業大臣に提出しました。
水素関連のインフラ導入を進める特区の設立の他、法規制の整備が必要だと指摘しています。
低コスト化への具体策として税制の優遇や水素ステーション運営への補助制度などを求めました。
直接面会ができない
コロナで変わる弔い
2月都内の施設で行われていたのは、病気で亡くなった男性と遺族のお別れの儀式です。
遺族が故人に足袋などの装束を着せていきます
一見普通の葬儀会場に見えますが実はそうではありません。
病院などから運ばれてきた遺体はこちらの部屋でお別れにむけたケアやメイクを施します。
奥には20人分の遺体が安置できる冷蔵施設があり、室内の温度を常に4度以下に維持しています。
建物の2階にはまるでホテルのロビーのような空間が広がります。
最大の特徴は遺族が亡くなった故人と一緒の部屋で過ごしながら弔いができること。
この30平方メートルの和室は3人が宿泊でき、料金は77000円です。
宿泊はできませんが小さな部屋もあります。
こちらでは親しい友人を迎え、最後の時間を過ごすことができます。
こうした広さやデザインの異なる部屋を14室設けていて宗派を問わず利用可能です。
葬儀の仕事に20年携わってきた三村さん。
通夜や葬式場にお別れの時間が大切と感じ、2年前にカノンを開業しました。
感染拡大が続くこの一年で利用者は2倍ほどに急増。
その理由は、カノンを利用した加藤さんは70代の夫を肺がんで亡くしました。
この施設を選んだ理由は入院中の夫と全く会えなかったことが大きいと言います。
今病院や介護施設では感染対策のため直接の面会を厳しく制限。
コロナ以外で入院している場合でも面会できないケースが増えているのです。
この日カノンで家族みんなと食事をした加藤さんは夜亡くなった夫に付き添って一晩を過ごしました。
今後も病院や施設での看取りが難しくなる中、三村さんは亡くなった後の弔いの時間が遺族と故人にとって大切になるといいます。
新型コロナ関連ニュース

今日新たに感染が確認された人の数は1133人でした。
亡くなった人の数は57人、ワクチン接種の回数は68916回でした。
感染者数が日本の人口とほぼ同じ水準となりました。
アメリカジョンズホプキンス大学によりますと世界の新型コロナウイルスの感染者が15日1億2000万人を超えました。
国別ではアメリカが3000万人に迫り最多で、ついでブラジルとインドが1100万人を超えています。
新規感染者は先月下旬に下げ止まってから再び増加に転じています。
感染者が2番目に多いブラジルで閣僚交代です。
ブラジルのボルソナロ大統領は15日、保健相を交代させると明らかにしました。
四人目の保健相となります。
変異株が全土に広がり感染拡大に歯止めがかからず国民の不満が高まっています。
1mへ基準の変更を検討しています。
アメリカの国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、社会的距離の基準をこれまでのおよそ2mから1mに変更する方向で検討していることを明らかにしました。
これはCNNで語ったもので、社会的距離が2mの学校と1mの学校の感染者数を比較した場合、マスクを着用していれば感染者数に大差はないとの結果が出たということです。
沿道の密集の基準を公表しました。
25日にスタートする東京オリンピックパラリンピックの聖火リレーについて、大会組織委員会は多くの観客の方が触れ合う状態などを密集と定義すると発表しました。
密集になった場合、まずは注意喚起し、解消されない場合はリレーを中止する可能性があるとしています。
コロナによる解雇や雇止めが95000人を超えたというニュースなどが入ってきています。
星野リゾート、京都で3ホテル開業
星野リゾートは今日、今年中に京都市内で三つのホテルの営業を開始すると発表しました
開業するのはOMOという星の家に続く星野リゾートブランドのホテルで料金は一泊4500円からを予定しています。
近くにある寺や飲食店を独自に紹介する地図などのサービスで工夫を凝らします。
当面は新型コロナの影響から国内客の利用を見込んでいます。
自殺者数11年ぶりに増加
政府は去年一年間の自殺者が前の年より912人増え、21081人となり11年ぶりに増加したと発表しました。
男性は23人減り14055人でしたが、女性は935人と大きく増えて7026人にのぼりました。
この他、年齢別では小中高生が499人に上り、統計のある1980年以降最も多くなりました。
中国政府がアリババに売却要求
中国政府が中国のネット通販最大手のアリババグループに対し、メディア関連の資産を売却するよう求めたとウォールストリートジャーナルが15日関係筋の話として報じました。
アリババは香港の英字紙サウスチャイナモーニングポストを所有しているほか、中国最大級のSNSウェイボーを含む多くのメディア関連企業に出資しています。
ファーストリテイリング工場が放火
ユニクロやGUを展開するファーストリテイリングは国軍によるデモ隊への弾圧が続くミャンマーで14日夜、最大都市ヤンゴンにある取引先の二つの縫製工場が放火されたと明らかにしました。
ファーストリテイリングによりますと二つの工場は何もヤンゴンの戒厳令が敷かれている地域にあり、14日は操業を休止していて負傷者はいないということです。
ミャンマーデモ収束には?
日本にできるパイプ役

山川さん
負傷者がいなかったのが不幸中の幸いですけど、日本の拠点もたくさんあるとこですから治安が心配ですね。
ここまでのミャンマーのデモの特徴を説明したい。
特徴ってのはスーチー氏の遺志を引き継いで非暴力・不服従というのをスローガンに掲げて、静かな戦いをやってるんですよ。
公務員とか僧侶まで参加してるような状況です。
ただしこういうデモが長期化してしまうと、その中にどうしても過激な扇動者が入ってきてしまうので、そこが今心配な所なんです。
こうした状況では外国の足並みの揃った圧力が必要なんですよね。
よく見るとそれぞれの国の言語を使って海外に呼びかけてるんですよ。
中国に対しては軍事政策への援助やめろ、アメリカにはアメリカ軍が必要です。
日本に対しても我々の投票を尊重せよ。正義を望むって書いてある。
そうなってくると、アラスカでの米中対談が非常に注目されんです。
ブリンケン国務長官は元々人権に非常に厳しいと言われてるトップですからね。
ここでやっぱり中国に対してしっかりと言って、国連の制裁に賛同するように圧力をかけるということをやってもらいたいですね。
日本も先進国G7の中でミャンマーの国軍と太いパイプを持ってるのは日本だけなんです。
日本単独で何が出来るかってのはありますけども、国軍との仲介役は果たせると思いますので期待したいですね。
日経平均一時3万円台
背景にアメリカ株高
東京株式市場で日経平均株価の終値が6日連続で上昇し、一時およそ3週間ぶりに3万円の大台に乗せました。
背景にあるのはアメリカの株高です。
ニューヨーク株式市場ではダウが15日まで4日連続で史上最高値を更新しました。
アメリカでは感染者数が減少していて、経済活動を再開する動きが出ていることが株価を押し上げています。
アメリカの空港の1日あたりの利用者数は先週末、去年3月中旬以来となる水準に回復し、アメリカン航空グループは一時この一年での最高値をつけました。
また映画館を運営するAMCエンターテインメントホールディングスは3日続けて大幅上昇しました。
加えてバイデン政権による1人最大15万円の現金給付の手続きが始まり、個人消費が回復するとの期待も高まっています。
ニューヨーク株式市場の現在の動きです。
ダウは103ドルほど下落、ナスダックは137ポイントほど上昇、S&P500は8ポイントほどの上昇、4営業日連続で史上最高値S&P更新しています。
1ドル108円80銭台で取引されています。
トレたま:褒める文具
File-5328


これは日常的に家族や同僚など周りにいる人を褒める文具。
付箋や手帳、カード、シールの4種類あります。
手帳は褒めたい内容やその度合いを星で記録することができます。
文章が思いつかない場合は専用サイトに褒め方のコツや文章を作るヒントが掲載されています。
開発したササガワは文具メーカーでなく実は老舗の賞状用紙メーカー。
表彰状のように形式的に褒めるのではなく、カジュアルに褒める狙いで文具にしました。
今後は子供向けやビジネス向けの商品も開発する考えです。
日本コロナ治療薬はいつ?
特例承認、進めるべきの声
山川さん
世界的な傾向なんですが、どうしても日本のように少子高齢化が進んでいる国というのは、ワクチンのような予防薬よりも治療薬の方に事業投資とか研究開発が傾斜しがちなんです。
そっちの方が儲かるから。
その意味で、ワクチンのところで日本が出遅れたっていうのは仕方がないかなと思える面があるんですが、これで治療薬まで遅れを取ってしまったのら泣きっ面に蜂です。

国内の有望な治療薬候補を挙げました。
イベルメクチンは既に海外で驚くような効果が報告されているわけです。
生みの親であるノーベル賞受賞者の大村先生も特例承認認めるべきだと言ってますから、厚労省は思い切った特例承認を進める方向でやってもらいたいなと思いますね。
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