WBS 2020/4/6(月)

コロナショックどうなる世界経済
あす緊急事態宣言へ

午後5時50分、安倍総理大臣は明日にも緊急事態宣言を出すと明らかにしました

対象の地域は東京とその周辺3件、大阪と兵庫、福岡の合わせて7都府県です。
期間は1ヶ月程度となる見込みです。
ただ安倍総理は海外で行われているロックダウン都市封鎖との違いを強調しました。
今後は緊急事態宣言に基づいて、自粛を呼びかけることになりますが罰則などはありません。

今後緊急事態宣言の具体策を決めるのは都道府県です。
東京都の小池知事は今夜、都民に落ち着いた対応を求めました。

病院などの医療機関や、スーパーやコンビニエンスストアなどの食料品店、公共交通機関、銀行などの金融機関にも感染防止対策を取った上での営業を要請します。
その一方で、ナイトクラブやバー、カラオケなどの娯楽施設や遊戯施設、一部の商業施設には基本的に休業を要請する方針です。

休業要請の対象の一つとして検討されている居酒屋。
都内の店を訪ねました
「しょうがない決めてもらった方がすっきりするかな」

一方でこんな声も
「強制でなければ開けたいですね。強制されるのであればしょうがない仕方ないと思う」

また休業要請対象の文教施設のうち、学習塾にも使用制限が出される可能性。

早稲田アカデミー 千葉運営本部長
「進学塾の場合、4月からの新規入塾生が極めて重要」

実際に休業を要請する施設について都知事は。
「具体的な施設の種類などにつきましては国と調整中。施設の種別に応じて休業や感染防止措置などを要請していく」

また連日100人を超える感染者を出してきた東京都の今日の新たな感染者は83人。
そのうち感染経路が分かっていない感染者は73人で全体の9割にまで膨らみました。

感染拡大を受けてこちらの組織も。
在日アメリカ軍司令部は関東地方の基地や施設を対象に公衆衛生上の緊急事態を宣言。
東京の感染拡大が国の安全保障にも影響を及ぼしかねない状況になっています。

緊急事態宣言 ねらいと補償

実は政府は先週までは緊急事態宣言の発令にかなり慎重な立場だったんです。
やはり決め手となったのはこの週末に、東京で二日連続で新規の感染者数が100人を超えたことです。
こうした状況を受けて、安倍総理の周辺は昨日夜、テレビ東京の取材に対し100人以上の新規感染者が続けば東京の医療崩壊は近い。
東京が医療崩壊となれば全国に影響が出ると危機感をあらわにしました。

政府が緊急事態宣言に慎重だった理由の一つは、新型コロナウイルスに関する特別措置法には緊急事態宣言の要件の一つに全国的な蔓延という項目がありまして、大都市の患者急増だけでは全国的とは言えないという立場だったからです。
東京の医療崩壊寸前という事態に昨日夜、政府内の温度感がそれまでと一変しました。
政府はこの緊急事態宣言の発令とセットで、事実上の補償とも言える給付金制度を柱とした、過去最大規模の緊急経済対策を決定します。

特に力を入れたのは個人事業主や中小企業に対して資金繰り支援のみならず、売上が半減した中小企業には最大で200万円、フリーランスには最大100万円の史上初の給付金制度を設けました。
個人に対しても世帯主の2月以降の月収が大幅に減り、住民税が非課税となる水準まで落ち込んだ世帯などに対し、現金30万円を給付します。
児童手当は子供一人当たり1万円を上乗せします。

政権幹部の一人は、これは初めての事態なので緊急事態宣言と経済対策をセットで示すことで、国民の不安を和らげたいと話しています。

緊急事態宣言 影響は?

滝田さん
緊急事態宣言がされると生活に制約が出てくると思うんです。
やむを得ないと思うんです。
何故かって言うとアメリカやヨーロッパを見てください。
大変悲惨なことになってるわけですよね。
今の日本そんな風になっていいと思ってる人はいないと思うんです。
なんでアメリカやヨーロッパはそうなったのか。
油断してたんですね。
そうしてこの日本もそこの岐路に立たされてるわけです。
ここは一つやっぱり我慢のしどころじゃないかと僕は思いますけど。

自治体が強制力をもって土地や建物を摂取して病院を建設改築したり、医薬品や必要な食品などを取得したりといったことができるようになります。
学校やイベントを行う施設などに活動や営業の停止を指示することも可能になります。

滝田さん
北海道大学の西浦教授の試算。
何もしなかったら流行がうなぎのぼりになってしまう。
単位が6000、8000、1万という、とんでもない数なんですね。
仮に、人と人との接触を2割20%減らしたらどうかというとあまり違いがないんです。
そこですねかなり人と人との接触の削減が必要。
80%減らして初めてコロナの感染をかなり抑え込めたわけです。
具体的に言いますと、今まで10人の人と会っていたとしますよね。
これからは2人の人とだけ会うようにしてください。そういうことなんですね。
そうして初めてこの目標が達成できる。
具体的に企業が在宅勤務、テレワークを促進するなど全体として人と人との接触を抑える社会の仕組みをこれから作っておく必要がある。
それが緊急事態宣言だと思います。

国際医療福祉大学医学部教授で企業のBCP事業の継続計画にお詳しい和田さんにお話を伺います。
8割減接触を8割減らすために企業にできることというのはどういうことなんでしょうか?

和田さん
人と人の手の届くような距離で触れ合うことをしっかりと減らしていく。
2割まで減らすのが目標です。
日常生活において1~2m距離を取れるようなことを企業としても支援をすることが必要です。
そうした中でも医療と社会生活機能は維持しなければいけません。
電気・水道そしてスーパーマーケットでもこれまで以上にきちんと運営をしていたことが緊急事態宣言下でも求められます。

Q:リモートワークができる会社できない会社というのはあると思いますけれども、例えばそういう設備のない中小企業などはどうすると良いんでしょうか?

その中でも様々な工夫はする必要がある。
一人一人が自分はテレマークはできないと少し自分で壁を作ってるところもあるようにも思いますので、一度やってみるということがとても大事ではないかと考えています。

こちら緊急事態宣言で主な企業がどう対応するのかWBSは今日各社に聞きました。
イオンは喫煙所などの密閉空間を閉鎖した上で通常通り営業します。
ライフは時間を短くして営業します。
物流・銀行・交通は自治体の要請がない限り、通常通り業務を行うということです。
コンビニにつきましてはアルバイトの体制などが店舗によって異なるため各店舗ごとに対応する考えです。

Q:緊急事態宣言が出た後、一般の企業がどのように事業を継続していけば良いと考えていらっしゃいますか?

医療と社会生活機能に関わる企業というのは今も様々なところが関わっています。
自分の企業がどういう風にかかわっているかということを顧客リストをきちんと見ていただいて必要な事業を継続していたことが大事です。
場合によっては同じような業種でライバルの関係があるかもしれませんが、こうした時には連携をして医療と社会生活機能が維持されるように連携を検討していただきたいというふうに考えています。

コロナショックどうなる世界経済
キーワーカーどう守る

社会機能維持するために働かなければならない方々がをキーワーカーといいます。
どう確保してどう安全を守っていくのかという新たな課題が浮き彫りになっています。

Amazonの配送センターには人がひっきりなしに出入りしています。
外出制限でニューヨークの人達は買い物も控えていますから、こうした配送を担う人たちは街を支える重要な存在いわゆるキーワーカーとなっているんです。

ただ彼らのようなキーワーカーにも不安はあります。
先月ニューヨーク市内のAmazonの別の配送センターで感染者が発生。
安全の確保など会社側の対応が不十分だとして30日には従業員の一部がストライキを行う事態となりました。
ただAmazonは需要の伸びに対応するため新たに10万人を雇用する計画です。
そこで賃金を増額しました。
4月末まで時給を2ドル増やし、ニューヨークの場合時給は19ドル75セント。およそ2100円です。
また小売最大手ウォルマートも15万人を新たに採用します。
合わせてフルタイムの従業員におよそ33000円。
パートタイムに16000円の臨時ボーナスも発表しました。
ウォルマートはストレスの多い時にも働いてくれたおかげで、アメリカの人達は必要な商品を入手できたためとしています。

Q:賃金で報いる以外にも何か対策というのはないんでしょうか?

今アメリカの小売店舗を中心に急速に広まっているのが透明のアクリル板なんです。

レジを担当する人の前に、ついたてのように透明のアクリル板が立てられています。
店員と客の間で飛沫感染や空気感染のリスクを少しでも下げようという試みなんです。
ニューヨークでもドラッグストアやスーパーなどで広がっていまして、ウォルマートでも全米4700店舗で今月中にも導入する計画です。

スーパー・物流・病院は?

社会機能の維持に必要なキーワーカーの確保はこれからの課題です。
大手スーパーのライフは
「スーパーの特性上の多くの人と接客をしないといけないので、不安を感じる人が出勤をやめてしまう可能性が高い。無理に働きに来てもらうってことはなかなか会社としては出来ません。欠員が出てしまう可能性もゼロではない。」
従業員の中には出勤をためらう人も増えていて、そういう人達には休んでもらう対応をとっています。
外出自粛要請により自宅で食事をする人が増えて、3月と4月の売り上げは前の年に比べて1割増加。
時短営業をしていても従業員の数はすでにぎりぎりの状態です。
今後の人員確保の状況次第では営業体制の見直しも必要となるといいます。

「営業時間を短くするのか、あるいはエリアで半径5キロとか3キロぐらいに3店舗あるようであれば、1店舗を休みにして他の2店舗は営業を継続する。この状況下で頑張って下さってる従業員に報いるための感謝金。」

横浜市の調剤薬局。
医療機関が発行した処方箋をもとに薬を調合し、患者に直接手渡しします。
緊急事態宣言が出された後も休業するわけにはいかないキーワーカーの一つ。
店長の小川さんも出勤する予定です。

「薬剤師としての使命感というのもあります。処方箋をもらっても薬がもらえないということでは患者のためになりませんので、通常通り開けておく」

普段は1日4~5人で業務にあたっていますが、緊急事態宣言が出された場合はパートの薬剤師などは自宅待機にする予定。
自分ともう一人の二人程度に人数を絞って営業を続けます。

休業中の保障や出勤せざるを得ない社員に対しての手当てなどについては、
「今のところ特別なことは決まっておりません。基本的には通常通りの業務を正社員だけできます」
宣言によって、これまでよりシフト繰りは厳しくなる見込みですが、小川さんがさらに心配しているのが患者の急増です。

社会機能維持に欠かせない仕事の一つが物流。
大手物流会社で航空貨物を担当する男性もキーワーカーの一人。

Q:緊急事態宣言が出た場合は実際に出社することかって言われてますか?

「ガイドラインは明確に出ていない。」

航空機の欠航が相次ぐなか、荷物の振り分けを臨機応変に変える必要があり、休めない日々が続いているといいます。

医療関係者も社会機能の維持に欠かせないキーワーカーですが陽性患者を受け入れる病院に勤務する女性からは不安の声が。
職場からは緊急事態宣言が出た後の対応は伝えられていないと言います。
入院患者がいるため出勤したくなくても自主的に休むことはできません。

和田さん
物流をされる方々は静岡のような出ていない地域から関東に物を運ぶと言ったことがあると思います。
そうした中でも務めている地域に感染リスクがあるからと言って仕事ができなくなるようなことがあると、物流が滞ったりするような可能性を大変危惧しております。
緊急事態宣言の下でも物流や医療や社会生活を守る方々は、感染リスクを十分にしながら外に出て行かなければなりません。
そうした方々を世の中全体で支えていくということが特に大事だと考えています。

滝田さん

緊急経済対策なんですけれども、事業規模で108兆円。
リーマンショックの対策の2倍の規模だって言ってるんですけども、事業規模の大きさを誇るのではなく、中身は問題だと思うんですね。
中小零細企業の方、困ってる家庭ですね。
そこに対する現金の給付金は本当に待ったなしになってるんだと思います。
官邸からの報告にもありました通り、特に中小零細企業の対策をやるのは僕は本当に結構なことだと思うんですけども、今回企業と家計を合わせて6兆円規模ですよね。
もうちょっと事態が深刻になった時には拡大する余地があると思うし、この際一言で言えば出し惜しみは禁物なんだっていうことを相当強く強調しておきたいと思います。

コロナにBCG有効説

こう話すのはハーバード大学で感染症を研究するマレー教授。
BCGの接種は国によって事情が異なります。
BCG接種義務がないスペイン、感染者数は世界で2番目に多く、人口10万人あたりの感染者はおよそ280人です。
一方同じヨーロッパでスペインに隣接するポルトガル。

ポルトガルは子供の頃にBCGを打ち、10万人あたりの感染者は110人にとどまります。
また、世界で最も感染者が多いアメリカもBCGの接種義務はありませんでした。
こうしたことから海外メディアは、オランダやオーストラリアなどで複数の研究者が近くBCGの有効性を確かめる臨床試験を始めると報じています。

ただ現時点ではBCCがコロナ感染予防に有効かは不明で、詳しいメカニズムも分かっていません。
日本ワクチン学会はコロナ予防としての摂取について、
「科学的に確認されたものではなく、現時点では否定も肯定も、もちろん推奨もされない。」

お年寄りの原宿の異変

土曜日昼頃の渋谷スクランブル交差点は普段の週末と比べるとかなり少なく見えます。

こちらは渋谷駅周辺で正午からの1時間にどれくらいの人がいたかを推定したデータです。
3月中旬の3連休までは8万人前後の人出があり、ほとんど変わりませんでしたが大きく減少。
この週末の人では3連休の時と比べて5割以上少なくなりました。

日曜日の銀座、週末の風物詩歩行者天国は実施されず、三越や和光なども休業。
人手は三連休の時と比べて6割以上少なくなっています。
一方で人手が変わっていない街がありました。

お年寄りの原宿、巣鴨駅周辺です。

赤色で示した2万人以上の休日の人出は3月以降それほど減っておらず、4日の土曜日は平日と比べむしろ増えています。
実は巣鴨駅近くの地蔵通り商店街では、毎月4のつく日に縁日を開催。
この週末の4日は通常通り開催しました。
いつもの縁日と比べて人は少なかったと言いますがそれでも通りは賑わいを見せていたことがデータからも分かりました。

世界の株式相場

今日の日経平均株価は先週末と比べて4.2%上昇しました。750円以上値上がりして取引を終えています。
政府が明日にも緊急事態宣言を発令するとの報道を受けて、投資家の間で透明感が和らぎました。

午後11時現在、ドイツ・イギリス・フランス・イタリアいずれも上昇しています。
ニューヨーク州で一人当たりの死者数が減少するなどして、感染拡大が抑えられつつあるのではないかとの見方が広がりまして、世界で安堵感が広がっているようです。
3指数ともに上昇しています。
ダウは980ドルほどの上昇、ナスダックは343ポイントの上昇、S&P500は113ポイントの上昇となっています。
ドル円相場現在は109円の3銭~6銭辺りで取引されています。

東横インが軽症者受け入れ

東京都は明日から新型コロナウイルスに感染した軽症の患者や症状のない感染者を東横イン東京駅新大橋前へ順次移送させると発表しました。
一棟まるごと借り上げて、最大100人滞在させるということです。
今後他のホテルとも調整をすすめ、1000人分の受け入れ施設の確保を目指します。

オンライン診療 初診解禁へ

医師が患者をテレビ電話などで診察するオンライン診療について、政府が検討している緩和策の全容が明らかになりました。
新型コロナウイルスの事態が収束するまでの間は、過去に受診歴のない患者を含め、初診からオンライン診療を全国で解禁します。
3ヶ月ごとに状況を確認し、継続するかどうかを判断するということです。
政府は明日にも正式決定し、早ければ週内から実施する予定です。

ジョンソン首相が入院

新型コロナウイルスに感染したイギリスのジョンソン首相は5日、ロンドン市内の病院に入院しました。
発熱などの症状が続いているため、医師の勧めに従い、検査のため入院を決めたということです。
またジョンソン首相はTwitterで私は元気だと述べ、新型コロナ対策のため関係閣僚と引き続き連絡を取っているとしています。

今後6週間の外出自粛を

東京都医師会は今日、新型コロナウイルスの感染者数増加を受け、医療崩壊の危険性が高まっているとして、医療的緊急事態宣言を出しました。
宣言の中では今後、感染爆発が起これば重症者への医療提供に遅れが生じる可能性があるとして、都民に対し6週間の不要不急の外出自粛を求めました。

コロナに思う
WBS×辻 仁成 #2

フランスは3月17日からロックダウンが始まり、3週間になろうとしています。
ロックダウンが始まってからの3週間の中で、僕の考え方意識は大きく変化しました。
今まで毎日カフェに行って、友達と会って食事をしてメトロに乗ってワイワイ騒いでいたような日々が無くなったわけです。
それが失われて、それが一変して、価値観や世界観、生活の仕方、経済のあり方、政治の見方、それから我々自身の未来像まで全てが一度リセットしなければならない状態に来ました。
息子は学校に行けなくなり、家で勉強しています。毎日勉強しています。
毎日勉強してるけど親としては何のために勉強してるのかさえも考えなければならない状態になり、そしてその親側の僕たちはどうやって子供や家族や、それから自分たちの仕事を続けていけばいいのか、ということさえもこれから先、コロナ戦争が続く中で考え続けていかなければならない岐路に立たされているわけです。
人類は今大きな節目に立たされたという風に感じていいと思います。
この先いつ収束するか分かりません。
フランスもロックダウンを解除されたとして、その日からまた再び元の生活に戻れるかと言うとそうではないんです。
そこから徐々に徐々に周りに気をつけながら一旦冷えついた人間の心理は、容易に外へ向かわすことはできないでしょう。
前みたいにカフェでみんなで騒いで飲むということはできなくなると思う。
そういうヨーロッパの価値観、ハグさえも握手さえもできなくなるんじゃないかと思っています。
感染者がゼロになるのはいつかわかりませんし、これからまだ1年2年3年続くのじゃないかとも言われています。
我々の今まで想像してたことを絶するくらい、想像を大きく超えるぐらい、このコロナとの戦いを大変だということなんです。
その中で人類人間一人一人がどういう心構えで、心の備えできていくかということが新しい価値観も含めて自分達はどういう人間になっていくのかっていうことが、これから非常に大事になると思われます。
まず今現在は、家から出ない。
ウイルスは人から人に感染するものですから、その複製を止めることは人間が人間と接触しないということなので、政府の指導を守って家から出ないとことは大事だと思います。
心の備えをもって、まずは家にいてください。
僕たちも家にいます。

新型コロナ関連ニュース

日本国内の感染者数は241人増え、4077人となりました。
一方退院した人の数は8人増え、577人となっています。

アップルが医療用品の生産に乗り出しました。
アップルのクックCEOは顔全体を覆う医療用防具を生産し、感染拡大で医療用品が不足する病院への提供を始めたことを明らかにしました。

過去最大の下げ幅。
消費者の心理を示す3月の消費者態度指数は前の月と比べて7.4ポイント下落の30.9と11年ぶりの低水準となりました。
下落幅も過去最大で新型コロナの影響が響きました。

トラも感染してしまいました。
NYの動物園に飼育されているトラ一頭に新型コロナウイルスの陽性反応が出ました。
初の事例と見られます。動物園によりますと無症状感染者の飼育員から感染し、別のトラやライオンにも咳の症状が出ているということです。

今月16日に期限を迎える所得税などの確定申告について、期限後も受け付けると国税庁が発表しました。

オーストリアのクルツ首相は新型コロナウイルスの感染拡大阻止のために導入している、各種制限を14日から段階的に緩和すると発表しました。
ここ数日で新規の感染者が減少していて、規制の緩和が可能だと判断したということです。

格安スマホのUQモバイルは25歳以下の利用者を対象に、無償で月30GBまで追加します。
オンライン授業への切り替えが進んでいて学生が携帯回線でも対応しやすくします。

医療崩壊を防ぐため
私たちができることは?

滝田さん
この病気の恐ろしい所は自覚せずに人に移してしまうことですよね。
まさに都市部を脱出して地方に移るということで、ただでさえ少ない地方のベッドを占領してしまうようなことになったらこれは元も子もありません。
そこのとこをやっぱり一番自覚すべきだと思います。