WBS 2021/8/27(金)

若者接種会場、300人の行列
受けたくても受けられない

東京都は今日、JR渋谷駅近くに若者が予約なしで受けられるワクチンの接種会場を開設しました。
接種枠は1日当たり200人程度でしたが開始の4時間以上前から300人以上が行列を作る混乱に。
急遽整理券を配り受付を終了しました。
東京都では想定以上の集まりに明日からは抽選券を配布する形で対応します。

東京都の新規感染者数を年代別にみると30代以下が2/3以上を占めています。
その30代以下について渋谷区で2回のワクチン接種を終えたのはおよそ17%にとどまっていて、いかに若者の接種を進めるかが課題となっています。

若者対象に特典
車・旅行券で接種率上昇

その若者の接種を強力に推し進めているのが群馬県です。
群馬県は6月下旬頃から若者への接種を始めたものの、思うように接種率は上がらず今月1日時点で2割以下の状態でした。
そこで県が6日に新たに打ち出したのがワクチンを接種した人へのインセンティブ、特典です。
来月末までに2回接種を終えた20代から30代の人に抽選でスバルのSUVスポーツ多目的車や県内旅行券をプレゼントします。

担当者は
「インパクトのあるような特典というとこで考えておったんですけども、地元企業でありますスバルさんの方が今回の事業に賛同いただきまして、車を1台ご寄付いただけるということになりましたので、8月上旬以降20代30代の方の接種が増加傾向にある。」

2割ほどだった若者の接種率が特典の発表から3週間で43%の増加。
県は特典の効果が一定程度はあったと思っています。
来月末までに20代から30代の2回接種率を7割に到達させたい考えです。

自治体が独自に行うワクチン接種の特典について政府は

加藤官房長官
「接種を受けてない方に対しては何らかの不利益を与えるものではない一定な形で行われる取り組み、これは直ちに不当な差別的取扱いにあたるとは考えていない。」
ワクチンを接種しない人を差別するものではないとして容認する考えを示しました。

接種率7割の壁
米英特典の効果は

日本よりもワクチン接種が進む国では特典を付与する動きが広がっています。
アメリカやイギリスでは接種率が一定を超えると伸び悩むといういわゆる7割の壁が立ちはだかっています。
ネックとなっているのが接種に対する若者のためらいです。
その課題を解決するためアメリカで行われている特典とは。

アメリカで若者に人気のクリスピークリームドーナツでは接種が完了した人を対象にドーナツを毎日一個、今年の年末まで無料で提供するサービスが行われています。

さらに今週FDA食品医薬品局がファイザーのワクチンを正式に承認したことを受け、30日から1週間期間限定で提供するドーナツを2個に増やすといいます。

クリスピークリームドーナツ モローさん
「2つ目は友達に渡してワクチンの接種を勧めるためのもの。キャンペーンは思った以上に反響がある。」

他にも中西部オハイオ州では5月に接種した人に100万ドルおよそ1億1000万円が当たる宝くじを実施。
この取り組みが公表されてから直後の一週間の接種数は前の週よりも43%増加しました。

一方イギリスでは。
タクシーでワクチン接種会場へ。
接種を終えるとスマートフォンで何やら登録します。
専用アプリでタクシーを呼び、接種証明を送ると会場までの往復の料金が実質タダになるのです。

他にも大型スーパーが1500円相当の商品券を配布するなど、若者を対象にした特典を設ける動きが今月に入り本格化しています。

接種希望しない人にも
1万円程度の特典効果的

日本でもワクチン接種者に特典をつける動きは広がるのでしょうか。
政府の分科会メンバーで行動経済学の専門家は。
大竹特任教授らの調査によると1万円程度の金銭的な特典があれば、接種を希望しない人のうち半分が接種をする意向だと言います。

インセンティブは効果があるという話だったんですが、特典と接種の関係について全世代対象なんですが東京渋谷区の調査があります。
接種に消極的な人でも特典がもらえるのであれば接種する特典の内容によっては接種すると答えてる人が4割を超えているんですね。
こうした人が接種したくなるような特典を考えられるかが接種率向上のカギになりそうです。

私の娘が、アフガン自爆テロ
民間人も犠牲、死者100人超に

ぐったりする子供に声をかけ続ける母親。
父親を必死で探す男の子の声も。
アフガニスタンの首都カブールで起きた自爆テロ直後の映像です。
現地でテロに遭遇した人から独自に入手しました。
一方こちらは爆発の現場となった空港周辺の用水路、多くの犠牲者が積み重なっている様子が映っています。
爆発を目撃した人は
「現場には400~500人ほどいてすごい規模の爆発だった。半分の人が用水路に、残りの人は地面に吹き飛ばされていた。」

今回の自爆テロでこれまでにアメリカ兵13人が死亡したほか、AP通信によりますと少なくとも95人のアフガニスタン人が死亡したとしています。
過激派組織イスラム国系の勢力ホラサン州は自爆テロについて犯行を認める声明を発表。
実行犯とされる男の写真を公表しました。

今月末に迫ったアメリカ軍の撤退期限を前に起きた今回のテロ。
日本時間の今朝会見したバイデン大統領は
「今回の攻撃を実行したものに次ぐ。われわれは今回の事件を許さず忘れない。追いつめて代償を支払わせる。」

テロの実行犯への報復を宣言。
イスラム国系組織の指導部などを標的とした攻撃計画をまとめるように指示したことを明らかにしました。

イスラム国系ホラサン州とは
タリバン・米軍と対立、三つ巴に

今回テロを実行したと主張するのは過激派組織イスラム国系のホラサン州です。
どんな組織なのか。
専門家の高尾さんによれば、ホラサン州は2015年にパキスタンのイスラム系過激派が立ち上げた組織で、その後アフガニスタンに拠点を移し、イスラム国のアフガニスタン支部という位置付けで活動しています。
ホラサン州とはアフガニスタン一帯を示す地名です。

中東調査会 高尾さん
「昨年下半期と言いますとバイデン大統領が当選前から公約としてアフガニスタンからの撤退、アフガニスタンでの軍事活動の見直しをあげており、それに乗じる形でホラサン州も活発化してきた。」

さらにこのホラサン州はアメリカだけでなく、タリバンとも敵対関係にあり、アフガニスタン国内で三つ巴の構図になっていたのです。

「一時的にも停戦状況にある米軍とタリバンが空港という同じ場所に集まって、さらにそこには一般市民もいる。アメリカにしろ、タリバンにしろイスラム国に期せずして絶好の機会を与えてしまったということになります。タリバンがホラサン州に対して暴力をふるうことを世間は見逃すんじゃないかなと、これは必要悪だと。その戦闘というのはかなり激しいものになるんじゃないかなと。」

こうした状況の中、日本政府はアフガニスタンから退避を希望する日本人や、現地人スタッフを国外に輸送するため、自衛隊機を派遣していて27日中の退避を目指します。

速報です。
カブール空港から日本人女性一人を自衛隊機でパキスタンに輸送したことがわかりました。
自衛隊機で退避をするのはこれが初めてです。

アフガン自爆テロ
日米の政権にダメージ

山川さん

今回テロを起こしたのはイスラム国の中のアフガン支部みたいな組織のところが起こしてるんですけども、現地アフガンというのは今アメリカとタリバンばかり注目されてますが、実はこのイスラム国と三つ巴の状況だったのに、どうも今の流れはアメリカが最終的にはタリバンを認めて、タリバンが統治するように見えるわけです。
それは当然イスラム国からすると非常に不満がある状態。
そこに今回、空港が密になっていて格好の場所があった。
しかも今テロをやってしまえば今更アメリカは撤退を撤回するってわけにいかないから今だったら大丈夫だろうっていう意味もあったんだと思います。

イスラム国の狙いの一つはもちろん、存在を世界中に知らしめたい。
アフガンには自分たちもいるんだっていうことですね。
そのうえでイスラム国というのは最終目標はどこかに建国する。
今アフガンがタリバン統治になっても空白地帯がたくさん生まれる可能性があるのでそこを狙っている可能性があります。

バイデン政権始まって以来のピンチだと思いますね。
もともとバイデン大統領は今回の撤退に際して、撤退してもテロの温床にはしないならないと言っていたのに、自分たちの撤退がすぐ前からもうテロが起きてしまった。
なおかつアメリカ人に死者が出たわけですからね。
支持率低下します。

そして日本人の救出、協力者の救出ですけれども、先ほど日本人女性の一人の方が自衛隊機でパキスタンに輸送ということですけれど、これまた一人なんですよね。
もう現地対象となってる人ってこの日本人とそれからアフガンの協力者含めて約500人って言われてるうちの一人だってことですよね。
空港に近づけない状態でテロが起きたんで、より近づけにくくなった状態ですから、米軍の撤退の期限である今月末までにやっていくのはかなり至難の技になっている。
夜通しずっとやり取りは現地でやってるはずなんですけども、ちょっとどうなるか心配ですね。

米FRBパウエル議長
量的緩和年内縮小を示唆

速報です、つい先ほどから始まった世界の金融政策の担当者などが集まるジャクソンホール会議で、連邦準備制度理事会のパウエル議長が講演し、量的緩和の縮小について、7月の時点で年内に開始するのが適当だろうと考えていたと発言しました。

新型コロナ関連ニュース

今日新たに感染が確認された人の数は24199人でした。
重症者の数は初めて2000人となり、15日連続で過去最多となっています。

新たに愛知県や北海道など八つの道や県に緊急事態宣言が発令されました。
対象地域の一つ、愛知県では時差登校などが検討されています。
札幌市では酒類を提供する飲食店に休業要請が出されました。
宣言の対象地域は21の都道府県に拡大していて、期間は何も来月12日までです。

異物の混入は日本のみでした。
モデルナ製ワクチンに異物の混入が確認された問題で、製造工程の一部を委託されたスペインの製薬会社ロビは異物が見つかったロットは日本のみに納入されたと明らかにしました。
ロビは瓶へ充填する最終工程などを担当していて、モデルナとともに原因を調査しているということです。

妊婦の不安を払拭する考えです。
田村厚生労働大臣は新型コロナに感染した妊婦の診療報酬を加算すると発表しました。

新自販機、続々誕生のワケ

自動販売機です。
人口に対する台数が世界一で、自販機大国とも言われています。
しかしその数は近年減少傾向で、特に飲料を扱う自販機の数は年々減っています。
飲料以外を販売する新たなタイプの自販機は増えてきているといいます。

小田急新宿駅構内にある1台の自動販売機、売られていたのは花です。
一方静岡県に先月オープンしたこちらのお店。
冷凍の寿司に、ペットボトル入りのブランド米。仙台の牛タンまで。
さらに昆虫食が売られています。
自販機だけが並ぶ店内その数22台。
自動販売機のテーマパークのようなお店になっています。
売上は好調でして7月の1ヶ月で350万円ほど。

今飲料以外の自販機が増えています。
一体何故なのでしょうか。

首都圏を中心に花小売店を展開する日比谷花壇。
イベントなどの減少もあり今年4月から6月の売り上げはコロナ前に比べて9割にとどまっています。

販路を広げようと新たに始めたのが花の自販機です。

人気は一輪挿しのフォーチュンフラワー。
袋に空気をパンパンに詰めたことで衝撃に強く、カバンに入るサイズというのがポイント。
このコンパクトサイズが新たな需要をつかんでいるといいます。

次々と男性が立ち止まり購入していきます。
対面での購入が少なかった男性客が仕事帰りに買うケースが多いといいます。

非対面以外にも自販機が増える理由があります。
オフィスに置かれた新型の自販機。

売られているのはサラダです。
有機無農薬の野菜を使ったものでお値段は一つ1100円。
企業に野菜やサラダを宅配する会社KOMPEITOが手がけました。
なぜサラダを自販機で販売するのでしょうか。

KOMPEITO 渡邉CEO
「フードロスっていう課題はずっとずっとつきまとってきた。非常に効率的になっていくかなと。」

しかしこちらのサラダの賞味期限は2日。
売れ残るとむしろ無駄になるのでは。
フードロス削減につながるのでしょうか。

AIセンサーが24時間自販機の前の様子を撮影。
どの時間帯にどれだけの人が通り、サラダを購入したのかデータを収集しています。
18時を過ぎると通行する人の数はガクンと減ります。
このデータをもとに担当者が遠隔である設定をします。

すると価格表示が変わりました。
人通りと在庫のデータから値下げして売り切る仕組みです。
「省スペースで出来る、24時間人出をかけずに運営できると。新しい食品の販売の形ができるのじゃないかなと。」

食品を販売する自販機のニーズが高まる中、メーカーも動き出しています。

よく見ると瓶詰め、カタチの違う商品が並びます。
中を覗くと棚を付け外しするだけで商品の収納スペースの大きさを変更できるのが特徴。
しかしなぜ変更が必要なのでしょうか。

実際にマルチ君を導入した企業に聞いてみると。
「皆さん変わっていくことにすごく反応が良いので、逆に同じ商品をずっと売っていても飽きてしまうと思うので、その場ですぐに対応ができるっていうのはすごくいい。」

石破氏擁立に向けた動き
総裁選重く受け止めている

来月の自民党総裁選をめぐり、石破元幹事長の擁立に向けた動きが石破派内にあることがテレビ東京の取材で分かりました。
石破氏周辺によりますと石破派の複数の議員が党内の中堅、若手議員や地方議員などから石破氏への出馬に強い期待があると石破氏に伝え総裁選に出馬するよう促しているということです。
石破氏はこれまでに菅総理の再選が望ましいとの考えを示していますが、自らの出馬を期待する声について重く受け止めているということで石破氏の判断が注目されます。

既に出馬表明している岸田前政調会長は二階幹事長と会談しました。
また出馬に意欲を示す下村政調会長は昨日、安倍前総理と会談したことを明らかにし、推薦人の確保に向けた動きを活発化させています。

アップル決済囲い込み緩和

アメリカのアップルは26日、小規模なアプリ開発者を対象にアプリ内での課金はこれまで通りアップルの決済システムの利用を義務付けるものの、それ以外では他の決済手段をユーザーに案内することを認めると発表しました。
高額な手数料を強制しているとしてアプリ開発者から提訴された訴訟において和解案で合意したためです。

電気・ガス料金、全社値上げ

大手電力10社が今日発表した10月の家庭向け電気料金は9月と比べ全社で値上げとなりました。
石炭や液化天然ガスなどの輸入価格の上昇が原因です。
大手都市ガス4社も全社で値上げを行います。
大手の電気ガス全社が値上げするのは2カ月連続となっています。

総裁選、出馬の岸田氏
二階幹事長に宣戦布告

山川さん
永田町で今話題になっているのは岸田さんが出馬会見の時に言った「党の役員の任期は3年まで」って言ったこと。
これは具体的な名前は出さなかったですけど、明らかに二階幹事長在任が5年を超えてますから、二階さんのことを言ってるわけですね。
今日は表向きな会談やってるように見えますけども宣戦布告ですよね。

狙いの一つは安倍さんや麻生さんに対して秋波を送ってるんです。
というのは今回この党役員って言ってところがミソで、閣僚のことは言ってない。
二階さんだけを名指ししてるようなもので、長期政権に居座っている二階さんが面白くないわけです、この二人は。

もう一つは若手に造反を呼びかけてるわけです。
今回は投票しても無記名ですから、分かりやすくいうとばれないんです。

Q:石破さんが出てきてるということでどういう影響になるでしょうか?

国民に対する人気は菅さん、岸田さんと比べると高い。
特に地方票に強いわけですよね。
そこを大量とる可能性がある。
そうなってくると実はこの宣戦布告した岸田さんが一番不利になりますね。
前回も同じ3人のメンツだったわけです。
その時、とにかく石破さんにはしたくないっていう人が派閥みんなまとまって菅さんにまとまった。
同じことが今回も可能性があるわけでそうなってくると岸田さん不利になる。
そういう展開が予想されます。

世界が注目FRB議長発言
量的緩和、年内縮小を示唆

各国の中央銀行総裁らが参加する経済シンポジウムジャクソンホール会議で、つい先ほどアメリカのFRB連邦準備制度理事会のパウエル議長が講演し、量的緩和の縮小について7月の時点で年内に開始するのが適当だろうと考えていたと発言しました。
「7月のFOMCの時点でほとんどの参加者と同様、経済が予想通りに進展した場合、年内に資産購入のペースを縮小し始めることが適当と考えていた。」

FRBは新型コロナにより悪化した経済を支えるため、去年3月から市場に大量の資金を供給する量的緩和を続けてきました。
それからおよそ1年半、最近の雇用の改善などを受け、パウエル議長は量的緩和の縮小に年内にも踏み切る姿勢を明らかにしました。

「現在のインフレはさらなる著しい進展を満たしている。最大雇用に向けても明らかな進展があった。ここ数カ月、労働市場の見通しはかなり明るくなった。」

一方でパウエル議長は、失業率は5.4%に下がったが依然として高すぎるなどと述べた他、デルタ株の感染拡大が経済に与える影響を注視していくとしています。

マーケットの反応は?

量的緩和の縮小は年内開始が適当との発言に加え、利上げを急がない姿勢を見せたことからNY株式市場では買いが先行しています。
3指数揃って上昇しています。
ダウは35434ドルですねえ、ナスダックとS&P500も上昇しています。
ナスダック終値ベースでの最高値を更新しています。

量的緩和、縮小の時期は?
ポイントは雇用統計

一つの大きなポイントが来月3日に発表される8月の雇用統計です。
デルタ株の感染拡大を受けて景気に対する消費者の心理も落ち込んでいます。
ただ、パウエル議長は先ほどの講演でここ数カ月で労働市場の見通しはかなり明るくなったと述べています。
雇用の順調な回復が確認できれば量的緩和の縮小開始を宣言するのは早くて11月のFOMCではないかと見られています。

一方インフレなどを懸念する複数の地区連銀の総裁からは10月にも量的緩和の縮小を急ぐべきだとの声が上がっています。
ただ、パウエル議長の講演を受けて9月のFOMCで縮小開始を宣言するという見方はやや後退しているようです。
デルタ株の感染拡大が経済に与える影響を睨みながらの難しい判断が求められています。

ワクチン接種率7割の壁
インセンティブは不公平

山川さん
私は大賛成ですね。
世界各国が接種率の7割の壁に直面してるわけです。
一番下の所が日本ですけども、直面することはもうはっきりしてる。
今はワクチンの在庫がなくて苦しんでますけども、もうすぐ在庫が出てくれば、次は供給問題から接種したくない人にいかに接種してもらうかって問題に移るのは間違いないわけだから、そこに備えるかは大事だと思います。

魅力的な物って必要だと思いますけども、今一部でもう既に打った人もたくさんいる中で、これからインセンティブってちょっとずるいと不公平だって話あるんだけど、私それはナンセンスだと思いますよ。
それ言い出したら、そもそもが高齢者の人たちが先に先行して打ってたでしょ。
ということは、その間は若い人たちは不公平感を受け入れてたわけです。
ですからワクチン接種っていうのは周囲の人が打てば打つほど自分の感染リスクも減るわけだから、誰が得して誰が損だっていうようなそういう発想から抜け出して捨てなきゃいけない。
それが集団免疫っていうことの基本的な考え方なんですよね。