WBS 2020/8/13(木)

熱中症に警戒、医療体制への負担増

今日夕方東京墨田区にあるスカイツリーに激しい雷鳴と共に、雷が直撃。
東京銀座では突然のゲリラ豪雨に戸惑う人の姿も。
関東各地では大気の状態が不安定となり局地的に雨雲が発生しました。
日本列島は今日も各地で猛暑日に。
東京都心では36.1度を記録。
4日連続の猛暑日となりました。
この猛暑で都内では熱中症で病院に搬送される人も相次ぎ、午後9時時点で157人が搬送されました。

今日都内で確認された新型コロナの新規感染者は206人。
猛暑の中のコロナ対策、小池知事からは
「一番懸念してるのが熱中症と絡んで救急車の出動が増えてきています。コロナに対しても間接的に影響を与えてしまうということも念頭においていただければ」

東京都の医師会からも熱中症への懸念の声が。
「新型コロナ感染症は発熱というその症状と熱中症を区別をすることが非常に難しくなる。熱中症の患者さんが非常に増えるというだけで救急を圧迫してきます」

東京都の入院患者数は先月以降増加傾向にあります。
東京都は今日開いたモニタリング会議で感染状況に関する警戒度について4段階の指標で最も高い感染が拡大している。
医療体制については2番目の強化が必要を何も維持しました。

全国でも感染拡大は続いています。
愛知県は今日109人の感染を確認。
大村知事は県内のPCR検査の数を1日あたり最大1500から秋にも3000に倍増する方針を示しました。
福岡県では今日143人の感染が確認。
クラスターが発生した疑いがある私立大牟田高校で、新たに男性生徒20人と30代の男性教師1人の21人の感染が判明しました。

そして今日97人の感染を確認した沖縄県では、
「現在8月15日までを対象期間としている沖縄県緊急事態宣言について8月29日までとすることを決定しました。」

ウイルス変異は?弱毒化は?

全国的に感染の拡大が続く中、今日国立感染症研究所がクラスター集団感染の注意点を発表しました。

マイクロ飛沫とは、くしゃみや大きな声で歌ったりすることで出る小さな粒子のことで、それがおよそ20分空気中を漂っていると言います。
それを吸い込んだ時に感染することが状況証拠でわかってきたと言います。
そのマイクロ飛沫対策として重要なのは、
「3密の環境を避けましょう。空間の中でいる人数をできるだけ減らして、換気をする」

さらに現在日本で流行しているウイルスの遺伝子情報についての研究結果を公表。

最初に入ってきた中国武漢系統はすでに収束しています。
4月から5月にかけ大きなピークとなったのはイタリアなどで猛威を振るったヨーロッパ系統、そして現在流行しているのはそのヨーロッパ系統が変異したものだとしています。

東京都のモニタリング会議出席した専門家からは
「ウイルスそのものが変わってくることによって、人体に及ぼす影響ですねが変わってくる。弱毒化という言葉が使われますけども、十分あり得ることだと思います」

しかし感染圏ではウイルスが弱毒化しているという一部の見方についてはこれを否定しました。
「ゲノム配列だけではわからない。」
「今のウイルスの状況はゲノム解析の結果、流行状況を見ると弱毒化してるとは考えていません」

お盆の検査数は?自費検査も

東京都では二日連続で新規感染者数が200人を超えました。
ただ先週と比べると明らかに減少傾向にあります。
感染拡大にブレーキがかかったのでしょうか。
感染者数の減少を見る上で注目したのが検査数です。

検査した日から新規感染者として発表されるまでには中2日ほどの時間がかかると言われているため、感染者数のグラフを前にずらすと検査数と連動しているように見えます。
今週は月曜日が祝日、検査数は1000件台でした。
平日と比べて休日は検査数が大きく減ることから新たな感染者も減少しています。

ところが火曜日の検査数を見ると6000件を超える検査が行われています。
今週お盆休みに突入したものの、検査数自体はこれまでと大きな変化はありません。

しかし今東京都が発表する検査数に反映されない検査が増えてきているのです。
それは、自費による検査。

症状がある人や濃厚接触者の場合保健所には医師が検査が必要と判断し、自治体の公的費用や保険適用で費用を負担することなく検査が受けられます。
これが都に報告されている検査数です。

一方で症状がなくても心配な人や陰性の証明書が欲しい場合自費で検査を受けることができます。
最近では唾液による検査などを始め検査キットも普及していてこちらは陰性だった場合検査を行ったことは報告されません。

中には安さや速さを強調するものも。
それでも25000円から4万円の費用がかかります。
自費でのコロナ検査は医療機関の収入源の一つにもなっているようです。

15分で診断、新型キット発売

こうしたコロナ検査、方法も多様化しています。

今日から全国で販売が始まった化学メーカーデンカの新型コロナ診断キット
抗原検査と呼ばれるもので、インフルエンザ診断と同じように綿棒で鼻の奥の粘液を取った後、液体につけプレートにその液体を垂らすと、およそ15分でその場で診断結果が出ます。
結果報告までに2日ほどかかるPCR検査と比べると圧倒的な速さです。
この抗原検査キットの価格はおよそ6000円。
1日最大10万件分の生産が可能です。
ただPCR検査に比べると精度は劣り、感染していないことの証明にはなりませんが、発症間もない時の判定の精度は80%から90%ほどだと言います。

感染拡大防止と重症化予防に効果があるこうした検査の拡充が引き続き求められています。

日経平均半年ぶり高値

一方今日、株価は今日大きく上昇しました。

日経平均株価の終値は昨日より405円高い23249円とおよそ半年ぶりの高値をつけました。
アメリカ市場での株高に加え、上昇の要因となったのがワクチン開発への期待です。

アメリカ製薬大手のファイザーは12日、開発中のワクチンについて臨床試験で投与した人に新型コロナに対抗する抗体ができたと発表しました。
ファイザーがワクチン開発に成功した場合、日本政府は来年6月末までに6000万人分のワクチンの供給を受ける方向で基本合意しています。

しかし市場関係者からは、この株高については懐疑的な見方も。
「アメリカの要因が大きく日本独自の要因ではない。上昇の強さや持続性には疑問がある」
「実体経済と株価の乖離が足元で起きている」

新型コロナ関連ニュース

日本国内の感染者数は今日新たに1173人増えて52518人となりました。
1日の新規感染者が1000人を超えるのは4日ぶりです。
今日亡くなった人の数は11人でおよそ2ヶ月半ぶりに10人を超えました。
また重症者の数は26人増え現在は203人となっています。

手洗いができない子供たちがたくさんいます。
ユニセフ国連児童基金とWHO世界保健機関は、世界の43%の学校で石鹸で手を洗える環境が整っていないとの調査結果を発表しました。
8億1800万人の子供達が新型コロナなどの感染リスクにさらされているとしています。

ANA5000億円調達へ協議
5000億円規模の資金調達を目指します
ANAホールディングスが5000億円規模の資金調達に向けて、日本政策投資銀行やメガバンク3行と協議に入ったことがわかりました。
6月までに借入金や融資枠の設定で、およそ1兆円の資金を確保していますが、さらに資金を調達することで新型コロナの影響の長期化に備える狙いです。

意外な副収入を見つけました。
こちらはドイツのサーカス団、新型コロナで公演ができない中、販売を始めたのがライオンの糞です。
調教師によりますと庭に大型のネコ科の動物のフンを撒いておくと猫が寄り付かなくなるのだそうです。
糞は一瓶およそ600円で既に2000個売れたということです。

なんと1億6千万円です。
イスラエルの宝飾会社が制作したこのマスク、18金を使用し、3600個ものダイヤモンドが散りばめられ価格はおよそ1億6000万円です。
高性能フィルターも取り付けられています。
発注したのはアメリカに住む中国人の美術品コレクターだということです。

ビール各社の苦戦が続いています。
7月のビール類飲料の販売数量はビール大手4社すべてで1年前に比べて減少しました。
感染の再拡大に伴う外出自粛や長雨の影響で飲食店向けの業務用ビールの販売が以前落ち込んでいます。
家庭向けの缶商品は各社とも好調でした。

拡大ペース、東京は鈍化だが

山川さん
東京都に関していると先週の木曜日ぐらいから、前の週よりも減るような状況が増えてきた。
今週の5日間だけ取ると、前の週の5日間に対して0.8倍と落ち着いてきてるという事だ間違いない。
3連休で月曜日極端に検査数少なかったんですよ。
ですから今日少なかったのは手放しでは喜べない。
ただし、この三連休明けの火曜日の検察がすごく多かったんで、明日もしかしたら増えてくるかもしれないんで、あまりうろたえないことが大事だと思っています。

心配なのは沖縄なんですよね。
7月の中旬ぐらいまでほとんど0が並んでたんですよ。
今週の昨日と一昨日は減ったんでちょっと期待したんですけど、今日はまた増えたんで心配で、特に人口あたりで見た時には今もう東京の3倍なんですよ。
ですから医療の受け入れ体制も含めて一番心配な場所ですね。

東京都がモニタリングしているデータなんですけども、救急搬送の病院受け入れが難航した件数。
分かりやすく言うとたらい回しになったようなケースですけど、それがずっと増えてきてるのは一つの理由は熱中症じゃないかと言われている。
熱中症だって発熱があるとコロナだと疑って病院を対応しなきゃいけないんで、ここは一つポイントなってますね。

感染拡大はトランプ氏の失敗

副大統領候補の指名発表後、初めてバイデン氏と一緒に姿を見せたハリス上院議員。

「先進国の中でもアメリカで被害が拡大しているのは理由がある。トランプ大統領の失敗だ。問題を当初から真剣に考えてこなかった。」

新型コロナによる死者は166000人。
失業者も1600万人に登っています。
感染対策でトランプ政権の対応のブレなどが経済危機を招いたと批判しました。
ちょうど3年前のこの日は白人至上主義に反対する人たちに車が突っ込み1人が死亡する事件が発生。
ハリス氏はトランプ大統領がこの時、即座に差別を批判しなかったことにも触れ、指導者の重要性を強調しました。

「アメリカはリーダーシップを求めている。トランプ大統領は自分のことばかりでアメリカの人々のことを考えていない。」

初演説ということもあり、政策の内容には踏み込まなかったものの、カメラの向こうの有権者に意識して語り掛け、支持を訴えました。

「83日後には選挙がある。アメリカのより良い将来を選ぶチャンスだ。」

二人は来週17日からの民主党大会で正式に指名され、その次の週には共和党もトランプ大統領を正式に候補とする予定です。

投票コストで見てみると

東京大学教授の渡辺安虎さん

コロナで投票率がどうなるかってのはよくわからないんですけれども、アメリカの大統領選挙に限らずなんですけれども、投票率っていうのが選挙の結果に大きな影響を与えるって事はよく知られている。
それを考える時に投票コストって言われる概念があって、投票コストって何かって言うと投票所に行くコストなんですけども、行くための費用っていうよりも心理的な費用とか、心的なコストとか、それから情報集めるコストとかも含めて投票コストと呼んでいるんです。

民主党の支持者は投票コストが高いってことがよく知られてるんですね。
低年齢・低所得・非白人・高学歴、これが民主党の支持層なんですけども、この高学歴の人を除いてみんな投票コストが高いんですね。
この人たちにうまく選挙に行ってもらえると民主党としては選挙結果に有利に働くと。
逆にトランプ政権を側からするとなんらかの理由で投票コストが上がると共和党に有利に働く。
選挙の当日、投票コストはどんなふうになるかっていうのが結果にも影響するので、これが注視していきたいと思いますね。

コロナクライシストップの決断
「コロナ時代のやってみなはられ」
#7 サントリーホールディングス 新浪剛史社長

トップの決断です。
「やってみなはれ」これは困難な時にこそ新しいことに挑戦することを意味したサントリー創業者の言葉です。
コロナ禍で苦戦する中、この創業の精神で立ち向かおうとするトップの決断に迫ります。

都内にあるこちらの居酒屋。
客の数がピークになるはずの午後8時過ぎ、店内の客はわずか二人です。
去年8月の1日あたりの売り上げは40万円以上あったと言いますが、この日の夜の売り上げはおよそ15000円。
しかしある取り組みが店を支えていると言います。

それが「さきめし」というアプリ。

さきめしとは客が飲食店に代金を先払いし、新型コロナの影響が落ち着いてから店を訪れる仕組み。
売上が落ち込む飲食店の支援に繋がり、利用回数は累計で5万2千食を超えています。
この店にも2ヶ月でおよそ11万円の支援がありました。
客はこのサービスを利用する際には手数料を負担しなければなりません。
その手数料分や店の寄付金に1億円を拠出したのが、サントリーホールディングス。

蒸発する外食事業にいかに対応するのか、そこで下したトップの意外な決断とは。

Q:夏は需要が多い時期、現状をどうとらえているか

「一番の最盛期を私たちは逃してしまうなぁと。
本来であれば、おっしゃるようにビールをみんなで、ジョッキをみんなで飲むそういう時期です。
この需要を逃すというのは世界中で需要逃してしまいますんで、以下にお客様に飲食店に戻って来ていただけるか、これをメーカーとして飲食店の皆さんと一緒になって解決してかなきゃいけない」

Q:今回いろいろな飲食店さんに質問をしてきたので、お聞きいただきたい
 以前は営業担当が店によく顔を出しに来ていた。しかし、コロナ後はめっきり来なくなってしまった。

「その飲食店さんからコメント辛いですね。
でも、そうなんだけど社員あっての会社ですから、社員の安全を確保してかなきゃいけない。
新しいやってみなはれ、工夫をして、飲食店の皆さんとどうやってコミュニケーションできるか、またどうやって支援をしていくかを考えてないけない。」

Q:そんな中でご自身が下した一番の決断というのは何だったでしょうか

「ピープルファーストを世界中のサントリアン、サントリーの社員に自ら伝えるということをやりました。
ズームやTeamsを使って直接節対話をするということをやりました。
飲食店の皆さんには申し訳ないんですが、ピープルファースト私達のなんと言ってもかけがえのない社員の安全は確保しなきゃいけない」

このトップの決断を受け、社内では営業スタイルの見直しが始まっていました。
店を一軒一軒回る足で稼ぐで営業からオンラインに。
サントリーの新商品のジンを画面に向かって売り込む営業担当の松浦さん。
ジンのソーダ割りをハイボールに並ぶ新たな定番にしようと力が入ります。
続けて松浦さんが提案したのは店でハイボールを注文するとその場の抽選で景品が当たる来店強化策。
ピープルファーストの号令のもと、持ち前の提案力で生き残りを図ります。

Q:新浪さん自身はみんなで飲むのと家で飲むのとどちらがお好きですか?

「圧倒的にみんなですね。
リラックスもあるんですけど、みんなでこう盛り上がってさあ頑張ろうぜという気持ちになりますよね。
その時に、みんなの気持ちが一つになるんで、これはもう絶対なくてはならないことだと。
飲食店さんに対しても、新しいフェイスマスクシールドを飲食用に使えるようなものを今開発をしています」

新海社長は飲食時に適したサントリー独自のフェイスシールドを開発中だと明かしました。

「新しいその安心安全策をお客様にとっていただくことによって、今までより若干不便あるかもしれませんが、みんなが集まれるそういう仕組みを作っていきたいと思っています。」

Q;経済回復の軌道は

「そうですね、2019年のレベルに戻るのに3年はかかるんじゃないでしょうかね」

沈んだ経済は波打ちながら時間をかけて回復するという見立て。
外食産業復活のカギとは。

「消費は気からですからね。消費の気が大変萎えているとこういう状況ですから、安全で飲食をしていただくそういうことをメーカーとしてサントリーとしてやってみなはれ、何か新しい発想でできないか、これをやって行ってきたいなという風に思ってます。」

いつも強気な印象の新浪社長ですけれども、やはり飲食店に関してはこの後も予想がつかないぐらいの廃業が続くのではないかという不安を口にされていたのが印象的でした。
そんな中、今こそ投資が必要という風にも話していました。

大戸屋、オイシックスと提携へ

WBSが入手した明日発表予定の大戸屋ホールディングスのリリースによりますと、大戸屋は生鮮宅配のオイシックスラ大地と業務提携します。
食材と調味料をセットにしたミールキットなどを共同開発し、定額制で個人宅に届けるサービスを立ち上げます。
大戸屋の店内調理のノウハウと、オイシックスの生産者とのネットワークを掛け合わせて年商30億円の事業を目指します。
関係者によりますと両社は資本提携を含めた協議も進める方針です。
今回の業務提携は子会社化を目指して大戸屋にTOB株式公開買い付けを行っているコロワイドへの牽制となりそうです。
コロワイドはWBSの取材にコメントできない、ただ興味深く見ているとしています。

中国非接触製品が活況

中国上海で今日から業務用品の展示会が始まり、新型コロナウイルスの感染防止に役立つ非接触をテーマにした商品が多く集まりました。

こちらは日本でも販売を予定しているという自動配膳ロボットです。
また宿泊施設向けのブースで注目を集めたのはホテルマンの代わりに客を案内するロボットや、チェックインとチェックアウトを自動で行う無人フロントシステムです。
従業員が客と接する機会を減らすことで感染の防止につながるだけでなく、人件費の削減も見込めるといいます。

米中対立は冷戦以上

ポンペオ国務長官
「今起きているのは新たな冷戦どころではない。中国共産党の脅威に抵抗するほうがはるかに困難だ」

アメリカのポンペオ国務長官は12日、訪問先のチェコの議会で演説し、中国の台頭に警鐘を鳴らしました。

合流新党、来月上旬にも

立憲民主党の枝野代表は国民民主党との合流に向けた両院議員懇談会で、月が明けた頃までには政権奪取に向けてさらなる大きな一歩を踏み出したいと述べ、来月上旬に国民民主党の一部との新党を立ち上げる意向を示しました。
新党に参加する議員は衆参合わせて140人を超えるものと見られていて、今後さらに増える可能性もあります。

新型コロナで変わる販売
カギを握るのは関係の構築

渡辺先生
人間とのコミュニケーションが減ってしまう、会社で働いてる人の顔が見えにくくなる、ということで顧客との関係を逆にこれまで以上に顧客との関係を構築するっていうことが重要になっていくんだと思いますね。
例えば人間の顔がより見えにくくなるので、より客との関係の構築においてデータをきちんとつぶさに見ていくっていうことがこれまで以上に重要になると思うんですね。
例えば一つのやり方として、会員ポイントみたいなものってあったりすると思うんですけども、会員ポイントもよく来るお客さんにはポイントばっかりむしろコストがかかってしまっていうこともあり得るし、逆にお客様は現金の値引きよりもポイントもらった方が嬉しい、同じ300円値引きするよりは300ポイントもらった方が嬉しいみたいな人もいる。
それはもうお客さん次第、その企業のお客様がどんな人なのかっていうところに本当に依存するので、そこはこまめにデータを見て判断していく必要があると思います。
顔が見えなくなる分、データから想像していくというのが重要になると思います。

2面スマホ9月発売へ

アメリカのマイクロソフトは折りたたみ式の二画面スマートフォンを来月10日にアメリカで発売すると発表しました。
価格は日本円でおよそ15万円からで日本での発売は明らかにしていません。
この機種は5.6インチの画面が二つあり、開くと8.1インチ相当のディスプレイとして使うことができます。
ロイター通信によりますと、二つのアプリをそれぞれの画面に表示して使うこともできるということです。

燃料油回収も観光業機器

商船三井は今日、インド洋の島国モーリシャス沖で座礁した貨物船からおよそ1000トンの重油が流出した事故で、船に残っていた燃料の重油と軽油合わせておよそ3000トンの抜き取り作業を完了したと発表しました。
ただ、自然環境に被害が出ている他、モーリシャスの主要産業である観光業にも深刻な打撃を与えそうです。

商社軒並み減益決算

大手商社の今年4月から6月期の連結決算が今日出揃い、軒並み減益となりました。
住友商事は海外鉱山の操業停止で最終損益が40億円の赤字に転落したほか、三菱商事は自動車需要の落ち込みで純利益が1年前と比べて77%のマイナスとなりました。

また通期の業績見通しでも住友商事が過去最大となる1500億円の赤字とするなど各社とも厳しいものとなりました。

日本郵政、豪トール売却を検討

日本郵政は傘下にあるオーストラリアの大手国際物流会社ドールホールディングスを売却する検討に入りました。
トールは日本郵政が国際物流強化の柱にしようと2015年に6200億円で買収しました。
しかし2年後には4000億円を超える損失を計上し、今年の4月から6月期の決算でも国際物流は営業損失が拡大しました。
日本郵政は採算を精査した上で、一括売却をするか部門ごとに一部売却にするのかなど売却の範囲や時期を検討します。

世界のマーケット

現在のニューヨーク株式相場ですが、ダウは65ドルほどの下落、ナスダックは現在87ポイントの上昇となっています。
現在円相場ですけれども106円80銭台で推移しています。

トレたま:肌に貼れるディスプレー

T.T.File-5240

トレたまは肌にも貼れる伸縮自在のディスプレイです。

ディスプレイはBluetoothに対応していて、画像やアニメーションをスマホやパソコンから送ることもできます。

なぜ曲げ伸ばしができるのでしょうか。
よく見ると、LEDをつなぐ配線がしわしわに縮れているのが見えます。
配線を蛇腹状に折りたたんでシリコンゴムで閉じ込めているのです。
ここに印刷会社のコーティングする技術が活かされています。
こうして体の動きに合わせて伸び縮みが可能なディスプレイに

大日本印刷
スキンディスプレー
研究開発中

具体的な用途は決まっていませんが今後医療分野などの活用が期待できるといいます。
東大と共同開発中で3年以内の製品化を目指します。

接戦州を左右するのは

山川さん
まだわからないってことですよね。
支持率はずっとバイデン氏が優位に進めているんですけども、直近のところトランプ氏がちょっと盛り返してるところなんですよね。

結局アメリカの大統領選はほとんどの多くの州っていうのは民主党か共和党か決まってる中で、接戦州スイングステイツって言うんですけども、そこで決まると言われてるんですよ。

今の情勢ですけども、青色のバイデン氏が優位に進めていて、トランプ氏がリードしてるところは二つぐらいしかないですよ。
4年前のちょうど今ぐらいのタイミングの時はこうだったんですよ。
ウィスコンシン州とかペンシルバニアではバイデン氏よりもリードしてた。
この結果がどうなったか。
アメリカの大統領選というのはその州で一票でも多く取れば、そこの州の選挙人総取り方式ですから、この接戦州はどっちが勝つかっていうのはまだわからない状態です。
これからまだコロナ・経済・ワクチンいろんな要素がありますし、討論会もありますからそれで一気に風は変わる可能性はまだある。
まだまだ分からない。