WBS 2020/11/2(月)
- 2020.11.03
- wbs
- 1. NEXT STAGE経済再起動マグロの競り見学再開
- 2. 名古屋で全国初の感染対策
- 3. 空港発PCRセンター開設
- 4. 空港検疫所、デジタル化急務
- 5. クルーズ船、約10カ月ぶり再開
- 6. 欧州は都市封鎖続々
- 7. 新型コロナ関連ニュース
- 8. トランプ大統領一方的に勝利宣言へ
- 9. 激戦州で黒人射殺、両候補は
- 10. 治安悪化、投開票へ厳戒態勢
- 11. 元側近が見る選挙後の世界
- 12. ねじれ継続でも解消でも不安
- 13. 大阪都構想、再び否決
- 14. 菅総理、閉鎖的で既得権化
- 15. 顔認証リーダーを体験
- 16. コンビニATM手数料改定
- 17. NY原油、5カ月ぶり安値都市封鎖で広がる警戒感
- 18. 世界のマーケット
- 19. 中井貴一さんらに紫綬
- 20. 香港、民主派議員ら7人逮捕
- 21. イスラム教徒の心情理解
- 22. コロナ禍とSNSが呼び水?イスラム過激派の台頭
- 23. トレたま:あすの会議システム
- 24. リーダーの鬼門国民・住民投票
NEXT STAGE経済再起動
マグロの競り見学再開
東京豊洲市場では今日、新型コロナの影響で中止していたマグロの競りの見学をおよそ8ヶ月ぶりに再開。
以前は1日に120人を受け入れていましたが27人に絞るなど感染対策を徹底しました。
その東京都では今日、87人の新規感染者が確認されました。

8月上旬をピークに減少に転じましたが、9月以降は高止まりが続いている状況です。
名古屋で全国初の感染対策
各地で感染がジワリと拡大しています。
北海道で今日確認された新規感染者は東京を上回る96人。
おとといに続いて過去最多を更新しました。
特に感染が広がっているのが札幌市。
おととい97人の感染が確認された愛知県でも再び警戒感が強まっています。
名古屋市は繁華街栄と錦で接待を伴う飲食店で市の実地調査と従業員のPCR検査に応じれば、協力店としてインターネットで紹介する認定制度を始めます。
空港発PCRセンター開設
経済の再起動で欠かせないのが海外との人の往来です。
今日成田空港内に開設されたPCRセンター。
海外へ渡航する人が出国前に検査を受けられる施設です。
出発当日でも事前予約なしに検査ができ陰性証明書を受け取ることができます。

現在日本からビジネスでの渡航が許されているのはこちらの9つの国と地域。
日本を出る前にPCR検査を実施し、72時間以内などの陰性証明書を持っていく必要があります。
PCRセンターはこうした急な出張のニーズにも対応できます。
海外との往来がビジネスの柱とも言える大手総合商社。
現在の出張への対応を聞きました。
伊藤忠商事、三井物産、さらに三菱商事は海外出張の原則禁止を継続します。
こうした中、住友商事がある決断に踏み切りました。
住友商事 災害・安全対策推進部 月本部長
「必要に応じて出張始めるということで取り組んでいる。フェイストゥフェイスの方がよりお互いの意思をしっかり確認できる。」
政府が9つの国と地域のうち、3か国との間で結んだビジネス目的の短期の出張者に限り、入国後2週間の待機を免除する制度。
これにあわせ住友商事は先月、海外への出張を再開したのです。
PCRセンターの開設もこうした動きを後押しします。
空港検疫所、デジタル化急務
一方、海外から日本に入国する人の受け入れ体制の強化も進められています。
成田空港の検疫所で試験的に始まったのがデジタル化です。
検疫所では入国するほぼ全員にPCR検査を実施しています。
中でも一番時間がかかっていたのが連絡先や滞在先を記入した紙の確認作業。
職員は記入漏れがないか一人ひとり対面で対応。
さらにこの情報を臨時で雇った職員25人が紙を元にパソコンに入力する作業を行ってきました。

この情報は入国者の体調確認を行う保健所に送られます。
記入ミスや入力ミスがあると本人と連絡が取れず、保健所にも大きな負担となっていました。
今回のデジタル化では入国者がQRコードを読み取り自ら入力するのでミスが減ることと、対応する人員の負担軽減につながります。
ビジネス客の増加に伴い、今月末に今の2倍にあたる2万件に検査体制の拡充を目指している全国の検疫所でもこうしたデジタル化が必須となってきます。
クルーズ船、約10カ月ぶり再開
空だけでなく海でも再再起動が。
今日夕方横浜港を出発したのは国内最大のクルーズ船飛鳥II。
日本郵政グループが今年1月以来およそ10ヶ月ぶりに運航を再開しました。
今回のクルーズは三泊四日の日程で横浜と静岡の清水港を往復します。
感染対策のため店員は半分以下の400人ほどに抑えました。
郵船クルーズ坂本社長
「400名で収益が上がるかというとかなりきつい。できるだけ早い期間で600名ぐらいまで定員を増やす」
再開にこぎつけたクルーズ船。
日本郵船グループでは経済活動の再開を受けて、コンテナ船の荷動きも活発化しているといいますが先行きは不透明さも残ります。
欧州は都市封鎖続々
経済再起動へ加速する日本と対照的なのがヨーロッパです。
イギリスではロンドンがあるイングランドで5日から再び都市封鎖に踏み切ることを決めました。
来月2日まで生活必需品を扱う店以外は閉鎖。
飲食店などは持ち帰りを除き営業禁止です。

10月に入り感染者が急増したイギリス。
今では1日あたりの新規感染者が2万人を超え、対策が急務となっています。

12月2日までの措置としていますが、一部大臣の発言を受けて新聞の見出しではロックダウンはクリスマスまで続く、さらには来年まで続くかもしれないという見出しまであります。
こちらでは終わりのない悪夢という表現まで使われています。

イギリス以外にもヨーロッパ各国で同様の措置が取られています。
イタリアでは飲食店の夜間営業禁止など規制を強化。
スペインでも再び非常事態宣言が出されています。

そのイタリアとスペインでは、31日にイタリアローマで開かれた都市封鎖に反対する抗議集会。
営業禁止を求められた職業の人々が経済的支援を訴えました。
さらに、スペインでは夜間の外出制限などに抗議する市民らの一部が暴徒化しました。
そんな中、2日から飲食店や娯楽施設の営業禁止に踏み切ったドイツ。
首都ベルリンでは昨日までやっていた飲食店が閉まり活気が失われています。
ベルリンでダンススクールを運営する米田さん。
夏にスクールを再開し生徒の数が元に戻り始めた矢先のことでショックを受けています。
「僕のビジネスは完全に打撃を受けるので残念ながら閉めなければいけない。」

ヨーロッパでも特にクリスマスを重要視しているドイツ。
毎年恒例のクリスマスマーケットも今年はほとんどが中止となりました。
しかし都市封鎖で感染を抑え込めれば、クリスマスには家族で自由に過ごせると政府の決定を容認する市民も多いといいます。
新型コロナ関連ニュース

今日国内で新たに確認された感染者数は489人でした。
WHO世界保健機関のテドロス事務局長が自主隔離です。
「Twitter上でテドロス事務局長は新型コロナの感染者と接触した。WHOの手続きに従い、数日間自主隔離し自宅で執務すると」明かしました。
体調に変化はなく症状はないということです。
8ヶ月ぶりに観光客が戻ってきます。
感染拡大で閉鎖されていた南米ペルーの世界遺産マチュピチュ遺跡が一日、観光客の受け入れを8か月ぶりに再会しました。
色とりどりの光に照らされ舞や朗読で神々に感謝を捧げる伝統的なインカ式の儀式が行われ再開を祝いました。
閉鎖中、周辺の多くのホテルやレストランが経営破綻に追い込まれたため壁にマチュピチュが帰ってきたという文字が映し出されると参加者からは拍手が起こりました。
中国製のワクチンに猛反発です。
ブラジルサンパウロの街灯に集まったのは私達はモルモットではないと抗議する人たちです。
現在サンパウロ州の研究施設では、中国シノバック社が作るワクチンのテストが進んでいます。
ドリア州知事はこのワクチンの承認を年末までに得た上で接種を義務付けると発言し、その計画に多くの人が反対の声を上げました。
一方ボルソナロ大統領はイギリスの製薬大手アストラゼネカのワクチンを優先する方針です。
二人は再来年の大統領選挙のライバルとされていて、ワクチンをめぐり政治的な対立が激しくなっています。
感染の事実を公表していませんでした。
イギリスのウィリアム王子が4月に新型コロナに感染していたとイギリスの公共放送BBCが報じました。
王室は3月下旬に父親のチャールズ皇太子の感染を発表していて、陽性が確認されたのはほぼ同じ時期と見られます。
イギリスの大衆紙サンは公表しなかった理由について、国民に不安を与えたくなかったと語ったためと伝えました。
今年は距離を取ってお菓子をもらいました。
アメリカのハロウィン。
お菓子をもらいに町中を練り歩く姿も今年は新型コロナ対応となりました。
こちらのお宅では階段の手すりの空洞部分を使ってお菓子を発射。
子供たちはしっかり距離を取って受け取りました。
トランプ大統領一方的に勝利宣言へ

投票日を目前に控え激しく追い上げるトランプ大統領。
支持率でリードするバイデン氏も支持固めに全力を挙げています。
期日前投票を済ませた人は9400万人とすでに前回の総数の2/3を突破。
郵便投票ではバイデン氏への投票が多いと見られています。
こうした中、トランプ氏が選挙当日、開票の途中段階ではバイデン氏をリードした場合、その日の夜にも一方的に勝利宣言する方針を側近に伝えたとアメリカメディアが報道。
トランプ氏は報道を否定しましたが
「選挙後に集計ができるのは恐ろしいことだ。」

トランプ氏は勝敗の鍵を握る激戦州のペンシルベニアについて、開票の序盤当日投じられた票が集計される段階では自らがリードすると想定。
その後、郵便投票の分が集計さればバイデン氏の票が伸びた場合は不正行為とみなして訴訟を起こす構えだということです。
激戦州で黒人射殺、両候補は
そのペンシルベニア州で今ある問題が争点になっています。
最大都市フィラデルフィアで開かれたのは先月末警官に射殺された黒人男性の追悼式です。
ナイフを手放さず近づいてきたとして二人の警官が少なくとも14発を発砲。
この男性は精神的な問題を抱えていたとされています。
街では警官による過剰な暴力だと訴える抗議デモが発生。
このデモに乗じて多くの店で略奪が発生しました。

こちらの衣料品店では店内のあちこちに荒らされた跡が。
店主のジャミーラさんが見せたのは鍵の残骸。
ドアを力づくで破壊され侵入されたのです。
およそ20人が店内に流れ込むと商品を次から次に奪っていきました。
被害額はおよそ300万円にものぼり、再開のめどは立っていないといいます。
こうした中、トランプ氏は集会でこの事件に言及。
「フィラデルフィアで暴徒が大暴れした。偉大なる警察官が50人もけがを負わされたんだ!バイデン陣営は暴徒や無政府主義者・略奪者を擁護する連中だ。」
一方のバイデン氏も
「社会を分断しようとする大統領を我々の手で終わらせることができる。」
訴えたのは人種差別の解消。
支持基盤の黒人の票固めを図りました。
治安悪化、投開票へ厳戒態勢
ペンシルベニア州フィラデルフィアの最新の様子を現地で取材に当たっています宇井さんに伝えてもらいます。

実際に略奪のあったショッピングモールに来ています。
こちら銀行の店舗なんですがベニヤ板が張り巡らされまして営業を停止してしまっています。

アメリカの地方都市によくあるATMのドライブスルーなんですがそのATMご覧ください。
何かで殴ったんでしょうね、モニターが突き破られていまして、中が見える状態です。
部品が外されてる中身が見えて、レシートが散乱しているような状況なんです。
こんな状態ですからナショナルガード、州兵がライフルを携行して警戒しています。
非常に物々しい雰囲気です。
奥に進みますと、広い駐車場。
奥に見えるウォルマートの客などが使う駐車場なんですがウォルマートも略奪にあい営業を停止していまして、駐車場がガランとしてしまっています。
ビジネスが止まっている状態なんです。
現地ではあと20時間ほどで投票日を迎えますが、アメリカに根強い人種差別を背景に治安が一気に悪化しています。
またトランプ大統領が一方的な勝利宣言や早くも投票結果をめぐる訴訟を匂わすなど混乱が続いてしまう可能性も高まっていまして、こうした厳戒態勢が全米で続くことになりそうです。
元側近が見る選挙後の世界
トランプ政権の中枢で大統領の外交方針に大きな影響を与えてきたのが前大統領補佐官のジョン・ボルトン氏。
今回の選挙でどちらが勝つのか、そして日本や中国との関係はどうなるのか、回顧録を出版したボルトン氏にジャーナリストの池上彰さんが聞きました。

去年、G20大阪サミットのため来日したトランプ大統領。
多くの首脳会談に同席していたのはジョン・ボルトン氏です。
外交政策で強硬な姿勢を見せるネオコンの代表格で、トランプ政権では国家安全保障担当の大統領補佐官を去年9月まで勤めました。
回顧録ではトランプ政権の実態や史上初の米朝首脳会談など外交の舞台裏、そしてトランプ大統領の無節操ぶりなどを赤裸々に暴露しています。
政権を去ったボルトン氏は今回の大統領選挙をどのように見ているのでしょうか。
前大統領補佐官 ジョン・ボルトン氏
「世論調査では全国でも激戦州でも概ねバイデン氏がリードしています。
ただ4年前、民主党のクリントン氏が支持率ではリードしていたのに破れた事を皆覚えています。
現時点でどちらが勝つかはっきり言える人はほとんどいないでしょう。」
トランプ大統領、バイデン氏のどちらが勝っても世界的に大きな懸案なのが悪化している米中関係の行方。
Q:トランプ大統領は中国に対して非常に厳しい態度をとってます。しかしボルトンさんの本を読むと大阪のG20の時に実はトランプ大統領は習近平国家主席に自分の大統領選挙に有利なように、いろんなことを頼んだという風に書いてあります。ということは中国に対して厳しく言ってるのは選挙のためだなと選挙が終わればそんなことはないんだなという風に思っているんでしょうか?
「トランプ大統領もそう考えているかもしれません。
トランプ大統領は新型コロナをきっかけに中国に対する見方や方針を変えました。
各国の対応が中国のせいで遅れたと、多くのアメリカ人が反感を持ったからです。
強硬路線を取ることが再選にプラスになるとトランプ大統領は中国に制裁も科しました。
しかし、再選して習近平氏がおめでとう素晴らしい貿易協定にまた取り組もうといえば、トランプ氏もそれは良い、関税を撤廃し制裁も止める、世紀の取引を成し遂げようと言うかもしれません。
それはアメリカにとっても友好国にとっても危険な事態になります。」
Q:バイデン大統領になったら米中関係はどうなるとお考えですか?
「世論は変わりました。
新型コロナにより、党派に関係なく中国に対する評価は悪くなっています。
バイデン氏が大統領になり、菅総理やEU各国の首脳と話して、中国の知的財産侵害や受け入れられないような貿易の実態を知れば、バイデン氏は中国に対し強硬路線を取らざるを得ないでしょう。」
こうした中国への働きかけを強めるためにも日米関係はより重要になると強調します。
「菅総理は安倍前総理が何に成功し、何に失敗してきたのか直接見てきました。
実質的な政策は継続されるでしょうし、トランプ大統領が頻繁に話せる相手になろうとするでしょう。
であれば菅総理は遠慮してはいけません。
勝つのが大統領でもバイデン氏でも選挙後はすぐにワシントンに来て欲しいと思います。」
いよいよ明日は投票日。
ボルトン氏自身の判断は。
Q:トランプ大統領が再選を果たしたら非常に危険だとお考えですね。にもかかわらずバイデンさんに投票するおつもりはないんでしょうか。
「バイデン氏に投票するつもりはない。
共和党の候補に入れない大統領選は初めてですが、バイデン氏にも投票しません。政策に賛成できません。
だからバイデン氏が勝つほうに1ドルならかけてもいいですが、それ以上はかけられませんね。」
ボルトン氏は今回共和党支持者の中には自分のようなどちらにも投票しないという行動をとる人が結構いるのではないかという風に話していました。
インタビューの完全版はテレビ東京ビジネスオンデマンドで公開いたします。
ねじれ継続でも解消でも不安

今後のアメリカ政治考えていく上では大統領選挙の結果もそうなんですけれども、連邦議会選挙の行方にも注目していく必要がありますよね。
滝田さん
典型的なねじれが起こっている。
大統領と上院が共和党、下院が民主党とこういう風になってるわけです。

このねじれの帰結というのははっきりしてまして、議会で成立する法律の数が物凄い減ってるわけですね。
だいたい2~300件ぐらいあったものが今や200件も割ってるわけです。
つまり立法生産性がガクッと落ちている。
Q:ねじれが解消されて民主党になった場合、立法も増えてくる?
そこで問題になるのは今度は民主党内のねじれですよね。
バイデンさんは民主党の候補になれると思ってた人はいないんじゃないかと思うんですよね。
左派が非常に強かったわけですね。
執行部であるバイデンさんの力がそんなに強いと思えない。
その意味でバイデンさんが当選してもリーダーシップに疑問がつく。

もう一つ議会の仕事は立法と並んで予算を作ることなんですけれども、ご覧いただきたいのは非常に財政不透明指数と言うんですけれども、財政予算の動向が非常に読みにくくなってるわけです。
この状況が仮にバイデン政権になって解消されることはないとすると、やっぱり先に経済について不安が高まると、何と言うのかいまその状況にアメリカはあるんじゃないかと思います。
大阪都構想、再び否決
大阪市を廃止し、四つの特別区に再編する大阪都構想の住民投票が昨日実施され、反対が賛成を2万票ほど上回り否決されました。
否決は2015年の住民投票に次いで2度目で党の看板政策として都構想を推進してきた日本維新の会代表の松井一郎市長は今の任期を全うした上で政界を引退する意向を表明しました。
地元組織の代表は近く辞任し、後任は代表代行である吉村大阪府知事で調整しています。
菅総理、閉鎖的で既得権化
菅総理大臣は衆議院予算委員会で日本学術会議の会員選考過程について、閉鎖的で既得権益のようになっているとして改革の必要性を訴えました。
野党側は論点ずらしだとして反発を強めていて、4日の質疑でも追及を続けることにしています。
顔認証リーダーを体験
来年3月のマイナンバーカードと健康保険証の一体化を前に、田村厚生労働大臣と平井デジタル改革担当大臣が今日カードリーダーを使っての顔認証を体験しました。
病院や薬局に置かれた端末に患者がマイナンバーカードをかざし顔写真を撮影すると、本人確認や薬剤情報の取得が可能になります。
厚生労働省では受付業務の簡素化や患者の接触リスクを減らす取り組みとして普及を目指します。
コンビニATM手数料改定
三井住友銀行は来年4月5日からコンビニにあるATMの手数料を一部無料にすると発表しました。
取り扱いが集中する毎月25日・26日の日中の手数料は現在の110円を無料にするほか、早朝や夜間も220円から110円に引き下げます。
一方でそれ以外の日は平日休日問わず値上げし、銀行の収益改善と客の利便性向上の両立を図りたい考えです。
NY原油、5カ月ぶり安値
都市封鎖で広がる警戒感

ヨーロッパで新型コロナの感染拡大を受けた都市封鎖が相次ぐ中で原油先物価格が大きく下落しています。
ニューヨークマーカンタイル取引所で日本時間の2日、国際的な指標の一つであるWTIニューヨーク原油は一時1バレル33ドル64セントとおよそ5カ月ぶりの安値水準をつけました。
ヨーロッパ各国で移動制限が導入されたことで原油の需要が落ち込むとの警戒感が広がりました。
市場関係者は経済活動が再開されないと価格は戻りづらいと話しています。
世界のマーケット
WTIニューヨーク原油は現在1バレル35ドル66セント近辺で取引されています。

世界の株価指数です。
日経平均株価は6日ぶりに上昇300円以上値を上げて取引を終えました。
中国は横ばい、韓国は1.5%上昇しました。
ヨーロッパは午後11時15分現在、各国何も上昇しています。
ニューヨーク株式相場、3指数上昇しています。
ダウは現在250ドル以上の上昇、ナスダックは122ポイントほど上昇しています。
中井貴一さんらに紫綬
今年の秋の褒章が発表され芸術やスポーツで功績を残した人に贈られる紫綬褒章には俳優の中井貴一さんが選ばれました。
中井さんは自分の人生、間違いばかりではなかったと安堵しておりますとコメントしています。
また緑綬褒章にはスーパーボランティアとして知られる尾畑春夫さんが選ばれました。
今回の褒章は775人と27団体が受賞しました。
香港、民主派議員ら7人逮捕
香港警察は昨日、立法会条例違反の疑いで民主派の現職議員など7人を一斉に逮捕しました。
5月の立法会で親中派と民主派の議員が対立した騒動を受け、立法会事務局から通報を受けた警察が捜査を進めていました。
香港警察は昨日の午後までに全員を起訴し保釈しました。
イスラム教徒の心情理解
フランスのマクロン大統領は中東の衛星テレビアルジャジーラのインタビューでイスラム諸国でデモやフランス製品の不買運動が広がっていることについて、イスラム教徒の心情は理解し尊重すると述べ、イスラム教徒に寄り添う姿勢を見せました。
フランスでは先月16日、預言者の風刺画を授業で使った教師が殺害される事件が起きた後、マクロン大統領が風刺画を表現の自由として擁護する姿勢を見せたため、イスラム諸国ではマクロン氏を非難するデモが拡大しています。
コロナ禍とSNSが呼び水?
イスラム過激派の台頭
マクロン大統領の姿勢を受けてイスラム圏の国々で大きな反発が起こっているということですね。
滝田さん
風刺画の自由発言でイスラム圏の首脳も建前上フランス批判をせざるを得なくなっちゃったんですよね。
それを一番利用してるのがイスラム過激派と言わざるを得ない。
そういう状況になってると思います。

コロナ禍で皆さん巣ごもり状態を強いられてしまいまして、そうした中、不安そして失業、不満こうしたストレスがあるわけなんですが、それをSNSで刺激している。
イスラム過激派がSNSを武器に使ってるわけですよね。
非常に巣ごもりしている人のストレスがたまっている事を上手く利用してるんですね。
そしてヨーロッパ・アフリカ・中東をネットワークで結んでますからこの問題が相当根が深いと思いますよ。
トレたま:あすの会議システム
File-5279

離れた場所にいる人と対面しているかのように管理できるシステムが今回のトレたまです。

森さんの画像合成して作り出したそっくりな分身。
分身はゴーグルを着けた森さん本人の動きと連動します。
森さん以外にも離れた場所から他の人の分身が集まり会議が始まります。
ホワイトルーム(スターター版)
月額11万円

空間に資料があります。
なぜこんなことができるのでしょうか。
鍵はゴーグルに搭載されたセンサー。

今いる空間をスキャンし、ほかの人がいる場所とリアルタイムに重ね合わせてデジタル化した資料を投影しています。

同じ空間で共有できれば離れている相手がどの資料を見ているかも一目瞭然。
形状が複雑なものでも指し示しながら確認でき話しやすくなります。
リーダーの鬼門
国民・住民投票

滝田さん
まさに直接民政。
ヨーロッパでは国論を二分するようなテーマについて国民投票はよく行われてる。
一番記憶に新しくインパクトがあったのはイギリスのブレグジット。
EU離脱か残留かの国民投票ですね。
結局離脱、ブレグジット。
キャメロン首相辞任ですが今回の大阪都みたいな感じなんですが、スコットランドのイギリスからの独立をめぐる住民投票もこれも記憶に新しいです。
ポピュリズムになっちゃいけないと思うんですよね。
そのためにやっぱりデータをきちっと指し示すことがメディアにとっても本当に重要な仕事だと思いますけどね。
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